goo blog サービス終了のお知らせ 

笛吹きひゃらりのひゃらひゃら日記

器用貧乏系OLひゃらりが平穏な日常の中でフルート吹いたり歴史に夢中になったりしている日記です。

まだ見ぬ笛を想う件

2010-09-15 19:55:18 | フルート【楽器選び】
この間パールフルートギャラリーに伺ったとき、
「次は通常のマエスタプリスティーンシルバーと2010秋限定モデルのマエスタプリスティーンシルバーを吹き比べてみてください」とエプロンおじさんに勧めていただいたことは前回も書きました。

この限定モデル、レギュラーさんとイチバン違うのは頭部管でして、
レギュラーのほうはPHN-1が標準装備(リングキィの場合ね)のところ、
限定モデルは新作のビバーチェ、しかもライザー部分がゴールドのものが装備されているとのこと。
通常のマエスタプリスティーンシルバーよりパワー系のつくりになってるってことですかね。

しかしながらひゃらりがドキドキしながら両者の違いを気にしている点がもうひとつあります。
それはトーンホール。
レギュラーのトーンホールは半田付けのものしか用意されていないマエスタプリスティーンですが、
今回の限定モデルは引き上げのみ、だそうで。
チラシを見たときちょっとびっくりしてしまいました。
実は8月に山野楽器のフルートフェアで試奏させていただいたおり、
マエスタの925スターリングシルバーを2本、半田付けと引き上げの両方を吹いたのですがその違いが判らなかったんですね。
その後970プリスティーンシルバーを吹いたときは
「ををっ」
って感じだったんですが。
だから私、自分が
「ををっ」
って思ったのが銀の純度によるものなのかトーンホールの造りによるものなのか把握しきれておりません。
そんなわけで次にパールのギャラリーでする吹き比べは、
もしかしたら自分のフルートの構造に関する好みの方向性を教えてくれる機会になるんじゃないかしら、
と期待しきりなんです。


ちなみに、「ソルダード」「ドゥローン」ではなく「半田付け」「引き上げ」とわざと日本語表記しているのは、
学生時代に翻訳法とゆーものを勉強した名残です(笑)
日本語表記のほうが判りやすい言葉の場合は外国語のカタカナ表記ではなくできるだけ日本語で書け!と師匠に叩き込まれたのでした。
おしゃれじゃなくてゴメンナサイ…

上野の一問一答の件

2010-09-12 07:38:03 | フルート【楽器選び】
上野のパールフルートギャラリーに行って参りました。
念願のメーカー直営ギャラリーでの試奏です。



訪ねてみると、こぢんまりとした店内にキラキラの楽器がディスプレイされていて、 CDなんかも少し置いてあって。
どーん!って感じ(どんな感じだ)を予想していたので、
その素朴な店構えにびっくり。


接客してくださったのは小柄なおねえさんと、パールフルートのエプロンをつけたおじさん(多分リペアマンさん)。
ほかのお客さんがいらっしゃらなかったので、お2人を独占状態でした。
とにかくものを知らないので、あれこれ吹かせて頂いては質問して、の繰り返しでしたがいやな顔ひとつされません。
ありがたい。


てなわけでひゃらり&パールのおじさんの一問一答。


Q、カバードキィとリングキィで迷ってるんですが…

A、リングキィへの憧れがあるならリングキィにしておいたほうがいいですね。
高い買い物だから後悔しないほうがいいでしょ? ステップアップの励みにもなりますよ。お客さんぐらい指が長ければそのうちできるようになります。
ただ上級者やプロでも、カバードキィに対してポリシーのある方はカバードです。

Q、インラインとオフセットの違いも気になるんですが?

A、(双方を試奏するひゃらりのフォームを見て)ああ、オフセットのほうがいいですね。楽そうです。
リングキィがしばらくストレスになりますから、ほかのストレスの元は排除しましょう。
インラインに比べてオフセットは音色が損なわれるという方もいますが、 ほぼ問題ないと僕は思いますね。


Q、H管とC管ではどうでしょうか?

A、オケでやるならH管もありですけど、アマチュアならC管でいいと思いますよー?
(今探しているサークルがフルートアンサンブル中心である旨を伝える)
ああ、それならC管をおすすめします。
全く問題ない。
H管は価格も高いし、楽器も重い。
スチューデントモデルからの乗り換えなら総銀の重さだけでもズッシリきますから。


Q、引き上げと半田づけでは?

A、半田のほうが音色に厚みがあるのは事実です。けれど差はほとんどありません。
価格の差はそのまま技術料と思っていただいていいでしょう。
引き上げは同じ素材で形成しているぶん安定していると言うファンもいらっしゃるくらいです。取り扱い的にも音の立ち上がり的にも、引き上げのほうがアマチュア向けにはいいことがたくさんあると知っておいてください。


Q、頭部管の選び方はどうしたらいいでしょう?

A、リングキィの楽器だと標準装備はPHN-1なんですが、ほかにもビバーチェとヴィーヴォを試してみましょうか。フォルテはパワーが要るので、やめたほうがいいかな。
(試奏してみる)
ビバーチェ、いいですね。立ち上がりもいいし、低音もよく響きます。音量面ではこれでかなり問題がクリアされるはずですよ。


子ども電話相談室なみに親切な回答をしていただき、
大変勉強になりました。
これでパールでの候補かなり固まった予感。
「この秋にマエスタプリスティーンシルバーの限定モデルが出るんですけど、それがかなりお客さんの方向性に近いかなぁ。標準装備の頭部管がゴールドライザーのビバーチェなんです」
と伺ったので、
次回はレギュラーのマエスタプリスティーンシルバーとその限定モデルを吹き比べさせていただくことに。
帰りぎわに来月のアンサンブルおためしレッスンに予約を入れて、
たのしいギャラリーを後にしました。
知らないうちに2時間も遊んでもらっちゃいましたよ。

ドーナツvsパンケーキの件

2010-09-01 22:14:46 | フルート【楽器選び】
ひゃらりの脳内ではもはや、
ドーナツ=リングキィ / パンケーキ=カバードキィの図式が出来上がっています。
昨日もクリスピークリームの前を通り過ぎながら、リングキィのことを考えていました。
(ある意味ヘンタイだよなぁという自覚はあります)

さて、先週ぐらいから、練習するときにリングキィの購入を展望に入れて楽器を構えるようにしています。
いやさ、と言ってもカバードキィの真ん中に指を乗せるように意識しているだけだけども。
もともと楽器の持ち方はあまりよろしくないという負の自信(んなもんイラネ)があるものの、
手は女子にしては大きいほうのハズ(ピアノ弾いててもドから上のミまで届くくらい)。
それに加え、ネットでいろんな方の体験記を読むにつれ、
やっぱりリングキィ欲しい!ってキモチがムクムクと湧き上がってきたのですね。

で、ロングトーンの練習をしたりアルテスをさらったりしているタイミングはまだいいのですよ。
けどね。
後半になって具体的な曲を吹いたりしていると、だめなんですね。
ふと気づくと中央から指がズレてる。
特に左手薬指、これがいけません。
まいったな、カバードキィのほんの端っこを押さえる程度しか乗ってないよ…

最初のうちはプラグでふさいで徐々に慣れていくっていうのも手かなとは思うのですが、
とかく甘ったれ思考のワタクシでございます。
プラグを導入したが最後、未来永劫はずせません、みたいな事態にもなりかねない。
リング&オフセット、みたいな仕様にすれば光は見えるのだろうか…
(そして、そゆカスタマイズはやっぱP社なのか?か?)

こうして取らぬ狸のナントカ的にひゃらりが苦悩する間にも、
パ○ラの利用ポイントは着々と貯まっていくのでした。

銀座の試奏ねーちゃんの件

2010-08-23 22:17:19 | フルート【楽器選び】

さて、またも銀座の山野楽器に行って参りました。
なんにもおかいものしないのに。
ごめんねお店のひと。

今日は奥の試奏ブースがあいていたので、
ムラマツDSとパールマエスタシルバー、パールマエスタプリスティーンシルバーの3本をお借りして吹き比べ。
とりあえず慣れているので試したほうがいいと思ったから、
3本ともカバードキィ&C管ね。

30分ほど吹いてみました。
(いつも会社帰りだからあんまり時間ないのよ)
やっぱりいい楽器はいいなぁ…って、そこじゃなくって。
今のところ私の中で2大候補となっているのは、
ムラマツDSとパールマエスタプリスティーンシルバーだということを再確認。
この先このふたりでじわじわ予備選挙を詰めていくカンジでしょうか。
アメリカ大統領選みたいだね!
ムラマツくんの低音の響きは力強くとても魅力的。
『ジュ・トゥ・ヴ』や『シチリアーノ』みたいに低音で始まる曲がよく映えます。
パールのプリちゃんは、音色がとってもきれい。
『カルメン』のインテルメッツォを吹いてみたら、やわらかくてしっとりしてて、
私のスキな音色で歌ってくれました。
つまり、どっちも気に入ってしまっているのよ…

さて、ブログ先輩のすとん様からいただいたアドバイスや自分の方向性なんかも詰めて、
備忘録がわりに今決めているオプションなどを書いておこうと思います。

①Eメカは、つける。
多少重くなってもいいや。
13歳のときからついてる楽器になじんでるんだもん。

②やっぱりカバードキィかな?
最近ドーナツ屋さんの前を通り過ぎるたびにリングキィをイメージしてしまうひゃらりなんですが(病的だな)、
やっぱり自分がキモチよく吹けるのはカバードな気がするの。

と言いつつ、リングキィへの未練は…たちきれず…

③C管/H管に関しては、
H管にしてみようかと思います。
低いシが出るとそれだけで楽しそうだもんね~☆
でも現状でまだH管に触れたことないので、次回の試奏のテーマだな!
うん、そだな!(楽器屋さんごめんなさい)

④銀の純度に関しては、
どっちの楽器選ぶかによる!
それで決まる!
ワシャ知らん!

さて、また凝りもせず試奏に行くことを決意しているわけですが、
帰りがけに楽器屋のおねーさんに言われてしまいました。

「またお越しくださ~い。
お客様の好みの傾向はだいたい把握しましたから~」

をを、商売上手。

 

☆追記☆

カバードキィとH管は相性が悪いんだって。リングキィをがんばるかH管をあきらめるかの、究極の選択かぁ。。。


フルートのことを考えてはタメイキをつく件

2010-08-18 21:44:47 | フルート【楽器選び】
フルート選びって、二者択一が多い気がするのです。
まるで○×クイズに取り組んでいる気分になります。
おとといのブログで書いたカバードキィかリングキィか、ってのもそうだけど、
いろいろ突き詰めていくと心乱れまくり。
 
C管(短いボディ)とH管(ちょい長ボディ)とどっちがいいのー、とか
(この選択肢でいちばん低い音がドになるかシになるかが変わってくるわけですね)、
 
スターリングシルバー(シルバー925ってやつですね)ともっと純度の高いシルバーとどっちがいいのー、とか
(ここで響きや音色が変わってくるんだな)、
 
ゴールドメッキかけるのとかけないのとどっちがいいのー、とか
(響きや音色やルックスが変わってくるなぁ…)、
 
このあたりを誰かエクセルで対比表にしてくれないもんでしょーか。
 
ああ、
そんなことより神様、
私にとって
 
 
 
M社とP社どっちがいいのー!
 
 
いやいやいや、
まだまだ他にもいいメーカーもあるもんね。
ここを二者択一にすることないね。
 
…ね?