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笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

選択肢に悩む件

2010-08-16 22:18:44 | フルート【楽器選び】
フルートメーカーのカタログをお風呂上りにベッドでうだうだ寝っ転がった体勢でニヤニヤしつつめくるのが最近の日課です。
アヤシイ雰囲気だけど、1人暮らしだからいいってことにしておいてください。
 
で、脳内で欲しいフルートのイメージを膨らませている最中なんですが、
今いちばん悩んでいるのはカバードキィかリングキィかってとこなんですよね~。

フルートに明るい方には釈迦に説法ですが、
フルートをご存じない方もこのブログを呼んでくださる可能性があるかなと思って一応説明。
カバード/リングというのはフルートのキィの種別で、
カバードはパンケーキのようなきちんとふさいだ形、
リングはドーナツのような真ん中が抜けた形になっています。
リングキィのほうが指穴を確実にふさがないと音が出ない分難しいけれど、
そのぶん指使いが上手になると言われています。
その他にも『カバードキィだとできないけどリングキィだとできる』テクニックなんかもあるらしく、要はリングキィは中~上級者向け、というイメージ(個人的見解です)。

ちなみに私は中学高校時代もカバードしか使ったことありませんし、
先々週に遊びに行ったフルートフェアで生まれて初めてリングキィにさわったくらいです。
(しかも鳴らなくてプラグでふさいで吹いた)

けど、どうせハイグレードフルートを買うならリングキィかなぁとかいろいろ妄想してしまうわけですね。
かといって頭の片隅では「身の丈にあったものを選ばないとあとでキツいぞ」というささやきが聞こえてきたりもして。

堅実かつ安心なカバードキィを選択するか、
憧れと将来への明るい展望を見据えてリングキィにするか、
いま私の心は千々に乱れておりまする…

 

 

 

あ、買うのは当分先ですよ。

楽器購入に関して本気で考え始めた件

2010-08-10 23:23:10 | フルート【楽器選び】
この間の『フルートワールド2010』を受けて、
ちょっと自分の頭のなかを整理してみようと思いました。

まずは買い物(楽器購入)の方針。
①高い買い物だから、急がない。
なにしろ一介のさらりーうーまんですから、私。
検討に検討を重ねて、さらに検討しまくりたい。
時期としてはいちばん早くても冬のおボーナスが出てからでしょうか。
今フェアやってるけど、
フェアはまたやるでしょー!という楽観思想。
②というわけで買わないで試奏の手間は惜しまない。
直営ギャラリーに突撃して吹かせてもらって何も買わずにニッコリ帰る、
を繰り返す所存。

続いて欲しい楽器の方針。
①つくりは総銀&ハンドメイドで。
次に買う楽器は長く吹き続けて行きたいから、今の実力からしたら分不相応かもしれないけれどいいものを求めたいです。
②この間のフェアで、メーカーによって、また、モデルによって、音色がかなり異なることを学びました。
私はダーク&シックな音が好きなので、そういう楽器をパートナーに迎えたい。
キラキラした華やかな音も素敵だけど、
自分本来の好みと異なった方向性のものを買ってしまったら、
ずっと付き合っていけないような気がするから。
③音量はそれなりに欲しい。
今後どういう場で吹くかぜんぜん分からないけど、
肝心のときに「アーアーキコエナーイ」だと困る…

と、いうわけで。
どんな楽器が私にしっくり来るのかな?
がんばって探さなくちゃ

フルートワールド2010に行ってきた件

2010-08-06 22:17:49 | フルート【楽器選び】
先週銀座の山野楽器に遊びにいったとき、
店員さんにチラシをいただいた『フルートワールド2010』。
本日、仕事を定時で上がって覗いて参りました!
店頭にはりっぱなノボリが、ぱたぱた。


7階イベントフロアが二つに分かれていて、
片方がミニステージ、片方が試奏コーナー。
ミニステージではフルーティストさんたちの演奏があったりもしたようです。
(わたしは時間が合わなくて演奏を聴けませんでした。ざんねん。)
試奏ブースにはたくさんのメーカーさんが出展していて、
スタッフさんに声をかけて吹かせていただくシステム。
普段触ることもできないような高級品を手にとってみたり、
いつか買いたい!と狙っている価格帯の楽器の吹き比べをしてみたり、
楽しいことこの上なし。

というわけで以下、
自分宛の備忘録として試した楽器の感想メモなどを。
手の届かないような高級品に関しては省略します(笑)

ムラマツ DS …はっとするほど吹きやすい。音はシックで低音が特によく響く。
初めて吹いた総銀だからかな、ずっと憧れてたメーカーだからかな、
とてもいいイメージです。
サンキョウ セミハンドメイド…リングキィは苦手意識。
スタッフさんとうまくお話できなくて、試奏できませんでした
ミヤザワ AZ BR…華やかな音色。リップがゴールドできれい。
扱いやすそう。
アルタス A1307…スターリングシルバーより純度の高いシルバーを使っているそうな。
透明感のある音色。でも音量はあんまり出ないのかな?
パール MAESTA…高音がいちばん吹きやすかった。
高音が柔らかく響くのはポイント高い。けど、リングキィだったんだよねぇ…
カタログによればリングキィとカバードキィは選択可能だそうなので、
今度直営ギャラリーに行ってカバードで試してみたいと思います。

柔らかいしっとりした音色が好きなので、
ムラマツとパールが私の中のランキングでは比較的高め。
それにしても日本はフルート天国です。
こんなにメーカー(しかも素晴らしいところばかり!)がひしめいている国はないよ!
今日のフェアでアドバイザーをされていた先生によれば、
関東地方は世界のコンサートフルートの8割を生産しているエリアだそうです。
日本に生まれてよかったよ~

高級品を試奏してクラクラしてしまった件

2010-07-29 23:56:44 | フルート【楽器選び】
銀座の山野楽器に遊びに行ってきました。

イチバンの目的は、教則本の購入。

学生時代に使っていたのなんてもうどっかにいっちゃったから、
練習を再開するなら同じものを…と思い、
フルート学習者のバイブル、『アルテス』の1巻を。
1巻から、きちんとさらい直すつもりです。

もう1冊は『朝練フルート』という練習帖。
ネットで見たらけっこう評判がよかったので購入しました。
ブレスとか指使いとか、基礎を強化するのによいようです。

第2の目的は、高級フルートの試奏です。
今年の夏はフルート学習者にとって、いい夏。
というのもフルート吹きみんなの憧れのメーカーであるムラマツさんが試奏フェアを開催しているのですね。
だから、普段触れることもできないような高級品を吹くことができるのです!!

いざ5階のフルートサロンへ。
ウィンドウショッピングで価格帯をリサーチしながら様子を伺い、
店員さんに試奏を勧めてもらうまでタイミングを「待ち」ます。
チキンだから自分から申し出るなんてできません。
んでもって手に取らせていただいたのは、
総銀&ハンドメイドの逸品、『ムラマツ DS』モデル。
もっかのところの私の憧れ楽器です。

いやはや、音が深い。
響く響く。
普段の楽器が「鳴る」なら、こちらは「響く」がふさわしい。
低音もやわらかくまろやか、高音も小鳥のさえずりのよう。
へたっぴな私ですらそう感じるのだから、いい楽器ってのはやっぱりすごいんだと思います。
いつか上手になったら、欲しいなぁ。
それまで無駄遣いしないでお金貯めよう、と決意いたしました。

帰りがけ、店員さんに来月の6日(金)~8日(日)に開催される総銀フルートフェアのご案内をいただきました。
その3日間はムラマツのみならず、他のメーカーのフルートも試奏用に展示されるとのこと。
目の保養、耳の保養、くちびるの保養のために、
これは行かなければ!!!

試奏ってやっぱり楽しい件

-0001-11-30 00:00:00 | フルート【楽器選び】
3月にまえすたがやってきてからめっきり試奏の機会は減ったのだけど、
11月の楽器フェア@パシフィコ横浜と12月のムラマツフェア@西新宿でちょっとキニナル楽器を吹くことができました。

まずは楽器フェア。
ヤマハブースでのお目当ては新作、イデアルです。
以前メルヴェイユを吹いて「いい楽器だなー、好きだなー」と思った経緯があるので、
是非吹いてみたかったのでした。
まずは総銀・引き上げから。
ちょっとスコーンと鳴りすぎる?レスポンスいいイメージだけど、わたしには合わないか?
ってか引き上げ音孔と相性があんまりよくないのだ、ひゃらり。
てなわけで同じモデルのハンダ付けを。
おお、これは良く鳴る鳴る。くっきりはっきり、輪郭しっかり。
抵抗感も好みの按配。明るい音色はみんなに愛されるだろうな、という所感。
まじめにフルートに取り組んでいる学生さんに、入門モデルの次、2本目としてオススメしたいような。
そんな楽器。

続いてサンキョウブースでグラナディラのフルートを吹いてきました。
・・・
・・・困ったな。
好きだわ、わたし。これ。
甘くて優しい、木管ならではの音色。
ハンドリングは難しいだろうけれど、真っ向から取り組んだらそのぶん多くのものをもたらしてくれそうな予感がします。
まえすたが居るのに、欲しくなっちゃったよ。。。

んでもって最後に、ヨーゼフのピッコロ。
オーボエ屋さんのヨーゼフが作ったという、沖縄発のピッコロです。
優しい音色、レスポンスのよさ、音程の取りやすさ。
とてもバランスのいい楽器だなあと思いました。
ともすれば響きすぎてしまうピッコロという楽器の特色もあり、これは合奏に合うタイプのものなんじゃないの?と。
正直、これも欲しくなってしまいました。

さて、翌月のムラマツフェア。1つ下の笛友ちゃんと行ってまいりました。
ここはほんとにたくさんの高級楽器が並んでおり、くらくら。
まずはDS、SRを吹きます。
去年の楽器選びのとき、もしかしたらパールのマエスタより多い回数を試奏したかもしれないDSを再度触ります。
豊かな音量、すばやいレスポンス、やっぱりステキな楽器です。
もしかしたらこの子を買っていたかもしれないと思うと、感慨ぶかい。
そしてSR。
これはとにかく待たなくちゃいけないモデルということで、欲しくなるといけないからわざと試奏しないままでいたのでした。
まえすたが来た今なら穏やかに吹けます(笑)
すっきりとした輪郭のある音の粒、これがDSとSRの違いなのかな。
んでもってPTP。プラチナメッキの笛ですな。
パワフルでガテンな音色、これがプラチナなの?ふしぎふしぎ。
体力が要りそうな笛ではあるけれど、わたし、これ、好き。
音色のパレットは銀無垢より単調気味なのかな?だから、吹き手をめちゃくちゃ選ぶ楽器な気がします。

あとはまあ、話題づくりにゴールドブースを。
「宝くじが当たったらどれ買おう?」とか、のんきなわたし達です。
いくつか吹いて気に入った(おこがましい・・・)のは、14金のハンダ付けのものね。
9金を買うくらいならもう少しゴールドの音色が明確なものがいいし、
18金以上は手ごわそうだし。
だから14金ね(爆)