シャロンの部屋 Around

料理、ダイエット、インテリア、ガーデン・・・
日常のあれこれをつづる
All That Jazz!

Vergin Tutto Amor 愛に満ちた聖母よ

2010年10月28日 | 日記
声楽を習い始めて、来年の2月で3年になります。

今やっている曲は、Vergin Tutto Amor
マリア様の歌。
日本人は、やはりキリスト教文化が根底にないからこういう歌は難しいんだけど、歌の意味が心にしっくりおさまると、実際「歌える」ようになる。ただ旋律を追ってる感じじゃなく、自分でうたう、奏でる感じに。
パリに行ってきた副産物が、この感覚かな。ほんの少しだけど。

ヨーロッパはやはりどこでも庶民の生活の根底にキリスト教があって、教会が観光名所。
厳しい生活をしながらも教会建設には血と汗と涙をつぎ込んでいた。
大きな教会は、わーっステンドグラスきれいっ、天井高ーい、って、日本ではみたことないような巨大な教会の内部に驚嘆して終わりがちだけど、小さな村の教会なんかに行くと、階級社会の底辺の人たちが、日夜こうしてマリア様の前で、日々のつらい生活の中に小さな希望を見出そうと祈りをささげていたんだなって。

写真はゴッホが晩年の数ヶ月をすごしたオーベルシュルワーズ村のエグリース。中はしっぽりと暗く、静寂で、マリア像の前はろうそくの灯が絶やさずともされていて。
こんな教会の中にちょっと身をおいてみただけでも、この歌の意味を少し理解できた気がするのです。

料理研究会第一回

2010年10月26日 | 日記

今朝は4時半に起きて、研修旅行へ行く息子を、空港行きバスのターミナルまで送りました。ねむい。なんたって朝7時、空港集合。どこのおうちもお母さんたちは早起きしただろうな。
息子は、京都の和菓子づくりを体験してくるらしい。


その母たち3人で次の土曜日、料理研究会をすることになりました。

栄えある第一回会合のメニューは
1)レンズ豆のサラダ(上の写真が見本-パリで食べた)
2)家庭菜園のバジルを使った自家製ジェノベーゼパスタ
3)パンプキンパイ(クローブナツメグなどをちゃんと使った本格的アメリカンパンプキンパイ)
4)ルバーブクランブル

ルバーブクランブルはおしえていただくので、すっごい楽しみ。

            
 
            -新篠津の秋の空5-


今年買った、いちばん失敗したもの

2010年10月25日 | 日記

それが、ね、キッチンで料理をするときに使うために、座高の高い、小ぶりのスツール型ハイチェアがほしかったんだけど、通販でとどいたら、なんとふつうのデスクチェアだったショックショック、大ショック。サイズをちゃんと確かめなかったのが悪いっ!
しかも組み立ててしまったもんだから返品できない
自分が見ていたら、開梱したとき、ちがうと思ったら、それ以上出さなかったのに、たまたま料理かなんかしてて、見ていなかったので、気がついたときにはすでに夫がだだんと組み立ててしまっていたのでした。

あんまり失敗しないんだけどね。
とてもよい品物なんだけどなあ。送料800円いれると12000円超。
だれかあ、買ってちょうだあいっ、新品だよ~っ!
札幌近郊の方、とどけます~!価格応相談!

うちでは使い道がない。子供たちもそれぞれデスクチェアあるし、置くところがない。このまま屋根裏行きなんて悲しすぎる。
仕事と家事でけっこうてんてこまいしてるから、通販よく利用するんだけど、これほど失敗したことはない。。。


-新篠津の秋の空4-


今年買ったいちばん高価なもの

2010年10月21日 | 日記

(写真はパリ、ホームステイ先のエントランスを出たところの通り。緑の看板は、オーガニックフーズのお店です。)


ブログのトラックバックとかっていう機能、練習のために。
いまいち使い方わからないけど、ひとまずテーマにそってブログを書くってことで、これを。

この一年に買ったいちばん高価なものは、それはパリへの短期留学です。
モノではないけど、モノではないものにこんなにお金を払ったのは、実は意外に私らしくない。もう元祖material girlで、時間とかサービスとか、贅沢さとか、形になっていないも物質として残らないものに、お金を払うのは元来苦手だから。だからこそ、そんな自分から脱却したいというか、目に見えない、自分にとって、何か意義のようなものにお金をはらってみようって。

語学学校の授業料、2食つきホームステイ、空港までの送迎込みで約30万。往復の航空券17万。昼食代や、おこずかいやその他の交通費などいれるとトータル70万くらいかな。
でもとても自分にとって価値ある一ヶ月だったと思う。


音楽祭

2010年10月20日 | 日記
10月20日は午後7時からLプラザ(札幌駅北口)でダニエル・パール音楽祭。

ダニエル・パールはウォールストリートジャーナルの記者だったのだけど、8年前取材で行ったイラクで殺害された人。そういえば、ニュースで見た記憶が。
彼がバイオリン奏者で、どこへ行くにもバイオリンを持参してあちこちで演奏していたことから、見舞金で遺族や友人が基金を立ち上げ、音楽で世界の平和を祈ろうとはじめた音楽集会。アンジェリーナ・ジョリー主演のマイティハートっていう映画、このダニエル・パールの実話なんだそうで。
演奏するのは、北海道インターナショナルスクール、HBC少年少女合唱団、北大ブルーグラスバンド、在札幌米国総領事館の外交官たち。そして飛び入りゲストに、ニューヨークで活躍するジャズピアニスト!?
入場無料

栗の皮むき

2010年10月18日 | 日記

『栗物語』をアップしたあとにおしえていただいた栗の皮むきはさみ、『栗くり坊主』が届きました。
うんうん、これはラク!3個くらい剥くとコツがつかめて、ラクに剥けるように。
何より指先が痛くならないし、包丁よりいくらか早いかな。
栗暦6年。もっと早く出会いたかった。。。

そうして炊いた今年の栗おこわ。
生からいきなりもち米といっしょに炊くと少し固めになっちゃうけど、やっぱりおいしいっ!
昨夜はカロリーも気にせず、しこたま食べました。
何せ、晩ごはんはこれと味噌汁だけ。しあわせだぁ~

しかしそこで終わりではないのがわが家。
栗おこわなどまったく興味のない子供たちに、鶏肉と野菜でナポリタンをつくりました。
あーめんどくさ。

日曜の朝は、新聞で見た、『ルアーコーシング』という催しに行ってみました。擬餌のようなものを的に犬を走らせるんだけど、うちのりりちゃんはルアを見ずに、パパばっかり見て走ってました。あまり意味なし。


秋のバラ

2010年10月15日 | 日記
初夏から咲くわが家のバラ、今年は秋が遅いのか、一時期あまり花をつけなかったけど、このところまた賑わいを見せています。
家を設計したときにうちの中から庭のバラを見られるようにすればよかったと、数年経過した今になって思ったりして。せっかく咲いていても、外にでなければ見られないんだもの、ほんともったいない。
造園業者にバラの種類や植え付けをまかせたんだけど、やっぱりこういうのってセンスなのよねぇ。同じ種類が固まっていたり、色の配置が今ひとつだったりして。
いつか植え直そうと思っているうちに大きく育ってしまって、植え直しがしにくくなってます。
丈夫な足腰と骨盤底筋肉があれば自分でやっちゃいたいけど、さすがにスコップで深いとこまで掘り起こすなんて無理。夫でもシルバーさんでも、とにかくひとに頼まなきゃならないと、思ったようにコトは進まなくて、結局いつまでも手付かず。

       
                      -新篠津の秋の空3-

今週末の16日は、医療公開講座。http://urogyne1017.blog101.fc2.com/
しっかり専門家の話をきいてやっぱり手術を受けようかと思う。

栗物語2

2010年10月12日 | 日記
おととしまでうちのオフィスにいたアメリカ人、奥さんが関西出身の日本人で、ふたりそろって栗ご飯好き。一度栗をあげたら喜んで、翌年は、虫食いのしかないよと言っても、虫食いでもそこだけ切り取るからって言うので、これは本物の栗好きだと思って、私はよろこんでおすそ分けしました。

そしたら、お礼に栗ご飯が返ってきたの。私だけじゃなく、同僚女性二人にも。
その同僚の一人が、その『栗ご飯おいしかったよねー』、と私に言うので、私はすかさず『でしょう!?』と勝ち誇ったように同意をしたら、返ってきたのが、『あんた、何にもしてないじゃん』
この一言に激怒し、彼女と2週間口をきかなかったのは言うまでもない。
もちろんその理由は、昨日の栗物語に詳述しているのでご参照されたし。


-新篠津の秋の空-

今となっては笑い話。
今年は誰ももらってくれない。

この3連休は、法事で田舎に日帰りし、さらに旭川まで夫に料理の「仕出し」サービスをし、美化月間の片づけをもろもろやっていたので、栗の皮むきまで到達できなかった。
でも栗ご飯のためにがんばる。
子供たちが喜んで食べてくれれば少しは勇気がわくのだが、やつらはまったく興味がない。

栗物語

2010年10月11日 | 日記
秋といえば、かぼちゃ、栗。ほんのり甘味のある秋の作物は大好き。
わが家には栗の木があります。この土地を買うとき、栗の木があることがうれしかった。
今年の春枝払いをしたけど、この秋、大きめバケツに山盛り分くらいの栗を収穫。

『きゃ~栗ごはん!いいですねぇ』などと安易な感嘆をするような人には腹が立つ!
まず、春はボウボウの、細長い綿毛のような代物が垂れ下がってきて、枯れるとそこらじゅうに落ちる。気持ち悪い。これを鍬をつかって掃除してごみ袋につめる。

そして秋、毎朝出勤前に栗をひろう。トングを使って栗をひろいながら、イガも片付ける。時折イガのなかに入ったままの栗はイガの端をくつで押さえトングでほじくりだす。
栗はいっぺんに落ちるわけじゃないから、この作業を毎朝2週間ほど続ける。
落ちたままにしておくと腐っちゃうので、とにかく毎朝ひろう。
かぜに吹かれるとイガでさえ隣の敷地に落ちる。不法侵入して片付けに行く。
そして集めたくりを洗い、選別する。言っておきますが、ほとんど虫食い。
大粒かきれいなのは、全体の9分の1くらいかな。
きれいな栗はそのままゆでてスプーンでほじくって食べます。
虫食いのあるのは、ひとにもあげられない。虫食い部分を切り取って皮をむきます。
延々と、二日三日かけて。
(今年はひとりだと手に負えないので実家に半分以上おいてきた。これ人海戦術以外に方法はないから)

手や指先が痛くなるなんてもんじゃない。
よほどの栗好きじゃなければ栗はあげても喜ばれない。
魚をさばけないと、釣ってきた魚もらっても困るでしょ。そういう感じ。

剥いた栗はさっと、硬めにゆでて、小分けして冷凍します。
それを一パックずつ出して、栗おこわにして食べます。

それで終わりじゃないっ!

駄目押しは落ち葉の片付け。いっぺんに落ちるわけじゃないから、これも何度となくすっかり葉が落ちるまで繰り返し、ごみ袋につめる。もちろん、葉っぱはうちの敷地だけにおちてはくれないからご近所3軒の庭に侵入し落ち葉を片付ける。ただひたすら、掃いて集めて、ごみ袋につめる。雨がふると葉っぱが地面にひっついてやっかい。
そして月に一度の枝回収日に、落ち葉の袋を出す。たいてい雨が何度かふるから落ち葉のごみ袋は水をすってとてつもなく重い。一袋ずつしか持てないと裏庭からごみステーションまで10往復もするんだっ、ヨタヨタとね。

そうしてやっといただく栗おこわなんだよ~っ!!
この苦労をわからんやつに、安易に栗を語ってほしくないっ!
栗ご飯というものがどれほどの手間ひまかけてできたものか、真のありがたさをわからんやつに、つくってなんかあげるもんか。『おいしかったありがとー』程度の軽い麗句などききたくもないわっ!

栗暦6年。この意固地具合、栗ばばぁと呼ぶにふさわしい。

           
            -新篠津の秋の空-



フランス土産-自分用

2010年10月06日 | 日記
最近使い始めた、型押しのバッグ、フランス土産です。
秋にぴったりの深みのある赤。ちょっと重いのが難点かな。
外側にポケットがないところと、持ち手が少し短くて、そのまま片手で持った状態からセミショルダーにできないところが、少々不便だけど、色が気にいっちゃって、安かったし、つい買ってしまったのでした。
パリで自分に買ったのは、アクセサリーとバッグ二つ。
パリでは高いものは天井知らずだけど、安くてかわいいものもちゃんとある。
日本で買ってもっているネックレスに完璧にマッチするピアスをみつけたので購入したし、と思いきや、フランスで買ったネックレスと同じモチーフを使ったネックレスをこっちで見つけたりして。ファッション、トレンドはちゃんとつながってるじゃん、と感心しているところ。それに最近日本で見かけるベリー色。ピンクの濃い色、フランスでもお店に出ていましたね。フランス人の好みなのかなと思ったら、ちゃんと日本のファッションにも取り入れられていて、やっぱりつながってるわ。

ただちがうのは、それを身につける人。パリの人はみんなそれぞれ。日本だと若い子はみんな似たファッションをしたがる。夏場流行った、カンカン帽にマキシドレス、花柄のオールインワンなんてたくさんいたもんね。でもパリっ子は、踊らされないし、取り入れてもひとひねりしてる感じかな。日本の50のオバさんも見習おうっと。
あ、ウソついた、51だった。