organic journal

生活が楽しくなるきもちのいい " organic life " を楽しもう *

そろそろケルアックでも読んでみようか。

2010-09-21 | 暮らしのこと
ジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグ、
ウィリアム・バロウズ、ニール・キャサディ。
家にはうんざりするほどこのビートニクな人たちの
本があるのだが、特にケルアックは避けていたと
言っていいくらいで、回りでどんなに熱く語る人がいても
読まなくてもそばで何やカニヤと説明してくれる
"グーグル" に負けず劣らずのだんなさまがいても
映画は見ることがあっても、まだまだ、と
何となく、でも何かがあってか自身では読むことがなかった。
でもそろそろ、ジャック・ケルアックでも読んでみようか、と
思っていた矢先、私には最適のこれが、これこそが
求めていた本でこの本からこのビートニクの世界に思う存分突入して
いくことになるだろうと確信できる1冊の本に巡りあった。
それが「You'll be Okay ジャック・ケルアックと過ごした日々
そのままでいいよ。。」だ。
ケルアックの最初の妻、イーディ・ケルアック=パーカーが
書いたもので、彼女はケルアックとギンズバーグ、バロウズの
ビート作家たちとの出会いを作った女性で
すでに'93年に亡くなってしまった後、ようやく出版された本だ。
ケルアックからイーディーに宛てた未発表の手紙も含め
ビートファンにはたまらない1冊であることだろう。
ビートジェネレーションの男たちの中に関わっていた女性の
同じ時代を生きていた、ビートの中にいた女性の目から見た
40年代のビートニクを、女性の生き方を知ることができる。
ケルアックのお葬式からはじまるこのワクワクする本は
私にとってのビートニクの入り口に導いてくれることに
まちがいないようだ。