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Lions blog!! 2019

2017.1.16. 年俸を見てみる ~カープ編~

2017-01-16 18:17:03 | 日記

西武プリンスドームの命名権が売れまして
「メットライフドーム」になるそうです。

名前だけ聞いたらどこやねん?となりますね。
せめて「メットライフライオンズドーム」とか「メットライフLドーム」とか
そんな感じですぐライオンズの本拠地だとわかるネーミングがよかったです。

お金入ってくるはずなので、このお金で球団設備投資へ使われることを切に願います…


さて、年俸企画もついにカープまできました!
あとはジャイアンツを紹介して終わりです。


今シーズン、25年ぶりにセリーグ制覇で広島の街は歓喜に沸きました。
もうとにかく乗りに乗ってましたが、交流戦に入ってバファローズ相手に連日のサヨナラ勝ち、
さらには史上初のサヨナラコリジョンでライオンズを3タテするなどで一気に勢いに乗り
そのままの勢いでフィニッシュ。
日本一は逃しましたが、黒田のラストイヤーを飾るには十分でしたね。

ヌルデータ置き場さんより拝借


ご覧の通りセリーグ全球団に勝ち越し。
さらにビジターのDeNA戦以外は全球団に対してホーム&ビジターで勝ち越し。
(スワローズのビジター戦のみ五分でしたが)
とにかくセリーグ各球団はマツダスタジアムで血祭りに上げられました。
スワローズ、ドラゴンズ相手にホームで11勝2敗と圧倒するなど
今シーズンはホームでの戦績が44勝19敗。圧倒的です。
ビジターでも34勝27敗1分

得点684、失点497はともにセリーグで1番の成績で
おまけに得失点差+187とプラスを叩き出したのはセリーグでカープのみ。
チーム打率.272、長打率はリーグ唯一の4割台となる.421、
防御率3.21とこれまたリーグ最少。
ホームラン153本とリーグ一ながら
盗塁数も118とリーグ唯一の3ケタ台に載せてダントツの1位。
打ってよし、走ってもよし、投げてもよし、と死角のないシーズンでした。


とにかく強いチームに共通していることですが
カープはとにかく当たり助っ人が多く、
特に野手だけでなく、投手で計算の立つ助っ人を補強できるチームはやはり強いです。
ジョンソンは26試合180.1回投げて15勝7敗 防御率2.15、QS率驚異の92.3%
超が付くほど優良助っ人です。
ピッチャーってやっぱりコントロールなんですよね。
ジョンソンのピッチングを見ていると本当に実感しました。

さらにリリーフとして67試合登板し防御率1.71とフル回転したジャクソン、
これまたリリーフ中心に50試合登板したヘーゲンズと
ホークスのサファテスアレス、
ファイターズのバース、マーティンといったように
優良助っ人ピッチャーをゲットしたチームはやはり強い。
(2015年のスワローズもそうでした)

ライオンズはここの差を本当に痛感しますね…
毎年毎年…

 

さすが低予算でチーム編成しているだけあって、
「これがセリーグ制覇したチームの年俸トップ10ですか?」
というような印象。

ジョンソンで3億円ってよく引き留められたなと思います。
ジャイアンツやホークスなら4~5億ぐらい出してた気がします。
とにかくカープは黒田が引退したので年俸バランスがやっとこさ安定すると思います。
誰がどう見たって黒田に対する6億はバランス欠いてましたから…
だいたい優勝すると翌シーズンの平均年俸は上昇するものなのですが
黒田の引退に伴い…

2016シーズン 年俸総額 25.9億円 平均額3,596万円
2017シーズン 年俸総額 23.2億円 平均額3,319万円

と、3億円近く圧縮できました。

ということで年俸上がったのが以上のみなさん。
それなりに人数多いのは当たり前ですが、金額はやはり渋いですね。カープは。
鈴木誠也がこのまま山田哲人ばりに年俸が上がっていくと確実にカープは年俸払いきれなくなりそう…
まぁでも黒田に6億出したぐらいですからね…どうなることやら。

中崎は兄弟で明暗が分かれましたな…
これも勝負の世界なので仕方ない。

野村が1億円乗っかりました。
黒田、マエケンに続いてカープのエースとなれるか!?
菊池も1億4,500万円ですか。
球界を代表する選手になりましたね。

 

DOWN組。
結構下げられた人は下げられました。
カープのすごいところはルーキーイヤーだろうがなんだろうが
ダメなものはダメ!ということで普通に下げます。
ライオンズだと入団してしばらくは大甘査定といいますか結構「現状維持」とかが多いのですが…
その分、活躍したらポン!とすぐ上げてますけどね…
ちなみに個人的にカープで一番応援しているのが大瀬良で、確か2015シーズンだったかな?
西武ドームでのカープ戦の時に、たまたま1塁側ブルペン近くで試合見てたんですが、
その時に大瀬良の投球練習見ててものすごいえげつない球投げてたんすよ。
結構1塁側のブルペンでいろんなピッチャーの球見てきましたが、
大谷でもなく結構衝撃受けたのが大瀬良の球でした。
なので彼にはがんばってほしいですね。

よくライオンズとカープはFAで人が出ていくとこや
球団のお財布事情が似ていると言われますが、個人的には全然そうは思いません。
もう、助っ人補強で差が出ているのでこの時点で両者に雲泥の差が出てますし、
練習の質や量も全然違うんだなと思います。
おまけに、こうやって年俸総額を単純に比べてもカープとライオンズは年俸予算が
全然違います。
ライオンズはカープよりは使えるお金があることはわかったので、
上手いことお金を使えばやっぱり3年連続Bクラスで終わるようなチームじゃないと思います。
カープやファイターズの優勝によって「低予算でも優勝できるんだ!」と言われてますが
そのためには絶え間なく育成が成功することが必須条件であって

①若手がブレイク
  ↓
②年俸上がる
  ↓
③年俸払いきれずに放出する


というように低予算のチーム編成が求められる球団には必ずこのサイクルがつきまといます。
金のある球団であれば③のフローをすっ飛ばせますが、
予算の少ない球団は必ずこの③を行わなければならず、
その穴を埋める為に絶え間なく育成を成功し続けなければなりません。
そして、ドラフトで入団した選手が全員球界を代表する選手になれるかと
言えばそんなことはなく、若手を育てる難しさも当然あります。
カープはコツコツ育成しては選手がFAで出ていき、年俸も大した金額を上げられず…
ということを繰り返した結果セリーグ制覇に25年掛かりました。
ここでカープが2017シーズンも圧倒的な強さで優勝すればなにも文句は言いませんが
そう簡単に行かないとおもいます。
やはりなんだかんだ言ってもお金が必要なんだなとここまで各球団の年俸を見てきて感じます。

カープは来シーズンも優勝候補に挙げてもいいかと言えば個人的には疑問です。
というのも、今シーズンはいろんなことがうまくいきすぎてた感じがするのと
やはり黒田のラストイヤーということでカープナインがまとまったというとこもあります。
黒田は勝敗以上にチームの精神的支柱として貢献していましたので、
彼が抜けたことでチームにどのような影響を及ぼすのか見てみたいと思います。
なにより相対的にジャイアンツがあれだけ補強したので
やはり優勝逃すわけにはいかず…
まぁどうなることやらと思います。

ということで明日はやっと12球団目のジャイアンツになります。

もうここまで疲れましたわ。ほんまに。
もうちょっと細かくやりたかったのですが
明らかに中だるみしてすみませんww



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