よかったら、読んでみてね
ゆうこ:(ナレーション風に)私は、商店街の片隅で占いをやっている、「たまには、深夜の動物園でおたけびを上げて、リフレッシュしたいゆうこ」。今日も世の中の迷える子羊を待っています。
夕方4時30分、小腹から大腹になりかけたころ、お客さんがやってきました。
ゆうこ:道路工事で地球がうかれるぅ~♪ はぁ、誰も来ないなぁ。
???:あのー、今いいですか?
ゆうこ:魅惑ボイスのイケメンさん。あなたのお名前は?
???:昭和ノスタルジィでひと手間かけて、すごく楽しんだので、「てまたるちゃん」って呼ばれています。
ゆうこ:チキン南蛮の上にかけても、みんなが喜びそうな名前ね。じゃあ、てまたるちゃんの悩みはなーに?
てまたる:はい。ぼく、ここ2~3日、夢の中に、モスコー・ミュールを持った河合郁人さんが出てきて・・・。
ゆうこ:うんうん。何かめっちゃ甲高い声で、「お見合いせよ」と勧めてくるの?
てまたる:いやあ、声はむしろいつもより低めで、空気清浄機を買いに、今すぐとっつーさんと「お店に行ってこい」ってささやかれるのがしんどいんです。助けて!!ゆうこ。
ゆうこ:まぁ、いつの間に私の名前を。普段からその二人とは、交流はあるの?
てまたる:ぶっちゃけあんまないです。一度だけ、風の強い日に、夜ごはん食べに行ったぐらいで・・・。
ゆうこ:そうなんだ。ちなみにその夜食べたのは、五目おいなりさんと春巻きとクレープ?
てまたる:何ですべて、包んだ食べ物なんですか!?
ゆうこ:いやぁ~、てまたるちゃんって本当に素直でやさしいけど、1年に1晩だけ、包み隠したいなにかがあって、秘密の花園に誰かと行く気がなんとなくするから。
てまたる:逆に秘め事を教えられるのも、するのもしんどいんです。まじで・・・。
ゆうこ:そうよね。よっぽど口が堅いのか、人っ子1人誰もいない国に住むかしないと、ゆうこも・・・。
てまたる:ちょーしんどいでしょ。
ゆうこ:もうね。誰かにそのこと言いたくて、鼻穴ふくらんじゃうもんね。でもそのカクテル・・・。
てまたる:モスコー・ミュールですか?
ゆうこ:そう。すごい強い、ウォッカベースのお酒よね。飲み口が良いから、スルスル飲んじゃって、気づいた時には、アレよ!!虎の穴に入ってる。
てまたる:穴には入らず、ちょー大トラか、小腹がすいたラバになってる。
ゆうこ:あ!そういえば思い出したけど、モスコー・ミュールって、ラバにぎゃんぎゃん蹴とばされたみたいに効くって、とっつーかふみきゅんが言ってたっぽいよ。
てまたる:えっ!?ゆうこ、実は二人と知り合いなの?
ゆうこ:ううん。でも、もうそろそろ親密になってもいいかなぁと思って、あえて言ってみたけど。それじゃあ、小腹から大腹になりそうなんで、これで帰るね。ばいばーい、またね!!
てまたる:あー、一大事未解決!!今夜は、夢の中にイノちゃんも出てこれるように、「いのおめし」NONSTOPで30分観てからねよーと!!
トラ→ラバ→バイソン。「たまには、深夜の動物園でおたけびを上げて、リフレッシュしたいゆうこ」でした。
今回は髙木雄也くん編です。ほうほうほでした