私が小さい頃だったと思うが、子供同士で喧嘩をしても、すぐに親が怪我をさせた子供の家に怒鳴り込んで行ったものだ。(私は怒鳴り込まれた方だが..)
相手の親に、我が子の怪我や泣いている様子を見せて「アンタの子はなんということするのだ!」と相手の親からその子供に注意させる為だ。
子供同士の事は、それぞれの親は気が付かない(知り得ない)からである。
親は互いに、子供がしたことを相手の親に知らしめ合い、自分の子のシツケに役立てた。
それだから、
子供としても 相手の子を泣かせたり、怪我をさせたりしてしまうと、相手の親からはもちろん、自分の親からもこっぴどく叱られる事を覚悟しなくてはならなかった。
いつ相手親子がやって来るかと、夕食を食べていてもヒヤヒヤしていたものである。
しかし、一人っ子家庭などが進み、子供の数が少なくなっていくと親のエゴ(ひいき)ばかりが全面に出て「うちの子に限ってそんな事はありえない」などとまともに聞き入れなくなっていった。
やられた方も同様に、子供以上に親がエキサイト(興奮)してしまい本来あるべき方向が歪んでいってしまったようだ。
子供同士で解決した方が良いとの風潮になって行き、やがて親は自分の子供の身に起こることにも関心が下がっていった。
景気が良くなった頃の日本では、子供たちを集めるためのサービス合戦が始まった。
幼稚園では、幼児期からのシツケや幼児教育内容を宣伝し、多くの親たちの関心を集めた。
そしてとうとう日本では、子供の「しつけ」さえも学校がやるべきだとの錯誤(さくご)が広がった。
相手の親に、我が子の怪我や泣いている様子を見せて「アンタの子はなんということするのだ!」と相手の親からその子供に注意させる為だ。
子供同士の事は、それぞれの親は気が付かない(知り得ない)からである。
親は互いに、子供がしたことを相手の親に知らしめ合い、自分の子のシツケに役立てた。
それだから、
子供としても 相手の子を泣かせたり、怪我をさせたりしてしまうと、相手の親からはもちろん、自分の親からもこっぴどく叱られる事を覚悟しなくてはならなかった。
いつ相手親子がやって来るかと、夕食を食べていてもヒヤヒヤしていたものである。
しかし、一人っ子家庭などが進み、子供の数が少なくなっていくと親のエゴ(ひいき)ばかりが全面に出て「うちの子に限ってそんな事はありえない」などとまともに聞き入れなくなっていった。
やられた方も同様に、子供以上に親がエキサイト(興奮)してしまい本来あるべき方向が歪んでいってしまったようだ。
子供同士で解決した方が良いとの風潮になって行き、やがて親は自分の子供の身に起こることにも関心が下がっていった。
景気が良くなった頃の日本では、子供たちを集めるためのサービス合戦が始まった。
幼稚園では、幼児期からのシツケや幼児教育内容を宣伝し、多くの親たちの関心を集めた。
そしてとうとう日本では、子供の「しつけ」さえも学校がやるべきだとの錯誤(さくご)が広がった。