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絵本de cooking +maa+

=お菓子、イラスト、料理、小物、絵本・・最近は旅行ブログが多いです=

テンバサール市場 ー前編-

2009-01-06 16:57:10 | バリ
バロンダンスを鑑賞した後、
我々の希望でそのまま 
テンバサールにある市場に行ってもらうことにしました。

::::

時間はちょうどお昼頃。
日差しもサンサン、気温もジリジリ、湿度もたっぷりで、
さすが南国、黙っていても じんわり汗ばんできます。



スクータや車でごったがえした市場の駐車場で
車から降りた途端、
「・・!!」

すごい 強烈な臭い(悪臭)に びっくり!
ガイドのティカさんからも、事前に
「かなりの臭いですが、大丈夫?」と聞いていたけど
これは なかなか、でした。




色んな生鮮(?)食糧品の入リ混じった強烈な臭いに
さすがに 生野菜、生魚売り場を見て歩く勇気がなく、
まっすぐ二階の“乾物”と“雑貨”売り場へ直行。



色鮮やかな食糧や 布、雑貨類の数々・・
ゆっくり見物したいのに、
ガイドのティカさんが
なぜか 早足・・。

「なんで?」と思いながら
後ろを振り向くと、市場の売り子さんが
数人ぞろぞろ着いて来ていた!

「!」・・

ちょっと眼があうと、
待ってましたとばかりに
怒涛の如くセールス開始。



バリ観光用のガイドに
「買わないときはきっぱり断るべし」と
書いてあったので
きっぱり「ノーサンキュー」と言ってはみたが
それで引き下がる敵(?)ではなかった・・・。

次から次へと山のように商品を持って来て
値段交渉の早口攻撃・・。





その熱心さ、というか
執念、というか
「買ってくれるまで絶対離れないーーっ!」
という“バリセールス”はすごい!


::::


テンバサール市場の
悪臭とセールスの執着は
“バリ名物”のひとつとして、あっぱれ!でした。


(感想と警告) 

    結果、観光客は決して単独で
    テンバサール市場へは行かないほうが良いと思う。
    “クモの巣にかかった蝶々”のようになりますよー。
    ・・私の場合は“クモの巣にかかった極楽とんぼ・・かな?(* ̄∇ ̄*)

    ・・(続く)
    




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バロンの踊り

2008-11-16 16:52:02 | バリ
さてさて、バリ一日目。
 まず最初に行った先はデンパサール。
バリ伝統の「バロン踊り(ダンス)」を鑑賞しました。

::::

==バロンダンス==

バリ島の人々は、人の心の中には、良い魂と悪い魂が
いつも同時に存在していると信じています。
バロンダンスは、人の心にある善と悪の戦いを物語っており、
結果として 善悪両者とも決着のつかないまま生き残る・・。

すなわち この世には善悪が永久に存在する・・と言う内容です。

会場に入ると、日本語訳されたこの物語の粗筋のパンフレット(紙)
(7段階に分かれている)が配られたので、ちょっと長いけど、
そのまま載せちゃいます。


1.サデワ王子は、
この日バタリドルガという死神の生けにえとして捧げられる
運命にありました。

サデワ王子の母親(女王)の
二人の召使いはとても悲しがっています。

二人の召使の前に死神の使いである魔女が現れ、
サデワ王子が死神の生けにえになることを
二人の召使いに伝えます。

二人の召使いは魔女が去った後、
サデワの国の首相に
サデワ王子が
生けにえにならないよう助けを求めます。




2.女王はサデワ王子が生けにえにされるのを
とても悲しがっています。

魔女が現れます。

魔女は女王の気が変わるのを恐れ
女王に呪いをかけ、
女王に首相にサデワ王子を生けにえにするように命じさせます。



3.首相はサデワ王子を息子のように愛しており、
女王の命令にそむこうとします。

魔女はこれに気づき
首相に女王と同じ呪いをかけ、
サデワ王子を死神の住んでいる家の前に
張り付けさせます。




4.シワーの神様が現れます。

シワーの神様は
サデワ王子が木に張り付けられているのを見て、
哀れみをもち
サデワ王子を不死身の身体にします。


5.死神が現れます。

死神はサデワ王子を見て
早く生けにえの儀式に取り掛かりたいと思いますが、
サデワ王子が不死身の身体になっているのを見て、
自分の敗北を認めます。

死神はサデワ王子に
自分を殺してくれるように頼みます。

死神は天国に行くことができました。




6.死神の第一の弟子カレカは、
同じように天国に行きたいと望み、
サデワ王子に死神と同じように殺してくれと頼みますが、
サデワ王子はこれに同意しません。

そして、カレカは巨大な動物や鳥に変身して、
サデワ王子と戦いますが、
いずれも負けてしまいます。

カレカは最後の力を振り絞って
悪魔の女王であるランダに変身します。

サデワ王子はこのままではランダにかなわないことを知り、
真実の神バロンに変身します。

ランダとバロンの力が対等なため、
バロンは味方を呼びます。




7.バロンの味方が現れ、ランダと戦います。
しかしランダの魔法にかけられて
ランダに対する怒りを
すべて自分たちに向けてしまいます。

バロンはこれを見て、ランダのかけた魔法を取り除きますが、
結局はランダとバロンの
終わりのない戦いになります。


最後に踊りが終わった後で、
お寺の僧たちが、
代わりに生けにえを捧げます。

また、踊っていた人たちは清めた水を振りかけます。
                           
            
                 以上

::::

・・なんだか、最後の方になると、
話の筋が「???・・」となるけれど、

日本の物語のように
「勧善懲悪」ですっきり終わるのではなく、

要するに「善と悪は永久に存在する」ということ
なのですね。

・・なるほど・・。

:::::


バリの伝統芸「バロンダンス」は
“ガメラン”というバリ島独特の楽器の演奏で
演じられます。





この楽器、どんな音色かというと、
そーですねー・・
「ガチャガチャ、ガチャ・・」って感じかな。

夫がこの“ガメラン”のCDを持っていて、

この音色を日本で聞くと、ただ騒々しいだけの
音楽のように思えるのだけど

バリで聞くと 不思議と
なんとも いい雰囲気の音楽に聞こえるのですよね・・。


演奏している風景も良いでしょ。
その辺の お父さんたちが
集まって来て、テキトーに演奏しているような雰囲気が・・(笑) 

バリ島の“バロンダンス”と“ガメラン”の
楽器演奏・。

何世紀も前から変わらずに、ずーーっと受け継がれて
演じてきたのだろうな・・って感じの、
素朴な踊りでした。

       おしまい
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ティカさんの日本語-part10-

2008-10-06 20:19:46 | バリ
今回の旅行で 
観光ガイドをしてくれた 
通訳のティカさん(↑)の話。

車で移動中、助手席のティカさんは
身をよじらせて
後部座席の我々に
バリの話を色々してくれました。

「日本語って難しい」と言いながら、
ちょっと訛りはあるものの
ちゃんと話は通じてる。

・・が、ひとつだけ気になる事が、、。

会話の中で「もし・・」という
接続語が頻繁に出てくるのです。
しかも、その「もし」の使い方が
違っている、、。

例えば・・

ティカさん:「バリではー、交通手段はバイクがとても多いです。
      もしー、学生のほとんどはバイク通学です」

我々:「・・?、あ、へぇーそうなんですねー」

ティカさん:「私も会社まではバイクを使っています。
      もしー、家からは30分くらいで着きます」


・・って、感じ。

:::::

「、、おしいなー ティカさん、、。
“もし・”がなければ
完璧な日本語なのになー・・」

、、と思いながら、ティカさんの
話に聞き入っててた
私でした。






コメント (1)
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バリではマックが一番高い食べ物?-part9-

2008-10-05 11:51:23 | バリ
さてさて、朝から満腹になってしまいながらも
支度を整えて 今日の予定地へ出かける時間となりました。

白いワンボックスカーが既に
ヴィラの駐車場で待機していてくれて
中からガイドの“ティカさん”と運転手さんが
にこやかに

「おはようございます!」

::::

目的地までの道中、ティカさんが
熱心にバリ事情を説明してくれました。

その話の中で面白かった話、、、

「日本ではマクドナルドは 一番安い食べ物だそうですが、
バリでは 一番高い 食べ物です」
・・ですって。



、、、なるほど、、、

車の窓から見える
バリの町の風景は やはり日本とは
生活水準が かなり違う様子、、、。




観光客で賑わう“クタ”の繁華街の歩道でさえ、
(↑) こんな陥没した歩道が あちこちに、、。
日本では こんな壊れた歩道、
昔みたことあるけど、今は
どんな田舎道でも ほとんど見られないですよね。

足元をよく見て歩かないと 危ない危ない、、。




今回宿泊したテンバサールでも、
宿泊施設のすぐ近くでは 朝市が開かれていて
バリの日常生活が間近に垣間見られ、、。



、、、そうだわねー。
現地の人たちは 外食なんてほとんどしないのでしょうね、、

「今日は朝マックしましょ ・・」なーんて、ありえない雰囲気。






・・・と言うか、
バリ島民のほとんどがヒンズー教。
ヒンズー教徒って 牛肉食べない、と聞きましたが、、。

だから、バリ島民は 「マック」のハンバーガーなんて
食べない、食べれない、 食べたくもない、・・のでしょうね。

マックの値段が 高かろうが、安かろうが、
「そんなの関係ねー!」・・って感じ?(苦笑 ^^;)





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テリマカシー!(ありがとう) -part7-

2008-09-28 20:02:45 | バリ
さてさて、機内でウトウトしていると、
間もなく 二度目のサービスドリンクの
配膳の気配で目が醒め、
私はコーヒーを、夫はりんごジュースを飲み干すと
いよいよ着陸であります。

::::

バリ島テンバサール空港。
時間は午後11時半。
あたりは真っ暗。
でも、こんな時間でもかなり蒸し暑い!

::::

ビザを購入し(ピザじゃないですよ)、
入国審査の長い列に並び
無事審査を通過すると、
すぐに旅行会社の現地案内の方のお出迎えがありました。

“ティカ”さんという、やせ形中背の年齢不詳の現地の方。
ちょっとあやしい日本語だけど、ちゃんと意味は通じるので、
日本語しか話せない私なんかより 
はるかにインターナショナル!
すごいわ!ティカさん!


・・と、感動しながら、半分眠気でボーッとしながら、
中古のワンボックスカーに揺られ 約10分、
到着したのが、今回の宿泊施設

カユマニス プライベート エステート アット ジンバラン

↑今回の宿泊プランは
すべて夫に任せっきりだった私は
(いつもですが・・(^^ゞ)
このカユマニス・ヴィラ、の
すばらしさに サプライズ!!


・・後日 詳しく紹介します。

:::

施設の門をくぐると 
なんとも静寂な洗練された雰囲気が・・。

フロントが屋外なんて、はじめて!素敵!
 



スタッフも皆、感じが良く
会話はすべて 英語。



通路を歩いて
両脇には
12棟のプライベート・ヴィラの入口が・・。


照明も 低く抑えてあり、
家具や調度品も 素朴ながら
センス抜群、、。



そして、このヴィラの目玉は
この↓ 広い広い プライベートプール



「素敵だわね~~」と
感嘆しながらも やっぱり 眠気が、、、

この時 時計は午前2時を指していました。

スタッフが 翌朝の朝食の時間とメニューを
確認して帰ったあとは
夫も私も
即 バタン、キュー・・・

::::

ハワイだと
朝の7時に到着して
即!行動に移らねばならなくて、
それが辛すぎる私には
バリは まだ 眠る時間が少しでもあるから
すごく 助かる。



旅行前に 即効で覚えた
唯一のインドネシア語、
「テリマカシー(ありがとう)」

この日お迎えしてくれたティカさんと、
ヴィラのスタッフ皆さんと、
そして、このヴィラを選んでくれた夫に、、
「テリマカシー・・・




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いざ!バリへ!(part5)

2008-09-16 18:28:29 | バリ


神戸の中華街で満腹になり、北野坂を散策してうっとりして、神戸市内で
携帯電話を海外用に設定してもらい、さあ! いよいよ バリへ出発であります。


(夫のバリへの思い入れ)

・・かれこれ 10年前、本屋でふと見つけた
バリの雑誌をパラパラめくるうちに
“エキゾチック バリ”に魅せられたようで、
それ以来バリ旅行の本を買っては眺め、
パンフレットをもらってきては眺め、
パソコンで検索しまくり、
もう、バリの事なら何でも聞いてって言うくらい 
堅実に着実に、
やっと10年目で実現したバリ旅行であります。 
・・えらい、えらい (^^)


(・・一方の私。)

夫の買ってきたバリの雑誌を眺めて
好印象は受けていたものの、
いざ、バリ旅行の日程が決まった段階でさへも、

「あれ?バリって どこにあるの?」
「バリって どこの国?」
「日本から何時間? 時差はどれくらい?」
・・と、わからないことだらけ・・。

これでは さすがに暢気すぎるので、
急いで調べましたよー。


手頃な地図がなかったので
下手な絵地図を描いてみました(^^ゞ



「バリはどこの国?」
「インドネシア」

「どこにあるの?」
「南半球のインド洋に囲まれた小さな島」
(小さすぎて探すのが大変でした(>_<))




「日本との時差は?」
「日本より一時間はやい」

「暑い?」
「暑い! 湿度高!」

「空港は?」
「テンバサール空港」

:::::

あと、読んだ本が↓の
「山下マヌーの一週間バリ」



山下マヌーの「一週間バリ」

こちらの本、マヌーさんのイラストと、ユーモアを混じえて
エッセー風に書かれた
肩の凝らない,とても読みやすい面白い本でした。(お勧め!)

この本の冒頭に
「バリは“いい加減”というイメージがあるが、その“いい加減”が
バリの魅力でもある」
という一説がありました。

実際バリ滞在中は その“いい加減さ”に面くらい
「ちょっと これは・・」と思った場面も
多々あったけれど
振り返ってみると 確かにそのいい加減さが
バリの魅力でもあったな~~なんて
懐かしく思い出しております。

「いい加減、アバウト」な性格の私が
“ケタ違いのアバウトさ”に仰天したバリ!

その独特な魅力を 少しずつ 
徒然なるままに 記してゆきます(*^。^*)



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バリ島・・徒然なるままに・・(序)

2008-08-06 01:23:23 | バリ
バリ島旅行に行ってきました!

・・・と言っても 行ったのは
今年の4月で、もう4か月も前であります。^^;

飛行機の乗継の関係上
神戸で1泊してから関空からバリへ、3泊4日の旅でした。

はじめてのインドネシア。
現地の人々の暮らしぶりや
食べ物、買い物、宿泊施設・・etc,,
どれもこれも、新鮮で、驚きの連続、面白ろ~~。




年々加速する老化現象^^;のため
4か月前の記憶もかなり怪しいのですが(苦笑)、
デジカメをみながら
記憶を手繰り寄せ、
あれやこれや、画像をたくさん紹介して
つれづれなるままに
旅行記 綴ってみようかな、、。



↑上の“バリ絵画”

画廊の片隅で
十代の若者や小学生?と思われる
子供達が色づけしているのに驚き!
(後日 詳しく紹介します)

 ↑バリの伝統舞踊“レゴンダンス”
これも独特でした。
顔の位置は動かないのに
指先や腰は しなやか 且 妖艶な踊り、、。
(これも 後日紹介)
 
民族衣装も
黄、マゼンダ、紫など鮮烈な色彩で、
まさに 
エキゾチック、バリ!”

::::::

次回 第一話は神戸から
スタートしまーす。(^◇^)! 






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