シャロンの部屋 Around

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All That Jazz!

日本人とアメリカ人

2010年06月09日 | 日記
小さいときからなぜか日本社会の慣習や不文律に疑問を抱いていた異端児だった、と思う。
日本、常識としてまかりとおっている変なことがいっぱいある国。
私が今の組織にいるのも、ある意味当然なのかな。
1)残業することが、一生懸命やっていることを示す方法だと信じこんでいること。
2)飲み食いの場を通して人間関係をつくろうとすること。
3)なにごとにもケチつけたり批判をするのが大好き。

などなど、たくさんあるけど、最近強く思うのは、時間どおりに始めたがるくせに時間どおり終わらないこと。どんな会議もたいがい延びる。日本人は何をやっても時間どおりに終わらないし終われない。それは多分、1)の、それが一生懸命やっている、ことを示すと思い込んでいるから。

訪問の約束をすると、アメリカ人は、5分10分遅れてくる。
日本人は時間前に到着する。あるアメリカ人のお宅を訪ねたとき、5分前にピンポンと鳴らしたら、Oh, You're earlyといやな顔をされた。日本人は5分前が掟だけど。


この間、東京である研修に行ったんだけど、さすがアメリカ人集団。集合時間後10分くらいはみんなわいわい雑談をしていて、ちょっと遅れてきた人もうまいことまぎれて目立たなかった。ところが、一日目は45分、2日目などは2時間も早く終了した。同じ内容を早く終わることができれば、それは優れたマネージメント、になるから。つまり効率が良い、ということになるから。アメリカ人、効率大好き。日本の残業を見て、彼らはおしなべて、効率悪いんじゃないの?と思うのだ。
(もちろん、厳しい環境で残業を強いられているケースもあるので、すべて当てはまるわけじゃありません。ここでは単に民族的な感覚の違い、価値観の違いだけを話題にしてますので)

私は極力定時に帰宅する。でも、『長時間労働=私はこんなに一生懸命働いているのよ見てちょうだいすごいでしょう』思い込み派は、『あらいいわね、あなたは早く帰れて』などといやみをのたまう。
悪いが私は、あなたのように仕事だけやってればいいほど、ヒマじゃないのよっ!