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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

懐かしい『子供の喧嘩に親が口を出すな』

2006年10月28日 22時36分20秒 | Weblog
私が小さい頃だったと思うが、子供同士で喧嘩をしても、すぐに親が怪我をさせた子供の家に怒鳴り込んで行ったものだ。(私は怒鳴り込まれた方だが..)

相手の親に、我が子の怪我や泣いている様子を見せて「アンタの子はなんということするのだ!」と相手の親からその子供に注意させる為だ。

子供同士の事は、それぞれの親は気が付かない(知り得ない)からである。
親は互いに、子供がしたことを相手の親に知らしめ合い、自分の子のシツケに役立てた。
それだから、
子供としても 相手の子を泣かせたり、怪我をさせたりしてしまうと、相手の親からはもちろん、自分の親からもこっぴどく叱られる事を覚悟しなくてはならなかった。
いつ相手親子がやって来るかと、夕食を食べていてもヒヤヒヤしていたものである。

しかし、一人っ子家庭などが進み、子供の数が少なくなっていくと親のエゴ(ひいき)ばかりが全面に出て「うちの子に限ってそんな事はありえない」などとまともに聞き入れなくなっていった。

やられた方も同様に、子供以上に親がエキサイト(興奮)してしまい本来あるべき方向が歪んでいってしまったようだ。

子供同士で解決した方が良いとの風潮になって行き、やがて親は自分の子供の身に起こることにも関心が下がっていった。

景気が良くなった頃の日本では、子供たちを集めるためのサービス合戦が始まった。
幼稚園では、幼児期からのシツケや幼児教育内容を宣伝し、多くの親たちの関心を集めた。

そしてとうとう日本では、子供の「しつけ」さえも学校がやるべきだとの錯誤(さくご)が広がった。

<履修不足> 仕組まれた罠(わな)?!

2006年10月28日 20時14分05秒 | 格差社会と政治
センター試験を目前にしてのいま、突然発覚した『履修不足問題』。
受験生を抱える家庭にとっても無関心ではいられないだろう。

そして今日、「天の助け」 とも思わせる救済処置が発表された。
<履修不足>政府が生徒の救済措置検討 リポート提出案も (毎日新聞) - 10月28日11時57分更新

最近の日本では 奇跡 が多い。
『改革』 のターゲットとなる関係部署や関係機関等での 不祥事 が数多く報道されるようになり、国民の感情も穏やかではない。

刑務所の民営化が掲げられれば、あらゆる温情対応が否定され 『規則違反』 と問題報道になる。
いちいち上げればキリはないが、神風 は改革政策を後押しするようである。
この神風は、
一旦決められた規則(法律)には、がんじがらめで従わなくてはならないと教えている。


[ 履修不足 ]
先日17日、履修不足の要因となった「ゆとり教育」の推進役と言われる 寺脇研・大臣官房広報調整官(54)の文科省からの退官報道が有ったばかりだ。
ゆとり教育では、塾やテスト業者が大いに潤った。
子供の数が減ってきたので 今度は 受け入れ側である 学校 を支援しようとする 教育改革 である。

履修不足などはずっと昔から有ったはずなのに、なんとタイミングの良いことだろう。

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