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Lions blog!! 2019

2017.7.13. 前半戦総括① 良かったとこ。悪かったとこ。

2017-07-13 17:36:52 | 日記



ヌルデータ置き場さんより拝借

シーズン前半もあっという間に終わりまして今日から4日間のブレイクです。
ライオンズは79試合消化で43勝34敗2分けの貯金9でパリーグ3位。

前半戦のパリーグとの対戦成績は御覧の通り。
ファイターズとマリーンズから貯金荒稼ぎし、
上位2チームに2つ負け越し。
で、バファローズには序盤の裏ローテでぶつかった試合の多さも響いて5つの負け越しです。

おそらく、ファイターズとマリーンズに関しては後半戦も黙ってても勝てます。
というより、勝たないとまずいです。
後半戦はこの2チーム相手に星をこぼすと一気に躓いてしまうと思うので、
この2チームからは白星をしっかりと稼ぐことが重要です。


ちなみに、ファイターズはここまでのパリーグチーム相手の星取がご覧の通り

ホークス 15試合消化 5勝10敗
イーグルス 10試合消化 2勝8敗
バファローズ 14試合消化 5勝9敗
マリーンズ 12試合 9勝3敗

何気にホークス相手に5勝してるんですね。まぁ去年はホークスといい勝負してましたから。その名残でしょうか。
意外だったのはマリーンズ相手にこんなに勝ってたのか。そりゃあマリーンズが借金30までいくわけだ。

ついでにマリーンズの前半戦は

ホークス 12試合消化 2勝10敗
イーグルス 12試合消化 3勝9敗
バファローズ 14試合消化 8勝6敗
ファイターズ 12試合消化 3勝9敗

え…バファローズってマリーンズに負け越してたのか。
これもびっくり。
ライオンズは後半戦にバファローズとの試合をたくさん残しているので
マリーンズの試合をヒントにバファローズ攻略の糸口を見つけてほしいですね。


ファイターズにしろマリーンズにしろバファローズにそこまでやられていないのに
ライオンズだけアホみたいに負けているので、後半戦はここやっつけないと3位から転落します。


で、個人的には貯金9で終えてよく頑張っていると思いますが、
それでもやはり貯金はもう3つ4つは増やせたと思います。

前半戦で「この試合は白星を落としたな」と思える試合がいくつかありまして

①6/4 対スワローズ 8-8の引き分け
 増田が9回に4点差を追いつかれてほぼ負けに近い延長12回引き分けというバカ試合

②6/9 対ベイスターズ 3-4
 同じく増田が9回に宮崎に逆転2ランくらって逆転負けした試合

③6/18 対ドラゴンズ 3-4
 ウルフが粘りのピッチングするも味方が足を引っ張って敗戦

④6/25 対ホークス 6-7
 増田がサヨナラホームラン打たれて6点取ったのに敗戦

⑤7/9 対イーグルス 4-5
 初回に4点先制しながら逆転負け

というように、まだ勝てる試合を簡単に落としている点がまだまだ弱いなと思います。
逆に、上位2チームは「ここだ!」という場面できちんと勝ち切っているからこそ
あれだけ2チームでデットヒートを続けているのだと思います。
このほかにももったいない負け方した試合が2~3試合ありましたので、
仮にこれらの試合を(上にあげた5試合含む)すべて取っていたら今頃三つ巴の首位争いをしていたと思います。

終わったこと言っても仕方ないので前向いていくしかないのですが。


今シーズン、ここまでの戦いの中でのポジティブな要素として挙げられるのが

①源田の活躍
 守備でかなり助けられてますし、打撃でもルーキーながらここまでまだ.250以上キープしており、
 さらに盗塁も24とリーグトップタイの成績で文句なしです。源田の活躍なくしてここまでのチームの成績はなかったでしょう

②「MSM」の勝利の方程式の確立
 長年、ライオンズの泣き所と言われてきた中継ぎ陣ですが、昨シーズン後半から次第にリリーフ防御率が安定してきておりましたが、
 今シーズンはシュリさんの加入でさらに盤石となりました。これはかなりのストロングポイントだと思います

③盗塁数の大幅な増加
 機動力野球を掲げた辻監督のスローガンのもと、ここまでリーグ最多の69盗塁。
 2位がホークスの52なのでぶっちぎりで走ってます。
 盗塁以外にも1ヒットのあとに次の塁を貪欲に狙う姿勢もあり、四球を選んで盗塁+シングルヒットで生還というシーンも多くありました。
 
④与四死球の減少
 昨シーズンまで、ライオンズはノーコンピッチャーばかりで与四死球の数はリーグワーストに近い数字をいつも残しておりましたが、
 今シーズンはここまで与四球221とリーグの中ではイーグルスについで2位の成績。
 これはおそらく今シーズンからのマウンドの改修効果もうまく発揮されているのかなと思っております。
 昨日ファイフにあっさり白星がついたのも偶然ではないのかなと思いますし、シュリさんも安定した成績残しておりますので、
 今のところ、マウンド改修効果は吉と出ています。


ほかにもまだあると思いますが、まずこの辺が3位でかつ貯金9も取れた要因かなと思います。


では、ネガティブな点も見ていきましょう


①序盤で続いた田代・木村のえこひいき采配
 機動力野球を使いたいのはわかりますが、明らかに1軍クラスのピッチャーに通用してない田代と木村を
 これでもかとスタメンで使い続けました。
 とにかく打つ方が内野の主力に任せて外野は多少打てなくても守備力や機動力のある選手を使おうという考えだったのでしょう。
 が、結局、田代と木村は打てないことにより、盗塁などの総力も活かせず、結局、クリーンアップが元気なうちはよいですが、
 上位が打てなくなるとたちまち共倒れする試合が多くなったため、やっとこさこの二人をあきらめてくれました。
 2軍から誰か外野手を昇格させるのかと思いましたが、苦肉の策で昨シーズンの金子のように今度は外崎を外野手へコンバート
 水口も同様に外野の守備に挑戦、さらに2軍では呉も外野の練習と、「内野手→外野手」への配置転換でなんとかここまで乗り切りました。
 いずれも共通しているのが「走力のある選手」を外野手へ移していることです。
 

 ここ数試合は外崎のレフト、金子のライトで一応、結果を残しておりますが、上位3チームのレフト、ライトの成績を比べると
 まだまだ物足りない成績です。

 イーグルス ライト 打率.285 16本塁打 出塁率 .372
       レフト 打率.292 3本塁打  出塁率 .350

 ホークス  ライト 打率.267 9本塁打 出塁率 .303
       レフト 打率.278 3本塁打 出塁率 .358


 ライオンズ ライト 打率.223 4本塁打 出塁率 .275
       レフト 打率.198 6本塁打 出塁率 .261

 まぁなんでこんなことになっているかといえば田代と木村ペアの悲惨な数字によるものなのですがね。
 出塁率が.300越えてないのライオンズだけww
 後半戦はこの二人がスタメン張ることはまずないと思うので、数字は改善されると思いますが、
 この二人に固執しなければ、もう少しなんとかなったのかなぁと思います。
 2軍では鈴木や愛斗も結果を残してきているので、今シーズンのオフはベテランの外野手は確実に2~3名はカットかなと思います。



②おかわりの聖域化
 シーズン開幕してからずっとヒットを量産してましたが、すぐにガス欠になり、さらにはミスショットも年々増えてきた中村。
 不調期に入ってもずーっと4番に座らせたうえに、さらに調子を崩してもせいぜい5番に下げるぐらいの采配しかできない。
 この辺はいくらOBと言え、ずっと外にいた辻監督なので、聖域化しないと思っていたのですが、やっぱり主力には気遣いが必要なんでしょうね。
 もう、今シーズンは山川を積極的に使って1軍で成長を促さないと本当に来シーズン以降、大砲不在のチームになってしまいますよ。


③相変わらず同じピッチャーにやられる日々
 則本やディクソン、新たに敵として対峙することになった岸くんと言ったように、
 とにかく「タテ系の変化球」をもつピッチャーにとことん弱いライオンズ打線。
 この辺が解消されない限り、CSは行けても、CS勝ち抜くことは実質不可能なんですよね…
 ただ、このまま今シーズン3位で終わると首脳陣の入れ替えもなさそうだなぁ…
 なんとしても橋上コーチにはご退場願いたいのですがww


と、まぁいろいろあった前半戦ですが、一応貯金9は完全に想定外でしたので、びっくりしてます。
上位2チームとなんでここまえ離れてしまったかといえばやはりバファローズ相手の借金5が痛いので、
後半は死ぬ気でバファローズつぶしにかからないと3位確保できませんね。

ただ、後半戦のスケジュールは結構どぎついものがありまして、
オールスター明けはホークス3連戦→1日休み→ファイターズ3連戦となりますが、
7/25日の週から9/4の週までなんと7週連続6連戦が続きます。
さらに蒸し風呂ドームでの6連戦というのも8/1~8/6、9/5~9/10とライオンズの選手ならずとも
我々、ファン泣かせでもある真夏の西武ドーム縛りウィークもあります。
こんな日程見せつけられてはいくら貯金9でも安心できませんし、仮に首位のイーグルスのように貯金26あっても安心できないです。
そのぐらいライオンズは真夏に大きなハンデを背負っております。
なので、今の時点では何一つ安心してません。とにかくオールスター明けの試合から8月の試合でどれだけ星を落とさないかが一番重要です。

今年はどれだけ落ち込みを抑えられるのか…
または、今まで以上に落ち込んでしまうのか…

辻監督の手腕が問われますね

 

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