今年から、高校生(1、2年生)にキャリア関連の講義をする仕事が時々入ってくる。普段は、中高年を対象に講師をすることが多いのだが、仕事の感覚をリフレッシュする意味でなるべく受けている。
生徒から見ると私たち講師は、親兄姉や先生以外で直接接する数少ない社会人(大人)である。だからと言って、「教えてやる」という上から目線ではなく、なるべく一人の若者として尊重し、目線を合わせて、雰囲気を感じながら臨機応変に進めて行く。進行表や居眠りさせないための仕掛け(グループワークなど)もあるのだが、一番大切なのは講師自身が楽しそうに仕事(講義)をする姿勢を見せることだと思う。
ムードメーカの生徒が大声で挨拶すれば、こちらも負けないくらいの大きな声で挨拶する。誰かが冗談を言って笑いが起きれば一緒に笑う。いじられ役の生徒が発言して突っ込みが入るとフォローする。大事なことは伝えながらも、教壇の上に立つだけでなく教室内を回りながら質問する、当てる。そうすると、開始早々から居眠り態勢に入っていた生徒も、面白そうだから話し聞いてみるかと顔を上げる。最初は様子を観察していた先生も、一緒になって教室を回り始める。
高校生に、進学や就職も含めた自らのキャリアや将来のことを考えるきっかけとする主旨なのに、大人がつまらなさそうに話をしたり、上から目線で教えようとしても、考えてみようという気持ちにはならないだろう。担当する高校は、いわゆる進学校ではないので、進学組と就職組に分かれる。3年生になって多くの生徒が進路選択を迫られるのだ。
終了後アンケートに、「楽しかった」「おもしろかった」「将来について考えてみようという気持ちになった」など、ちょっと前向きな気持ちになってもらえたならそれで十分と思ってやっている。実際、やっているうちに楽しくなってくる。
生徒から見ると私たち講師は、親兄姉や先生以外で直接接する数少ない社会人(大人)である。だからと言って、「教えてやる」という上から目線ではなく、なるべく一人の若者として尊重し、目線を合わせて、雰囲気を感じながら臨機応変に進めて行く。進行表や居眠りさせないための仕掛け(グループワークなど)もあるのだが、一番大切なのは講師自身が楽しそうに仕事(講義)をする姿勢を見せることだと思う。
ムードメーカの生徒が大声で挨拶すれば、こちらも負けないくらいの大きな声で挨拶する。誰かが冗談を言って笑いが起きれば一緒に笑う。いじられ役の生徒が発言して突っ込みが入るとフォローする。大事なことは伝えながらも、教壇の上に立つだけでなく教室内を回りながら質問する、当てる。そうすると、開始早々から居眠り態勢に入っていた生徒も、面白そうだから話し聞いてみるかと顔を上げる。最初は様子を観察していた先生も、一緒になって教室を回り始める。
高校生に、進学や就職も含めた自らのキャリアや将来のことを考えるきっかけとする主旨なのに、大人がつまらなさそうに話をしたり、上から目線で教えようとしても、考えてみようという気持ちにはならないだろう。担当する高校は、いわゆる進学校ではないので、進学組と就職組に分かれる。3年生になって多くの生徒が進路選択を迫られるのだ。
終了後アンケートに、「楽しかった」「おもしろかった」「将来について考えてみようという気持ちになった」など、ちょっと前向きな気持ちになってもらえたならそれで十分と思ってやっている。実際、やっているうちに楽しくなってくる。
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