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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

回想:通勤電車で、『人生の師』

2006年10月10日 23時37分16秒 | Weblog
[個人史]: 1980年代中後期 東急・東横線 渋谷

私の通勤は、東急・東横線が欠かせない。
東京・渋谷へ通勤していた頃の 夏の暑い日、友人とビアホールで涼んでからの帰宅時だった。
21時半過ぎの電車に乗って渋谷駅を発車した。
しばらくすると、
全身汗まみれの薄汚れたシャツやズボンを身につけた体格の良い若者がコンビニのビニール袋を下げて車両の中を移動してきた。

若者はちょうど私の近くで立ち止まり、座る場所を探していたがあいにく座席は埋まっている。
その若者はつり革に捕まっていてもフラついて、酔っている風だった。
座席に座っている客達も汚い服装で大きくフラつく若者に迷惑げだった。

そのうちとうとう「うぉーっ!」とうめいたかと思うと、通路の真ん中に座り込み、寝てしまった様子だ。
周りの客達、特に女性客は気味悪がって車両を移動しようとまでしている。

私もその若者の迷惑行為に堪忍袋の尾が切れて、激しい憤りを持って若者に近づいた。
肩をたたいて注意してやろうとしたその時、コンビニの袋には 数冊の高校の教科書とノートが入っていることに気が付いた。
その日は特に暑い日であった。
日中は現場で仕事をし、夜には定時制高校に出席した帰りなのだろう。酔っていたのではなく、疲れ果てていたのである。
周りの客には
「大丈夫。心配しないで」と安心させ、近辺の客には「定時制の学生だ」と説明したことで皆は理解したようだ。

日本がバブルに沸いていた頃の経験である。彼が定時制高校の学歴で、バブル崩壊後の混乱と現在の格差社会を無事に乗り越えているのかは見当も付かない。
しかし、
バブル景気に浮かれる世の中で、昼間は職人(作業員)、夜は学生と頑張っていた若者である。
その姿を目の当たりにして『立派な若者』の存在を知ることは大きな励みになった。
同時に、見かけだけで判断した自分を大いに恥じて、いまだに忘れることが出来ないでいる。

郵政事業民営化、スクープ!民営化の余波

2006年10月10日 21時06分59秒 | 格差社会と政治
読売ウィークリーによる『スクープ! 民営化余波 被害者続々 簡保「騙し」のテクニック』とインターネット記事が上がった。
民営化後に噴出する『負の遺産』を、民営化前の公社時代に精算させてしまおうという動きらしい。

これとは別に、先週、
現国会で行われている予算質疑等でも 郵政造反議員から 郵便事業においても前倒しで清算行為が行われているという趣旨の質問があった。

国民の税金を使って、本来は民営化後に行うべき事をすでに始めているらしい。
国民に対する造反は、改革推進政府自体が行っている。

小泉純一郎議員を始め郵政民営化推進者全員を、国民雄志合同で『損害賠償請求』を行っても良いのではないだろうか?
責任を取らない議員に支払う「議員報酬」は無い事を示すのが国民の責務かも知れない。

郵政問題(郵政事業民営化 )、造反議員に関する記事

2006年10月10日 14時05分48秒 | 格差社会と政治
(個人史に集中したいが、政治展開も関係があるので記録する)

スポーツ紙の『報知(インターネット版)』が 郵政造反組の安倍首相支持の記事を報じた。
郵政問題で自民党から追い出され『造反議員』の汚名を着せられた元自民党議員の『復党』が関心を帯びているらしい。

また今日のテレビ報道でも、小泉チルドレンと騒がれた新人議員らの派閥入りが報じられている。
自民党内における 『小泉改革の失政を証明』 する行動・行為である。小泉純一郎議員は自民党をも『ぶっ壊す』ことは出来なかった。
つまり、『改革』が失敗 したことの証明事由である。

郵政事業民営化(郵政民営化問題)に造反した議員らの復党行動を報じて、あたかも郵政民営化を正当化しようとする記事とは、さすがに 私が指摘している 読売新聞 系のスポーツ紙「報知」である。

【 Remember! 思い出せ! 】
読売新聞の経営者/記者は世代が代って忘れたか?
およそ30年前、
読売新聞が載せた投書記事によって全国の日本国民が行動し、郵政事業が官僚から国民の手の中に渡った事を。
その後もたびたび私も郵政省へ直接電話を入れ、改善を申し入れた事もある。
そしてやがて、(初めは心配していたが)、
生田総裁の下、郵政公社となったものの、総裁と職員らの努力により郵政事業が本当に国民のものとなった事を実感していた。

にも係わらず昨年2005年、
郵政解散後の国民の投票数(過半数)を無視し、強引に郵政民営化法案を可決させたのが 小泉氏・竹中氏率いる 自民党 であり、公明党 なのだ。

我ら国民の怒りを知れ! 我々の郵政事業を国民に返せ!!
自民党の造反議員が復党したとしても 郵政民営化 をやり直す事に賛同するならば問題ではない。

安倍新内閣ならびに自民党、公明党は、
『郵政民営化』を進める限りどのような展開に至っても国民の理解は得られない。