みようみまね屋のスパイシーコロッケ買いに行っていいですか!?

ふつうの主婦が、色々思いついた創作話を書くブログです。

JUMPファンと、JUMPファンでない人への創作小話127

2019-11-23 09:00:00 | ゆうこシリーズ

よかったら、読んでみてね

 

ゆうこ:(ナレーション風に)私は、商店街の片隅で占いをやっている、「たまには、深夜の動物園でおたけびを上げて、リフレッシュしたいゆうこ」。今日も世の中の迷える子羊を待っています。

夕方4時30分、小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。

 

ゆうこ:道路工事で地球がうかれるぅ~♪ はぁ、誰も来ないなぁ。

 

???:あのー、今いいですか?

 

ゆうこ:魅惑ボイスのイケメンさん。あなたのお名前は?

 

???:昭和ノスタルジィでひと手間かけて、すごく楽しんだので、「てまたるちゃん」って呼ばれています。

 

ゆうこ:チキン南蛮の上にかけても、みんなが喜びそうな名前ね。じゃあ、てまたるちゃんの悩みはなーに?

 

てまたる:はい。ぼく、ここ2~3日、夢の中に、モスコー・ミュールを持った河合郁人さんが出てきて・・・。

 

ゆうこ:うんうん。何かめっちゃ甲高い声で、「お見合いせよ」と勧めてくるの?

 

てまたる:いやあ、声はむしろいつもより低めで、空気清浄機を買いに、今すぐとっつーさんと「お店に行ってこい」ってささやかれるのがしんどいんです。助けて!!ゆうこ。

 

ゆうこ:まぁ、いつの間に私の名前を。普段からその二人とは、交流はあるの?

 

てまたる:ぶっちゃけあんまないです。一度だけ、風の強い日に、夜ごはん食べに行ったぐらいで・・・。

 

ゆうこ:そうなんだ。ちなみにその夜食べたのは、五目おいなりさんと春巻きとクレープ?

 

てまたる:何ですべて、包んだ食べ物なんですか!?

 

ゆうこ:いやぁ~、てまたるちゃんって本当に素直でやさしいけど、1年に1晩だけ、包み隠したいなにかがあって、秘密の花園に誰かと行く気がなんとなくするから。

 

てまたる:逆に秘め事を教えられるのも、するのもしんどいんです。まじで・・・。

 

ゆうこ:そうよね。よっぽど口が堅いのか、人っ子1人誰もいない国に住むかしないと、ゆうこも・・・。

 

てまたる:ちょーしんどいでしょ。

 

ゆうこ:もうね。誰かにそのこと言いたくて、鼻穴ふくらんじゃうもんね。でもそのカクテル・・・。

 

てまたる:モスコー・ミュールですか?

 

ゆうこ:そう。すごい強い、ウォッカベースのお酒よね。飲み口が良いから、スルスル飲んじゃって、気づいた時には、アレよ!!虎の穴に入ってる。

 

てまたる:穴には入らず、ちょー大トラか、小腹がすいたラバになってる。

 

ゆうこ:あ!そういえば思い出したけど、モスコー・ミュールって、ラバにぎゃんぎゃん蹴とばされたみたいに効くって、とっつーかふみきゅんが言ってたっぽいよ。

 

てまたる:えっ!?ゆうこ、実は二人と知り合いなの?

 

ゆうこ:ううん。でも、もうそろそろ親密になってもいいかなぁと思って、あえて言ってみたけど。それじゃあ、小腹から大腹になりそうなんで、これで帰るね。ばいばーい、またね!!

 

てまたる:あー、一大事未解決!!今夜は、夢の中にイノちゃんも出てこれるように、「いのおめし」NONSTOPで30分観てからねよーと!!

 

トラ→ラバ→バイソン。「たまには、深夜の動物園でおたけびを上げて、リフレッシュしたいゆうこ」でした。


今回は髙木雄也くん編です。ほうほうほでした

コメント
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