goo blog サービス終了のお知らせ 

ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(結び:私的な信念)

2006年10月23日 18時49分24秒 | Weblog
私が週休2日制と巡り会えたのはその5~6年後である。(大手や公共はもっと後年)
一般の会社勤務では、日曜のみが休日であった。
つまり、私の個人的な活動は日曜日が主要な曜日なのである。

私の(社会人最初の)職場は 訪問販売業務 なので、逆に日曜こそは最も契約が取れる日と位置づけられていた。(事実、日曜日は一週間のうち最も成約本数が多かった)月曜のみが休業日の会社である。

それだから私は最初から「日曜は休みたい」と意思表示していた。
普通であれば会社から一蹴されるのだが、この 営業所は全国で3位以内の成績(10/12後) である。
「こんな事を云って来たヤツは初めてだ。面白いやって見ろ。」と営業所長(マネージャー)は許可してくれた。
さらにまた私は、
日曜を休むほか、仕事上でもいくつかの事はしない。と明言していたので、直属のマネージャーや先輩達は「それでは客から嫌われて契約を取れないぞ」と心配していたが、私の決心は固かった。

ところがいざ現場に出て単独で仕事を開始するとまるで契約が取れない。
同期の者がどんどん成約するのに私だけは皆目ダメなのである。
やがて所長は「日曜は出勤しろ」と云い、上司や先輩達も「自分の信念を曲げろ」と助言する。
私は日曜は出勤したが、信念は変えなかった。そして相変わらず成約しなかった。

2週間が過ぎ、所長は「日曜は休め。出勤して仕事をするお前の顔を見ると気が滅入る」と云ってきた。
再び日曜を休めるようになり私は『自信』を持った。会社に勝ったような気になった。
そして、突如成約が始まった。
会社内で唯一、週休2日を通しながら、確実に成約を連続する。
しかも先輩達を超えて 私の全ての契約は、商品のフルセット(完全版)ばかりの成約となった。
さらに、上司・先輩・同僚らの中で唯一私の成約分だけは『解約』がない。
つまり客は完全に納得した上で購入(契約)を決心している事を証拠づけた。

それまでの営業所の仕事(成約)におけるあらゆる 『常識』 が覆された。

さらには私が辞めたあとでも、それまでの営業所の常識では絶対にあり得ない
「3ヶ月前に話を聞いて金の準備が出来たから契約に来て欲しい」と複数の顧客から連絡を得た。
(一週間以内に決心できない客は絶対に契約しない。が常識)

顧客には絶対に媚びない私の態度(信念)から、顧客は 『信頼』 を持ってくれたのかも知れない。

(終)
※別記事に歴史は続く。

関連記事
10/24 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(追補:リーダー資質)
10/23 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(結び:私的な信念)
10/23 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(補足:厳格な規則)
10/12 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(後編:公正な規則)
10/12 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(前編:嗚呼!流転)-[含亭主関白協会]

嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(補足:厳格な規則)

2006年10月23日 16時52分26秒 | Weblog
本 Blog は、個人史記録だ。なのに学生時代には苦手(嫌い)だった「政治・社会」ネタに走りがちである。気をつけよう。( I have not enough time. )

(前回を「後編」としてしまったばかりに、『補』 で追加せざるを得ない)

学生ではない社会人としての『最初の職場』 として勤務できたことは本当にラッキー(幸い)だった。
外資系企業(10/12後) といっても販社組織だから、周りは日本人ばかりだ。 e-mail どころかPCも無いから海外本社との英語連絡も上層部だけで済む。日本の企業と変わりがなかった。

だからこそ、日本式の(営業)感覚は徹底的に排除する 規則があった。

人事権は直属の上司にあるから、規則を破れば即刻 クビ である。
連絡無しの遅刻はクビ、無断欠勤はクビ、から始まる『クビ規則』は多岐に渡り、
商品説明などで客に「ウソ」の説明をしたらクビ、不正契約はクビ、訪販なので契約代金の全部または一部を肩代わりしたらクビなど、業務上で発生しそうなあらゆる不正について『クビ』がついて回った。
しかも、一度クビになって退社すれば、全国どこの地域であっても再就職不可の念の入れようである。

私と同期の社員が、風邪で身体を崩し、病気休暇後翌朝出勤してきた。前職ではかなりの地位と収入を得ていた人物だった。
その彼がミーティングが始まってすぐ、具合が悪そうにオフィスに入ってきた。
ドアを閉める間もなくすかさず彼の上司は彼をドアの外へ連れ出し、まもなく戻った上司は「クビにした」と報告した。

若かった私にとっては、客先で発生する契約成否のジレンマ(葛藤)に対し、これらの厳格な規則は大きなプレッシャー(心的外圧)になったが、規則を守り通してみると本当に良い経験をしたと心から思えるのだ。

関連記事
10/24 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(追補:リーダー資質)
10/23 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(結び:私的な信念)
10/23 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(補足:厳格な規則)
10/12 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(後編:公正な規則)
10/12 嫌われ者ジョージィ、良職場との出会い(前編:嗚呼!流転)-[含亭主関白協会]

記録: <NHK命令放送>元総務相は反対表明

2006年10月23日 15時31分23秒 | 格差社会と政治
<NHK命令放送>片山元総務相が「反対」の立場明らかに (毎日新聞) - 10月23日3時5分更新

毎日新聞: 社説:NHK国際放送 国は命令を無理押しするな 毎日新聞 2006年10月22日 0時16分

命令放送を拒否するものではなく、毎日新聞社説 にあるように 明示 する事は大原則である。
報道各社は充分に検討・善処していただきたい。
経過記事として記録する。

関係記事
10/18 政府からNHKへの命令放送について

教育再生会議、中川政調会長『教員免許剥奪』発言(追)

2006年10月23日 14時40分57秒 | 格差社会と政治
<中川政調会長>「日教組の一部、免許はく奪だ」と批判 (毎日新聞) - 10月23日3時5分更新

(国民の権利である) デモで騒音をまき散らすから『教員免許剥奪』とは、中川政調会長の発言は、正に日本が民主国家になる前の戦前・戦中の官僚 発言を想像させる。

教員免許更新制度を考える前に、
政府・閣僚の実績評価制度(一ヶ月毎等)を先に決めて、公正な『評価/更新』 が正しく行えるものか否かを国民に示してくれるとありがたい。

世論調査ではダメだ。
電話による調査等では 深夜まで働く多くの企業労働者 にまで電話は繋がらない。

公正な『実績評価制度』自公が率先して導入してはいかがかな?

追加:
いや、各党が『政府の実績評価制度』を作ればよい。
毎月発表すれば どの党 が実情に近い評価ができるのか判断できる。

評価テーマは統一テーマ、
事前に決める必要はなく、各党、先出し後追い式で良い。
評価書式(フォーマット)は見やすければ各党自由にしたらよい。

テーマ毎に 同一 web 頁上に比較型で掲載し、テーマへのアクセス頻度が判るともっと良い。

やってみないか?

福岡中2いじめ自殺、『調査委に遺族の参加』要望書

2006年10月23日 12時47分35秒 | 格差社会と政治
調査委に遺族の参加を 福岡の中2いじめ自殺で(共同通信) - goo ニュース

もはや遺族である 父親の行動(10/22記事) は止められない。
遺族指定の識者2名とは、係争を前提とした弁護士/記者等であろう。

政府、教育再生会議(10/17記事) にとっても都合の良い社会事件。
遺族の希望通り、係争で事実関係をはっきりさせ、ここまで 『生徒の死』 を利用した報道メディアにも逐次詳細な審理内容を報道して貰おう。

関連記事
10/22 福岡中2いじめ自殺、そしていじめの根元が残った
10/20 教育再生会議、格差増長でいじめは増加するばかり
10/19 家庭の中の子供の悩み(2)
10/17 教育再生会議の始動と、文科省の緊急招集会議
10/16 中2いじめ自殺、本質を責めないからイジメが無くならない