organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

文化祭と世界の絣展

2011-11-05 | 暮らしのこと

毎年この時期になると文化祭のシーズンのようだ。
もともと興味のない文化祭なうえ、身近な出来事ではなくなって
ずいぶん経つのでそのことばそのものも忘れてかけていた。
ところがちょっと仕事で関わりがあり、 文化服装学院のシューズ
デザイン科の作品を見に行くのがここ最近の恒例行事となっている。
ファッショナブルな ワカモノたちが浮き浮きしているようだが
ややハツラツさに欠けているようにも見える。
最近はきっとこんな感じなのかもしれない。
帰りがけは服飾博物館に立ち寄って締めるのも恒例で
今年は「世界の絣展」だった。
絣。ひとくちに絣といっても、あらかじめ糸を染め分けてから
織りあげるわけで、それでいてあの複雑な文様を表現するのだから
やはりすばらしい。
独特の境目がかすれる文様は奥行きや表情がでるし
世界中、インド、タイ、インドネシア、ウズベキスタン、
そしてトルコやモロッコ、フランス、アメリカなどと
ほんとうに世界中にある絣だ。
地域の風土や文化に沿った文様や色はあっても
染織技法は同じ「絣」で、やはりそこには共通性がある。
絣。あらためて再発見だ。
奥が深くておもしろい展覧会だった。
そういえば、絣。子どもの頃姉妹揃ってお正月に着せられたなぁと
懐かしく思い出す。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。