[個人史]: 動物、猫、ネコ物語
ネコ社会も先輩後輩のタテ社会らしいことはみているとよく分かる。
この半分ネコ屋敷風の店には、長年飼われている”ノラ”と名付けられたおばあちゃんネコがいた。
部屋の真ん中の座布団がいつもの場所である。
ノラはいつも悠々として座布団で寝ているのだが、生き物と見ると コミュニケーション魂 が沸き立つ私である。
嫌がるネコを抱きかかえたり、なだめすかすように撫でたりとなにかしないではいられない。
その時のネコ(”ノラ”)の表情は「ほんとにしつこい男だねぇ」と迷惑顔だ。
だがひょんな拍子にツボを見つけた。(何人かに話したからネコ好きには広まっている事だろう)
以来、私がさわっても嫌がらず、無関心を装いながらも”ゴロゴロ、ゴロゴロ”喉を鳴らすようになった。
その後は、私が”ノラ”を呼ぶと「わたしはアンタなんかに心を許しちゃいないわよ」と云うそぶりを見せながらも私のそばにやって来て、喉を「ゴロゴロ」云わせながら撫でさせるようになったのだ。
ほかにいる若いネコたちは遠まきに見ているだけである。
(続)
引用記事
10/14 回想:ビーグル犬、"コロ"
ネコ社会も先輩後輩のタテ社会らしいことはみているとよく分かる。
この半分ネコ屋敷風の店には、長年飼われている”ノラ”と名付けられたおばあちゃんネコがいた。
部屋の真ん中の座布団がいつもの場所である。
ノラはいつも悠々として座布団で寝ているのだが、生き物と見ると コミュニケーション魂 が沸き立つ私である。
嫌がるネコを抱きかかえたり、なだめすかすように撫でたりとなにかしないではいられない。
その時のネコ(”ノラ”)の表情は「ほんとにしつこい男だねぇ」と迷惑顔だ。
だがひょんな拍子にツボを見つけた。(何人かに話したからネコ好きには広まっている事だろう)
以来、私がさわっても嫌がらず、無関心を装いながらも”ゴロゴロ、ゴロゴロ”喉を鳴らすようになった。
その後は、私が”ノラ”を呼ぶと「わたしはアンタなんかに心を許しちゃいないわよ」と云うそぶりを見せながらも私のそばにやって来て、喉を「ゴロゴロ」云わせながら撫でさせるようになったのだ。
ほかにいる若いネコたちは遠まきに見ているだけである。
(続)
引用記事
10/14 回想:ビーグル犬、"コロ"