
2016年11月13日 14時~ 紀伊國屋サザンシアター
原案 井上ひさし
作 蓬莱竜太
演出 栗山民也
出演 山西惇 松下洸平 普天間かおり/有働皆美(ヴィオラ演奏)
2度目行ってきました。やはり2度みると見逃していたところとがあったり、あぁ、こうつながるんだ
なんて思いながら見ていたら、1度目よりあっという間に感じました。
やはり二人芝居って、大変ですよねぇ。
膨大なセリフ、それに木を登ったり降りたり、変な体勢で止まっていたり。
出演の兵隊のお二人、そして、ストーリーテラーの普天間さん。
みなさん、本当に大変そう。
普天間さんも、木の下で寝ていたり、何か編んでいたり、いろいろそのシーンにふさわしような動きをしています。
りっぱなガジュマルの木。
戦争が終わったことを知らず、ずっと木の上で戦い続けた二人。
上官は戦争が負けてしまうことを知りながら、国のため戦い続ける。
飄々とした新兵。
この二人の、ちょっとかみ合いにくい会話。
これが、なんとなく、今のゆとり世代と、その上の会話のようにも感じたりして。
戦争の大変さとともに、世代の違いや立場の違いによる人間模様。
この作品、原案のままで、仕上げたのは蓬莱さんとのこと。
世代を超えて引き継がれさ作品。
ずっと上演して欲しいと感じます。