organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

麗しのライラック

2014-05-16 | 花や色のこと

このあいだ、といってももう2週間以上も前のことになるが
愛犬の好きないつもの公園をあとにする前に、まだ帰りたくない彼につられて
歩いていると、紫色のきれいな花が見える。
きっとライラックに違いないと近づいている途中から花のい~い香りがしてきた。
やっぱりそうだ。しっとりと辺り一面に香りを振りまいているかのようだ。
こんな麗しのライラックではあるが、花を切ってしまうと成長が止まり、
つまりは香りが出せなくなってしまうのだそう。
さらに香料として使われていることがすくないのは、抽出がむずかしかったり、
そもそも香りが生花とは違ってしまうからということもあるのだそう。
それはともかく、なんと札幌では今日から「ライラックまつり」が
はじまったそうだ。
なんたって「札幌の木」がライラックで、大通り公園には400本もの
ライラックの木があるのだそう。
HPによるとライラックまつりとは、昭和34年「ライラックの花が咲き揃う季節に
文化の香り高い行事を行う」という文化人の呼びかけにより始まったのが
ライラックまつりですとある。
こどもの頃からよく行った大通り公園だが、その頃にはもうすでに
ライラックまつりが開催されていたのだから、ものすごい古くからの
歴史のあるイベントということになる。
ライラックに馴染みがあり好きなのは、そんなこどもの頃からの視覚的、
嗅覚的に記憶に残っていることもあるのかもしれない。
雪が溶けて春が訪れ、初夏を前にはじまったライラックまつりは
あいにくの雨で肌寒かったらしく、まさにリラ冷えだったそうだが
しっとりとした中、香りに誘われて歩く大通り公園もきっとまたいいものだろう。





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