白河夜舟

水盤に沈む光る音の銀砂

上大岡まで

2009-05-02 | 日常、思うこと
大学時代の軽音楽部の先輩ご夫妻に招かれて、
4月29日午前11時22分泉岳寺発京浜急行にて
一路南進、関東圏随一の高速走行を楽しむうちに
11時51分上大岡着、1階改札を抜けると、
シナリオライターの奥様が迎えてくださった。





雲ひとつなく、光のくぐもりも拭われて少し眩しい
碧空に影を並べて歩きながら、
しばらく歓談するうち、数分ほど風を切り分けると
ご夫妻のお住まいに到着、扉が開かれると、
ピザの焼ける香ばしい香りと共にご主人が現れた。
謝意を述べ、持参したトカイワインをお渡しする。





机には2種のグラスにご夫妻お手製のサラダ、
チキンのトマト煮込み、2種類のピザが並ぶ。
持参したイヴァン・リンスの音盤を回して、
シャンパンの栓が抜かれ、午餐となる。





タケノコとキノコのピザなど、旬の味、
実に温かみのある手製の料理が振る舞われて、
酒と言葉がよどみなく進む。
シャンパンが空き、スパークリング日本酒が空き、
トカイが空き、ラムが進み、イチゴワインが進み、
気がつけば午後3時、近くの酒販店とスーパーに
買い出しにいく。





ご夫妻のお住まいに戻り、
シナリオ論から取り留めもない話を交わしながら
鮎の塩焼きや塩辛を肴に、さらに日本酒などを飲み、
ピアノを弾き、味噌汁を作り、などするうちに
いつの間にか午後9時、ご夫妻に駅まで見送られ、帰途。





あたたかな心遣いに返す返すも感謝しながらも、
ご夫妻の仲睦まじい様子と信頼の深さを見ているうちに、
なんだかこちらも結婚したくなった一日だった。





*************************





昨日、仕事を終えてすぐに新幹線に乗り地元へ戻った。
東京からの帰省ラッシュを甘く見ていたせいで、
3列シートの真ん中でひとり、肩身の狭い思いをした。
戻りの新幹線は空きがなく、やむなくグリーン席である。
世間では16連休のひとがいたり、週休3日となって
副業をはじめたひとがいたりするようだが、
妹はGWの只中に東北方面に出張の予定が入っていて、
今朝慌ただしく、実家から大阪へと戻って行った。






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (michiho)
2009-05-02 21:49:29
改めて、ご来訪まことにありがとうございましたー。
あっという間の9時間だったね!
トカイもとっても嬉しかったけど、何よりも
lanonymatくんのピアノが久しぶりに聴けたのと
お手製お味噌汁のご相伴に預かれたのが
すっごく貴重な経験でした。
次は本郷ねこねこツアーでよろしく♪
返信する
Unknown (lanonymat)
2009-05-02 23:40:33
ありがとうございました。
本当にあっという間でしたね。
こころの贅沢をさせていただきました。
酔っ払いの味噌汁はちょっと辛かったかも
しれませんが・・・(苦笑)

本郷の猫は、何せ気まぐれなもので、
出くわす時とそうでないときの数の違いが
甚だしいのです。
本郷にお越しの際は、祈りつつお越しをば。
返信する

コメントを投稿