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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

日銀短観、上げ底の景気回復

2006年10月02日 20時22分27秒 | 格差社会と政治
日銀発表の短観(企業短期経済観測調査)によると、
”企業の景気判断は『大企業』の製造業は2期連続で改善し景気は底堅く回復している。” と発表した。

バブル期に建設した プラント等の再投資時期 なのに「 設備投資が堅調 」と伝え。
来年以降 団塊世代の大量退職 が始まるのに、「 大企業の来年の採用人員は 大幅増 」と報道されている。
ほんとうに景気が堅調のような錯覚を起す。

小泉内閣時代から 国民全体に20兆円もの増税を課し、その代わりとして大企業には20兆円もの大減税を行ってきたのである。
そしてまた、原価償却費 についても減額する(予定?)とも聞いている。
いったい『大企業』がどれほどの割合を占めているというのだろうか?

政府は『大企業』は大量雇用を生むと説明している。確かに大企業には大勢の社員がいるが正社員は数パーセント、残りは派遣や契約社員らがその所属する派遣会社等に3~4割もの金額を搾取されながらサービス残業付きで働いているのが実情であろう。
(さらに厚生労働省は、国としてのサービス残業を認める法案を準備中だ)

大企業は大減税、派遣会社は大幅搾取で高利益。景気が上がっていると云っても間違いではない。
しかし、ピラミッドを支える中小企業の景気はウソでも良いとは云えないだろう。
上げ底の景気回復では、国民は憂うる事はあっても、決して潤う(うるおう)事はない。

いい加減にせんか! 官僚政治!
許せん! 財界癒着の自民党政治!!
ホンマ、腹たつわ!!!

安倍首相、『代表質問』 (悪夢を再びありがとう)

2006年10月02日 16時32分01秒 | 格差社会と政治
本日午後、安倍首相に対する代表質問が国会で行われた。
まず一番の気になる点があったが、民主党議員によって指摘されてしまった。2番煎じは繰り返したくないのだが、記録する。

とにかく首相や自民党の発言には 横文字言葉(和製英語)が多い。
『若さ』を売り込む為か『国際性』を売るつもりか知らないが、
日本語表現で十分であるはずなのにわざわざ横文字(カタカナ)言葉を使いたがるところは 『カッコつけ野郎』である。
『美しい日本』をうたい文句にする安倍内閣としては実に嘆かわしいスタートだ。
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カタカナ言葉の多用文化は1980年代の末頃に私も気になりだして、ひたすら日本語で表現するように努めてきたほどなのである。
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また、
代表質問を受ける前の安倍首相と与党自民党の発言は確かに小泉改革を継承しており、反対勢力の公務員の組合に対する批判を始め、大企業経営者側そのままの発言内容であった。
小泉内閣圧勝時の代表質問を思い起こさせ、日本の暗黒時代の深まりを予感させるに至った。
安倍自民党内閣もとうてい『国民が主』たる政治を行う気は無いらしい。
安倍氏本人と自民党のスポンサーである大企業を優先する政治では 格差社会 は絶対に解消しない。

若者から老齢者までの大多数の日本国民。
我らの血と涙と命で走る 豪華客船「日本丸」の船長と賓客(官僚と政財界人と権力への寄生者たち)は、行き着く先を知らせぬままその航海を続ける事を確信させた。

明日も代表質問は続く。