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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

教育再生会議、委員:義家弘介氏 (私見)

2006年10月27日 20時54分57秒 | 格差社会と政治
福岡で起こった 自殺事件 に関して、
<福岡いじめ自殺>山谷首相補佐官らを派遣 (毎日新聞) - 10月24日23時26分更新

福岡県筑前町に入った 教育再生会議の義家弘介委員 の報道映像を見て、委員として選任された理由がわからなかった。義家氏は、横浜教育委員会の教育委員でもある。

本日夜のNHK番組「特報首都圏」で、その活動が放送されたので氏の活動の様子を拝見した。
だが、最近の氏の表情からは 北海道の私立高校で立ち直った頃の表情が消えているようだ。
つまり、
恩師から受けた教育者としての信念は、すでに義家氏を離れている感じである。
講演でも、ラジオ番組でも、ご自身についての方向や認識がズレていないだろうか?
(※人はそれぞれ自分の担当を持っているから全く無駄でもないが..)

人を助ける人間からは、その人自身の心が言葉になって 発せられるものだ。
義家氏の”ことば”からは、『夜回り先生』こと 水谷修氏のような信念が届いてこない。
むしろ、夜回り先生を真似ている感さえある。

教育再生会議の目的自体が誤っているから、委員の人選も誤ってはいないか?
人選を替えたとて、誤った目的が変わる訳でもないが..。

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防衛省、<- 「防衛庁」から昇格法案審議開始

2006年10月27日 19時24分35秒 | 格差社会と政治
防衛省“北朝鮮対応に必要” ( NHK ) 10月27日 18時0分

防衛庁を「防衛省」に昇格させるための防衛庁設置法の改正案が、27日の衆議院本会議で審議入りした。

国民の安全より、大きなゼニが動く『旨み』の有る法案の審議入りだ。
形式的ではなく、真摯に国民が納得できる事前説明は無い。

『有事』は起こるのではなく、起して行くものだと教えてくれるだろう。
大きな額の血税が絶え間なく、新たな既得権者へと流れていく。


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(教育再生会議):履修不足問題、学校のなりふりかまわず

2006年10月27日 17時28分56秒 | 格差社会と政治
<履修不足>「逸脱」の手段さまざま 学校側なりふり構わず (毎日新聞) - 10月27日15時3分更新

履修不足は、誰が望んだものなのか明らかにした方がよい。
高校側が、自校の 「大学合格率」を上げるために 生徒・保護者の意志を無視して 履修不足 を実施したのなら重大な問題である。

しかし、違うだろう。
大学合格を最も望むのは 生徒自身である。

むしろ受験生にとって重要な時期に、一体誰がこのような混乱を騒ぎ立てたのか?
『教育再生会議』関連者が起した問題であるならば メディアは誰を叩くべきか判断せざるを得ない。

受験外科目が重要視されないのはいまに始まった事ではない。
私の時代でも、理数には力を入れたが、世界史等の教師は「教えるが授業を受けさえしてくれたらよい」と、私は教師を可哀相にさえ思った。(そして東大合格者が級友に出た)
たぶん、
さかのぼれば(特に最近の)大卒社会人の多くに 「履修不足教育」 が現れるのとは違うだろうか?

高校は何故 大学進学 に必至なのか?
日本の社会構造が、 大学卒 でなければ不利になる 格差構造 になってしまったからである。

いったい 真の原因 はなに(誰)か?

知的障害者と会って

2006年10月27日 15時21分01秒 | Weblog
もう、何年も前のことになってしまったが、

「妹が 『病気で入院した娘のわがままがひどくて大変だ』 と云ってきた。 もう何年も会っていないし、運転交代係として一緒に行って欲しい」 と頼まれた。

早朝出発して片道4~5時間の田舎道をひた走り、お見舞いがてらの姉妹再会に同行したのである。

現地では、娘さんの母親を伴って病院に向かう前、
「娘は小さいときの高熱が原因で『知的障害』になった。 成人しているが日毎にわがままが増している。 それは許してやって欲しい」と事前に注意を受けた。
 ・・・・
病院に着くと、確かに母親の云うことにもヒステリックに反発ばかりしている。
私はベッドの反対側に移り、挨拶した。 (彼女の心の中に入るためだ)

彼女はちょっと驚いたように私を見つめ、そして恥ずかし気に私の手をそっと握ってきた。 私を受け入れたのである。

子供達との時もそうなのだが、 私は 時々不思議な感覚に襲われる。
彼女の 『こころ』の中が伝わってきた。

ものすごく熱い。 Hot ではなく Burn である。しかも 痛い(Hurt)のだ。
私の全身は 熱い針を刺されたかのようにピリピリ火傷をしているような感覚に襲われた。

『これが 障害者の Spirit(魂/霊)なのか』 と理解したが、健常者であれば とうてい耐えられたものではない。
しばらく耐えながらさらに奥に進むと、
奥から 強いエネルギー(力)を感じた。出口を探して何とか押し出そうとしている様子だ。

『理解した』 彼女に向かってうなずいた。

彼女は私の手を放し、母親のことばにも耳を傾けるようになった。

姉妹同士の久々の時間を 入院中の娘さんとともに 病院で数時間をともに過ごした後、 私は 娘さんのいる面前で母親に話しかけた。

『娘さんはわがままなのではありません。自分で強い力を持っているのだが表現する方法が判らず困っている。娘さんがやりたいと望んでいる内容を聞き取って(感じ取って)あげて、それを行う方法を教えてあげて欲しい』 と伝えた。

(他の子供達の時もそうであるが)その時の娘さんも私の言葉を静かに聞いていたが、 私が母親に話し終えると小さな声で「ありがとう」と云ってきた。
 ・・・・
その後、 妹夫婦は 「娘は素直で問題ない。夫婦で喜んでいる」と、毎月のように報告に来てくれたという。

(教育再生会議)、<履修不足>隠ぺい工作

2006年10月27日 13時55分40秒 | 格差社会と政治
<履修不足>隠ぺい工作…是正に動かぬ現職教育長も (毎日新聞) - 10月27日3時6分更新

この問題こそ、大学合格率 を上げるための競争行動ではないのだろうか?
(学校のみならず、生徒家庭の要望)

教育再生会議がこの実情を知って 完全履修 を唱った上で 教育現場での 競争原理 を働かせたとしても、また別なほころびが出る。

上からの発言は記事にはなるが、現場である当該教育長、校長(教頭)らの 本音発言映像 を見てみたいものだ。
とりあえずは 記者の意志が入らない記事 からでもいいが...

父の教え4(『あいさつしろ!』)-【最重要】

2006年10月27日 12時54分40秒 | Weblog
[個人史]: 親から子へ 躾(シツケ)

私だけでなく誰でも同じだと思うが、親が何かを云っても 『 時代が違う! 』と聞き入れるはずもない。
だが、このときの父の言葉が後年どれほどの実りをもたらしたか計り知れない。
実際、いまだに多くの 成果 をもたらし続けている。

ようやく慣れた 団地生活 であったが、父が 助役 となったので始めての 転勤 となった。
最初の赴任地は、いつも日本海の荒い風が吹く 小さな農村駅 であった。

駅前からまっすぐに国道へ向かうと100mも進まないうちに日本海となる。海岸沿いに走る国道(と線路)なのである。
山側には200mほど離れて 防風林が広がる。この防風林を抜け、学校までは4Km超え。歩くか、自転車通学となる。
これでも私はまだ良い方だ。
他の生徒たちはようやく人が通れるほどの農道を(場所によっては)ひとつかふたつの山を越えて学校に来る者も少なくない。

挨拶しろ!
転勤・転校して一ヶ月後。父が私に命じた。
一応私は 市街地に住んでいた(地方だが)都会っ子 なのである。知らない人に挨拶する習慣は無い。

だが、
新任助役でも、たった一人の自宅兼派出所の警察官同様に、いなかでは実力者なのだ。
「今度の助役の息子は道で会っても挨拶もしない。生意気だ!」と悪評が立ったというのである。

私も一応ながら 『国鉄助役=村の有名人』 の意識はあるから、親父の立場は理解できた。
(というより、親父に逆らうのには相当な決心 が必要だった。)
いままで、学校の中でしかしたことのない 挨拶 を 登下校時の道路上でも 努力した。
数少ない大人を見かけても 誰が誰だかわかりはしない。 さっき挨拶した人がトラクターを降りて作業しているのかさえも判らない。

とにかく人を見かけたらどこからでも 挨拶 した。

障害 だが良い訓練
道路上や、道端から畑に向かって(モゴモゴと)挨拶しても 強い海風の影響で相手は 『何?』と、私が何を言ったか通じない。
何度も繰り返し、大声で 「お早うございま~す」「こんにちわ」「さようなら」を繰り返す日々となった。
私ジョージィ、小学校6年生の出来事である。

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教育再生会議、<履修不足>問題を利用するな!

2006年10月27日 01時21分01秒 | 格差社会と政治
<履修不足>都道府県教委の管理上の落ち度重視 文科相 (毎日新聞) - 10月26日21時42分更新

現場無視の(無能な)経営者感覚重視で 『組合い』つぶしに躍起な 改革姿勢。
重大な責任事件にも、現場をつぶせばそれで済むとの無責任な行政改革が 荒廃を産んでいる。

私は若いときから 組合 は無用であったが、小泉改革で 組合つぶし が明らかになり、結果として各企業の 『現場の労働環境が崩壊』 していることを知った以上、愚か者達(為政者達)の 組合つぶし行政(改革) には断固として戦う。

まずは、組合が無くとも安心できる 教育や行政を行ってみよ。
かつての日本は、組合と企業が協力して繁栄を得たではないか。

イジメ自殺 が無くならないのは、論理ばかりで「清新な教育者魂(プロ根性)」の無い お前達とそのともがらが原因である。

嫌われ者ジョージィ、『子らよ、何かを望むのか?』

2006年10月27日 00時42分23秒 | Weblog
あたまのない乱暴者や、仕事上の能力の低い人物らからは 手ひどく嫌われる私だが、反対に、
乳児から幼児、さらに小児らからは関心を持たれやすい私なのである。

最近特に気になるのが、乳児らのの視線である。
私の存在を見つけると、ずっといつまでも 私を見つめる姿を多く見かけるようになった。

先日バイクで(自宅から遠く離れた)公園のそばを通った時、道路から10mほど奥に若いお母さんに抱かれた乳児がいた。
私を見つけた乳児は とたんに母親の腕から身を乗り出すように 私の視線を追って来たのだ。
そしてまた今夜も、自宅前にバイクを停めた時、母親の自転車の前に座った乳児(幼児?)が前方から向かって来るときに私を見つけ、通り過ぎてもまだ私に視線を送って来た。

私にとっては偶然ではない。
例えば以前、(身体の)成鳥が遅れていて、専門のリハビリを受け続けても一向に改善しない子供と会った。
2歳近くにもなっているのに自分で身体を動かすことも、一言も話す事もできなかった。

私が会ってみると子供はすぐに大喜びの笑顔(Big Smile)を見せた。
会えばいつも私に向かって腕を伸ばすので、抱き上げながら少しづつ立たせてみたら(寝返りもできないのに)2ヶ月目にはつかまり立ちできるようになった。私を見ればすぐに「立たせろ」とせがむのである。
ある時、
子供用のイスにつかまり立ちさせていたら、いつの間にかイスを滑らせて私のそばまで押してきた。そして「ウン!ウン!」と云いながら何度も離れる私をまっすぐ追いかけて来て、とうとう私は壁に追いつめられた。
もしかして?と、私がイスの向きを変えてあげると、そのまま大きなテーブルを3週もしてしまった。

その後も毎週一緒に遊びながら指や手足の力を鍛え、(初めは怖がったが)ついには手で支えてあげれば自分で歩くようになった。
3ヶ月目には私が横から呼びかけると、「きゃっきゃっ」と笑いながら突然寝返りが出来るようになった。
4ヶ月目には支えてあげれば階段の上り下りから、走るようにさえなった。
5ヶ月目に発声の仕方を教えたら、私を真似て始めて声を出すようになった。
その後は夫婦に任せたが子供は勢いに乗って普通の子と同じに成鳥していったのである。

このような事は、私が国内外どこに行っても同じような事が起こる。
まず子供が私を選び、私が”何かを”手伝い、子供が変わる。
するとその両親の夫婦関係の円満度が高まっていく。幸せ家族が増えていくのである。