舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

レパートリー増殖中

2014-10-16 06:38:43 | about四代目
先日のイベントのスタジオM出演VTRを見ているうちに、その中から自分が次に覚える曲を(独断で)決めた四代目。
本当に32小節覚えちまいました。
最近すっかりおなじみとなっていた「ぼく みんなといっしょにふらべいびーおどるんだ!」のセリフの「ふらべいびー」が早くも新しい曲名にチェンジしています。
って早すぎだろアンタ(笑)。いくら何でも荒削りすぎて、まだまだとても人様にお見せ出来る代物じゃないぜ。


どうも彼女が一度に覚える単位は「32小節」らしいです。
フラベイビーは64小節を(正確には重複部分もありますが)2回に分けて覚えました。
もちろん、量を覚えられてもクオリティの点では残念なレベルですから、これから精度を上げていく大事な作業が残ってます。
特に今回の曲はレッスン光景ではなく映像で覚えたので、左右逆になりやすいところを直していくのが大変だ~(笑)。


彼女は物欲で釣られないと練習に励めなかった母親(=私)とは違い、覚えたい!上達したい!というモチベーションが非常に高いので、同じ箇所を何度も繰り返し練習させても飽きたりはしないようです。

ただし、実はあの女児、3歳のくせに異常にプライドが高くてミスするのが自分で許せないらしいんですね
ウッカリ私が「あ、そこ違う」とか言っちゃったりすると瞬時にヘソを曲げて脱走してしまいます。
したがって、間違いを直したい時は「ここをこうするともっと良いよ」的な気ぃ使った言い回しに徹しなければなりません。面倒くさい子供だなぁ。
何だか満点以外の答案用紙は全部許せなくてマミちゃんのベッドの下に押し込んでた自分を思い出すぜ(←あっここに元凶が)。


で、独断的新曲が1曲だけなら良かったんですけど、気の早い事に他の曲にまで触手を伸ばそうとし始めてるのが困りものです。
3歳児というか未成年にはおよそ似つかわしくないケアロハにまで色気を出す(※ケアロハなだけに)始末。
マミちゃんは「せっかく覚えたがってんだから良いじゃーん」と至って軽いノリですが、意味を説明しなきゃならないのは私なのだよ。どうしろってんでィ。
例のドラマ昼顔を平気で3歳児に見せてた私も流石にケアロハはちょっと……(笑)。


しかし、無謀にもウチの出演曲のほぼすべてに触手を伸ばそうとする中、唯一ミーネイにだけは手を出そうとしないのが結構面白いです。
内容的に我ら福田家とはおよそ無縁だと本能か何かで悟っているのでしょうか。


いずれにしても真面目な話、まだ基礎の重要性を理解させるのが難しい年頃である以上、闇雲にレパートリーを増やすよりも、一曲一曲を正確に踊れるようになって欲しいと願ってやみません。
あとはいつも言っている「大人に媚びるケイキチャン」化しない事ね。大人ウケする仕草ばかりをことさらに強調したケイキチャン踊りでケアロハなんかぶちかまされた日にゃあ、私ゃいくら我が子でも生理的嫌悪感から凄惨な蕁麻疹が起きる事必至ですので(笑)、これだけは命に代えても防がねば……。


まあ、四代目の踊りに対しての情熱はどうあれ、普段は手に負えない3歳児である事に変わりは無いため、先日見出し画像のポータブルDVDプレーヤーを与えてみました。
レッスン中など大人しくさせておきたいときにヘッドホンでお気に入りのDVDを見せておくとたいへん便利です。
たまに現実を忘れてDVDに合わせて大声で歌い出すのは困りものですが…。

世の中には「テレビやビデオに子守りをさせとくのってどうなの」という意見もあるようですけれど、ウチのは大人しくテレビに子守りされるがままになってるようなタマじゃないので大丈夫でございます(爆)。





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フラと健康についての大切な話

2014-10-15 03:55:00 | ダンス話&スタジオM
明日は10月から始まった新しいクラスのレッスンです
完全に新人さんばかりというわけではなく、3~4年のお付き合いの生徒さん達もいらっしゃれば、このレッスンで初めてご一緒した方々も。
ウチで習うのは初めてでも、他のお教室での経験がおありの方もいらっしゃいますが、ひとまずは新人さんもそうでない方も改めて基礎を学んで頂くべく、他のクラスよりさらにしっかりと基礎に重きを置いております。


フラにおいて基礎はものすごく重要です。
ハッキリ言って、基礎さえ良く出来ていれば全く知らない曲を見よう見まねで踊ったって美しく踊れるくらいです。

なおかつ、正しい基礎は健康にも大変効果的です。
フラは「正しく踊っていれば自然と身体に良い動きになる」という素晴らしい踊りなのですね。

フラはあくまでも「文化」であり「芸術」である事を考えると、健康の為だけにフラを踊る(=曲の意味や文化的背景を一切考慮しない)とか、フィットネス目的に特化されたスタイルのフラ(???)などになるとチョッチ違うかな?という気はしないでもありませんが(笑)、フラがもたらしてくれるプラスな要素の一つとして「健康」というのは確かにアリだなぁと思います。


その証拠に、私も母もこのとおりの体型をしている上、数十年間ほぼ毎日数時間にわたって踊り続けておりますが、腰や膝に不調を感じた事はただの一度もありません。
あ~、流石にこの体型だと逆に踊らなかった日に足腰が疲れる事はあるな。でも「何か膝痛くね?」と思っても、踊り出すとコロッと平気になったりするのです。これウソみたいなホントの話。


だから、ときおり巷で「フラをやっていたら足腰が痛くなった」なる話を聞くと、私ゃ決まって「う~そ~だ~あ~~~」と叫んでしまいます。
だってマジでそんな事絶対有り得ないですよ。確かにフラには色んなスタイルがあるけれど、趣味で踊っている程度の人が足腰を壊すようなスタイルは有り得ない。絶対に無いです。



だから今、「フラのせいで足腰が痛い」と感じておられる方。
あなたは何かを重大に誤っています。
原因はあなた自身にあるのか、指導者にあるのかは分りませんが、とにかくあなたが今踊っているフラは「間違ったフラ」です!!!




先日聞いた話もそんなケースでした。
私の全く存じ上げぬ方なのですが、なんとフラを踊っていたら「脚が凄く痛くなり、膝に水も溜まってしまい、現在レッスンをお休みしている」そうなのです。

あ、脚が凄く痛い!?
膝に水!?!?

ううっ、趣味にと思って始めた習い事でそんな目に遭うなんて、その方は可哀想すぎます


しかし私の同情の念は、次の言葉を聞いた瞬間に怒りにかわりました。
なんと、脚の痛みを指導者に訴えたところ、「それはあなたの練習不足だ」と言われたというのです!!!



ぬゎにぃ~~~~~
激おこスティックファイナリアリティーぷんぷんドリーーーム



…と書こうとして調べたらそれの最上級表現があると知ったのでそっちを書いとこう!

ビッグバンテラおこサンシャインヴィーナスバベルキレキレマスター

いずれにしてももう死語な気はするが、怒りさえ伝わればそれで良いので気にしない!!!



…はぁはぁ、と、とにかく私はそのくらい怒りまくりました。
自分の生徒の健康を害しておいて、何責任転嫁してんだこの似而非指導者がァァァ!!!


私がかように怒っているのは、その指導者が「プロとして当然すべき事」を全く出来ていない(どころかその真逆をやらかしている)為です。

身体を動かす事を教えている以上、フラの指導者は「身体を正しく動かす術」を教える義務があります。
「身体を痛めたり怪我をしたりするおそれのある事」を教えるなど言語道断。
もっと怪我のリスクの高い運動量の激しいスポーツの指導者でさえ、準備体操やクールダウンの仕方をしっかり指導したり、出来るだけ怪我のリスクの少ないやり方を教えたりしているのに、本来身体を痛めるはずの無い(むしろ健康に良いはずの)フラの指導者が何故みすみす身体を痛めてしまうようなメソッドを教えてしまうのでしょうか。

そのうえ「脚が痛いのは練習不足だ」など決して有り得ない事です。
膝に水がたまる事には様々な原因が考えられる為、間違ったメソッドによるフラのせいだと断定は出来ませんが、少なくともそういう症状を持った人に対して「練習不足」というのは指導者としてあまりにも不適切で無責任な言いようです。
不足しているのは生徒の練習量じゃなくて指導者の技量だ。間違いない。


もはや懐かしさすら漂うN井H和さんネタはさておき、今「フラのせいで脚が痛い」と感じている方は、どうか自分の踊り方を今一度見直す事をお勧め致します。
何度も言いますが「ウチのスタイルは身体に負担の大きい踊り方だから仕方ない」というのは詭弁です。笑止千万です。
もしそうだとしたら、どんな系統よりも身体への負担の激しそうなワイマープナのカネダンサーの皆さんが、現在の年齢になっても元気に踊っていられるはずがありません。

ホンの数年程度、一回あたり2、3時間のレッスンを週に数回続けたくらいで痛くなるとしたら、根本的なメソッドが間違っています。
特に、あなたの先生に脚の痛みを訴えたとき、それを「練習不足」などとあなたのせいにしてきたらその先生は完全にアウトです。
本当にまともな先生なら、たとえあなた自身の踊り方に原因があるのだとしても、あなたの踊りを良く見てその原因を見つけようとし、解決すべく心を砕くでしょう。


例えばウチの場合、もし生徒さんの誰かが脚の痛みを訴えて来たとしたら、まずはリラックスして力を抜き、姿勢や脚の運び方に問題が無いか、腰を不自然に振ろうとしていないかをチェックします。
というか「この踊り方だと脚や膝を痛めるな~…」というのは一目で分かりますので、気づき次第「こういうやり方は身体に良くないから、こうした方が良い」というのをお伝えするようにしています。
実際に痛くなったりしないと、なかなか自分の悪いクセは直しにくいものですが、ウチとしては出来るだけ本当に痛くなる前に直して頂きたいと願っている為、「身体に良い姿勢&踊り方」に関してはかなり口を酸っぱくしてお伝えしております。


もっとハッキリ言うと、「身体に悪そうなスタイルの教室」ってのは見れば分りますね。完全に。
実はその、先生(?)に「練習不足だ」と言い放たれた方が通っていたお教室の踊りも「ずいぶん昔どこか遠いところで」(とオブラートに包めるだけ包みまくっておくw)拝見した事がありますが、先生から生徒さんまで一貫して、それじゃ身体にい~わきゃないよ」とス~ダラするしか無いような踊り方でした。

具体的に申し上げますと、そうねえ、クレ556をさしたくなるくらい固まってるのよね。
特に背中~腰の固まりっぷりが凄くて、アミをすれば必ず上半身も連動するし、曲の途中でポーズが入るといちいち「だるまさんがころんだ!」という感じでギシッと止まるし、フラの命とも言える「余韻」もまるで無かった。

真面目な話、アレだと本当に脚や膝に来るでしょうね。
思いっきりジャンプした後、力一杯膝を伸ばした状態で着地したらものすごい負担が掛かります。目一杯伸ばした腕でプロボクサーのパンチを受け止めたら身体中が痺れます。肩を脱臼するかもしれません。
フラを踊っていてもそれは同じ。身体に負担をかけない為には、「遊び」「余裕」そして「リラックス」が無ければならないのです。

美しいフラは身体の真ん中に真っ直ぐな一本の芯が通っているものですが、だからといってすべてをガチガチに固めてしまうと、ただ美しくなくなるだけでなく、身体にも負担をかけてしまいます。
一見したところ力強そうに見える踊り方でも、よく見るとすべてを力一杯に動かしているわけではない事が分るはずです。
「芯の通った部分」と「リラックスして流れに委ねる部分」を正しく使い分ける事こそ、フラを美しく(そして身体にも優しく)する鍵だと言えましょう。どっちかだけじゃダメって事ですね。


あ、今回は話題のきっかけが「脚を痛めた人」だったので脚に言及してきましたけれども、についても同じ事が言えます。
腰だって、正しく使っていれば決して痛くなる事など無いのです。

そもそもフラにおける「腰の動き=スウェイ」とはステップに伴って自然に揺れるものですので、腰だけを故意に動かすってことはまずしません。
そして、そのように正しくステップを踏む事で正しい腰のスウェイを習得した時、そのとき揺れている身体部位が「よく腰痛の時にサロンパスを貼る位置」とは似ても似つかない事に気づくでしょう。

つまり逆に言えば「サロンパスを貼る位置を故意に動かそうとしている時点で大間違い」なのです。

正しいスウェイについては以前も何度か記事に書きましたので、ここでこれ以上繰り返す事はしませんが、いずれにしてもわざとらしい揺らし方は見ていて汚らしいだけでなく、自分の腰にも悪影響を及ぼします。


「フラを踊っているとどうにも脚・腰が痛い」という方は、とにかくまず痛い箇所周辺一帯の力を抜くよう心がけましょう。
そして姿勢をまっすぐにして、どこも痛くならない姿勢で踊りましょう。「立っているだけですでにどこかが痛い」というのは完全に不適切な姿勢です。


強いて「痛くなる」箇所を挙げるとしたら、「背筋と腿」くらいでしょうかね。
背筋は姿勢を良くする際、普段猫背の人はある程度痛くなるかもしれません(それも腰で反らないように気をつけて)。
しかし最初から春日のような姿勢で踊ろうとしなくても、いつも心がけているうちにだんだん良い姿勢が身についてきますから、焦らず慣れていく事が大切です。
腿はフラポジションに慣れていないとしばらく練習を続けた際などに痛くなりがちですが、無理の無い範囲で(最初は膝を曲げるというより「緩める」程度の感覚で)慣らして行けば徐々に耐性がついていきますので、これも無理に急いで鍛える必要は無いと思います。


世の中には「根性論」を必要以上に信奉したがる人もいるかもしれませんが、フラらしいゆるやかでリラックスしたリズムや雰囲気を身につける為にも、「上達もハワイアンタイムで」くらいのノリでゆる~く取り組む事をお勧め致します。

そういや、こないだ出たイベントの会社の社長さんに「福田先生のとこは皆さんゆとりがある感じで良いですね」と今までにない褒め方をされたっけ(笑)。
普段のレッスンの雰囲気とかメンバーの性格って、自分達が思っている以上に踊り方や立ち居振舞にもにじみ出るのかもしれませんな。





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アロハランドin宇都宮【四代目編】

2014-10-14 00:05:40 | ダンス話&スタジオM
本日は10/11に行われたイベント"Alohaland in Utsunomiya"に出演した際に、四代目ことウチの3歳児が"Hula Baby"に出演した時の模様をご紹介致します


すみません、画像がおそろしく多いので長くなるかもです……
動画から抽出した画像(しかもサムネイル)ですから重くはないのですが…。




待ってましたとばかりに飛び出す四代目。




生徒さんに手を引かれて登場。




皆と一緒に後ろを向きます。
若干脚が開き気味なのは3歳児ゆえ仕方がないのか(笑)。
いや、やっぱり下半身のだらしないダンサーは良くないから、今度綺麗な立ち姿を教えなくちゃ!




























斜め後ろ向きからの………




ちょっとおかぴー!!(違)
















スカートをがばっ!




みんなでがばっ!




何事も無かったかのように続きに突入。










うっふ~んのポーズ。
















フォーメーションも一緒に動きます。







がばっ(その2)。




エンディングです。




左右に分れるよ!四代目は上手(かみて)だよ!




スカートがなんだかスーフィーダンスみたいだ。




いったん全員で〆のポーズ。




その後、マミちゃんが四代目に小道具を渡す。




大きく振りかぶって…




ポーズ!と同時にイオラニさんがジャン!!とギターの音で〆て下さいました。イオラニさんgreat job




感謝の投げキッス。




ま…待ってくれ、あんたが帰るのは上手(かみて)だよ
下手(しもて)に帰ろうとしていた生徒さんも振り返って「あらあら」…ホントすいません




けっきょく私も一緒に下手(しもて)に帰りました(笑)。
客席にばいば~い。


今後の課題としては両脇の母および祖母との顔の濃度が違い過ぎるので(笑)、いずれステージメイクもさせねばと思いますし、本人も意外と乗り気なんですが(たぶん例によってお洒落したいんじゃなくて「踊りたい」という信念がすべてに優先しているだけだと思う……)、ケイキダンサーのステージメイクは一歩間違うと痛々しくなるんで、そこは重々気をつけないとね。

ちなみに私自身が3歳くらいの頃は祖母にステージメイクをしてもらってました。マミちゃんはとても我が子の化粧まで構ってる暇がなかったのだ。
しかし祖母はマミちゃんと違って生まれつき濃度の点で恵まれた顔(良く言えばエキゾチック)をしていた為、化粧に対する研究意欲ってモノがまるで無く、私(極めて重い一重まぶた)にも自分自身に施すのと同じテキトーなメイクをしており、無駄に白塗りにされるばかりであんまり効果が無かったなあ。

有難い事に四代目は私やマミちゃんに似ずすでにクッキリ二重まぶたなので、我々のように貧乏整形をしなくても化粧がしやすくて羨ましい限りです。

あ、そういえば貧乏整形についていままで書いた事が無かったなあ。すべての一重まぶたに悩む方と二重のラインが気に入らない方に役立つ「貧乏整形でクッキリ二重まぶたに♪」の記事を今度書きますね(笑)。






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長い記事に最後までお付き合い下さいましてありがとうございました
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アロハランドin宇都宮リポート!!

2014-10-13 07:16:27 | ダンス話&スタジオM
ステージの映像から抜き出した画像をご紹介した前回の記事に引き続き、当日の顛末をご報告したいと思います


今回の出番はお昼ですので、みんな頑張って早起きして朝9時に集合しました。
っていうか私はやっぱり徹夜だった。髪を巻いてるうちに朝になっちゃってマミちゃんが起きて来たときは目の前が真っ暗になったぜ。
しかし中途半端に寝て寝坊するよりは良かったんだと己に言い聞かせて会場へ


スタッフの方に楽屋の場所などを案内してもらい、生徒さん達が無事身支度にとりかかったのを見届けて、駐車場に戻って車内でまだ寝ている四代目と荷物を引き取りにいきました。
ベビーカーに乗せ替えても、道路をわたっていくつもの扉やエレベーターをくぐっても、相変わらず寝こけている四代目。
これほどガサツな人間(私)に運搬されても我関せずなのですから筋金入りです。


けっきょくリハーサルの時間になっても起きないので、ベビーカーのまま音合わせの場所へ移動しました。
スタッフの方に手伝って頂いて階段を上り、サブホール2階のホワイエへ。
このホワイエはけっこう広い上に、人通りもなくほとんど個室のような空間になっていて、確かに音合わせにピッタリの場所です。
リハーサルは一教室ずつ行われますので、まずはトップバッターである我々だけがホワイエに集まりました。


ほぼ同時にナタリーさん達もご到着。
寝こける四代目を見て爆笑するイオラニさん(笑)。
ウチの皆さんもナタリーさん達の姿に歓声を上げたり、思い思いに喋ったりしていますが、もちろんそんな音で起きる四代目ではありません。
そのままホワイエの片隅に放置しておく事にしました。

ナタリーさん達の生演奏によるリハーサルが始まりました。
まずはハナレイムーンから。
ホワイエに響きわたるナタリーさんとイオラニさんの生声にみんなウットリ
何度聴いても素晴らしいわ~。
というか、こうして聴くと英語の歌、しかも王道中の王道ソングもやっぱりいいもんだねぇ。


そして2曲目、初披露のhappy-go-lucky song(この名称気に入っちゃったわ)を踊ったところ、「ある箇所」でナタリーさん達が大ウケ!!
ナタリーさんは"I love it! I love it!!!"を連発するし、イオラニさんなんて演奏しながら爆笑してました。
そうなんです、この曲にはこういう反応が欲しかったんです!!
もっともここまでウケて頂けるとは思いませんでしたが。まぁ悪い意味で可笑しかった場合は逆に笑いを堪えると思うので(笑)、大変光栄な手応えです。


3曲目はイオラニさんの美しいギターの調べ&静かな歌い出しで始まる大作で、先程のポップな曲調とは打って変わって、美しい中にも切なさを感じる曲です。
踊った12人はみんなすっかりナタリーさんとイオラニさんのゴージャスな歌に感動してしまい、前回記事にも書いたけど「このリハーサルだけで満足!もう帰ってもいい」という問題発言まで飛び出しました(笑)。


4曲目は我々二人で踊るミーネイです。
いやはや、ナタリーさんは歌いながら我々の踊りにヒューヒュー言って下さってたけど、イオラニさんからもシャレイさんからもチョ~~~視線を感じて居たたまれなかったッス(笑)。
お嬢さんも一緒にリハーサル現場へお越しになっていて、しかも思いがけず熱心にご覧になってるのね。緊張したのなんの。


さて最後の5、6曲目だ。
って四代目まだ起きないよ。
私が「フラベイビーだよ~」と言ったらウザそうに一度目を開けたけれど、私や生徒さん達の声掛けも空しく、また寝てしまいました。ダメだこりゃ。

仕方ないのでそのままケアロハを踊り、フラベイビーから合流する生徒さん達が立ち位置につきました。
ここでダメ元でもう一度四代目を起こしに行ってみました。
そしたら起きたよあの女児。しかもふらつきながら立ち上がったよ。

どうやら四代目の「ぼくはふらべいびーをおどる」という信念はとにかくすべてに優先されるようで、あれほど嫌がっているドレスや髪飾りもフラベイビーの為なら受け入れるし、ものすごく朝が苦手でヘタすりゃ午後まで寝ているのに、午前中のレッスンで曲が流れると跳ね起きて稽古場に駆け込んで来るのです。
しかも、もう少しで踊りそびれるところだったのを後悔したのか、それからはずっとフラベイビーを踊るレッスンの時間帯には意図的に寝ないようにしているフシさえありました。
そういやイベント前夜だって、遅くまで寝ないのを「そうやっていつまでも起きてると明日フラベイビーが踊れないよ!」と脅したら大人しく引き下がったんだっけ。
寝床に引っ込んでからもしばらくフラベイビーを歌ってたけど(笑)。

そんなわけでこの時も彼女はフラフラしつつも自分の立ち位置へ。
寝起き直後のわりにはまともに踊っていました。
リハーサルという事でフルコーラスではなく中略がありましたが、彼女は踊りを歌詞で覚えているので、特に動じる事無く最後まで踊りました。
一体この女児の踊りに対するモチベーションの高さはどこから来ているのでしょうか。6~7歳くらいまでダンス屋の娘に生まれた事を嘆いていた私とはえらい違いです。これが隔世遺伝というヤツか…。
と言っても踊り終わったらただの寝ぼけた3歳児ですので、階段を降りなくちゃならないってのに「べびーかーでかえる」とかズレたことを抜かしてました(笑)。


そうそう。
こういうリハーサルの時なんかに関係のない人間がカメラや携帯を持って周囲をうろつく行為はドロボウと見なされて当然なので気をつけましょう。
まして、今回音合わせしたホワイエみたいに「他人が居る必要のない空間」だった場合、その空間に無意味に存在しているだけで疑いのまなざしを向けられても文句は言えません。
しかもカメラとかを某ミニにタコ芸人みたいな角度で構えていたらもう、完全に「私を怪しんで下さい」と言っているようなモノです(笑)。
もし一兆歩譲ってカメラの調子かなんかを確かめなきゃならないとしても、盗撮を疑われるようなタイミングや場所は厳に慎むべきでしょう。だからこそ、痴漢冤罪を恐れる男性は満員電車で両手を高々と上に挙げて乗っているわけで。

リハーサルだけでなく、本番中ならなおさらです。
自分達の作品を勝手にパクられたり、YouTubeにアップされたりするのを懸念する教室は決して少なくありません。
私も知らない人から「あなた達の発表会・イベント映像を見た」と言われると恐怖しか感じませんし、他の(ウチよりずっと大手の)お教室の主宰の先生やアラカイの方々も同じ事をおっしゃってました。
とりわけ今回のように自分の教室の演目さえも撮影に(有料の)許可が要る場合や、主催者側で公式映像を撮影するような場合、これを部外者が無許可で撮影するのはモラル以前に犯罪です。

したがって,リハーサルであれ本番であれ、関係者以外の団体が踊っている場合、それこそ満員電車で両手を上げている男性と同じく、カメラを明後日の方向に向けたり電源が切れているのがハッキリ分るようにしたりして、「決して盗撮を疑われない状態」にしておくのが最低限の常識ですね。
もちろん、スタッフや周囲の人から盗撮の疑いをかけられた場合は、女々しくシカトしたりせずに「撮ってない事」を言葉と態度でアピールしましょう(まあ「疑い」ではなく「事実」だったんならシカトする他ないでしょうが、それでは愚かにも自らクロだと言っているのと同じです)。
私なんかこないだ色んな団体が出たイベントで、ウチ以外の団体の出演時はわざわざカメラを上空に向けたり三脚だけ残してカメラ本体を撤去したりして、誰も見てなかろうが全力で「撮ってませんアピール」に励みましたぜ(笑)。

だいたいそんな、人目を憚りながら盗撮したような代物じゃ、劣化コピーの役にすら立ちませんよ。
そもそも盗撮に走らなきゃならない時点でセンス的にそうとう残………いや、流石にこれ以上の猛毒はやめておこう。オモテ記事では(笑)。


…すいません、話題が説教案件に及ぶとついウザイ教師のように長々と説教してしまいます。
でもホント、「身内や仲の良い相手を本人公認のもとで撮影する」のと「よからぬ目的を持って無許可で撮る」のでは大いに意味が違ってきますから、この件は撮る側も撮られる側もおざなりには出来ないと最近とみに思うのであります。
もちろん、イベントを主催する方々もこの件は決して面倒くさがらず徹底的に取り組んで頂きたいものです。そういう所がしっかりしている会社や団体なら、私達出演者も安心して全幅の信頼を置けるのですから。


う~む、説教してたらどこまで話したか分らなくなってしまったぞ(笑)。
そうだ、リハーサルが終わったとこまでだから、次は場当たりですね。


場当たりは設営が終わり本番同様の状態になったサブホールのステージで行われました。
持ち時間は1曲3分、つまり我々は18分頂きましたが、練習を重ねた甲斐あって、全曲やってなおかつ我々二人のミーネイの立ち位置をこの場で初めて決めても時間がメチャクチャ余りました。
そこで残りの数分は平等に全員で舞台に上り、それぞれが自分の立ち位置を確かめる作業をしました。

四代目はこの頃にはすでにバリバリ起きていて、無駄にピョンピョンしています。踊りを覚えるときの驚異的な集中力や本番での度胸などどこへやら、こういうアホっぽい動作は完全にただの3歳児です。
本人もそれを自覚しているらしく、私に「まったくバカだねあんたは」と言われると、「ぼくばかじゃないもん!ふらべいびーおどれるもん」と言い返してきます。


自称バカじゃない四代目が楽屋で手近な紙(あああそれはイベント関連書類!!!)謎の暗黒物質を書きなぐっているうちに、ドサクサに紛れて彼女の着替えをすませました。




ついに出来上がったぜフラベイビー衣装・完全版




ちなみに彼女のククイレイは私がブレスレットをばらして手作りしたものです。
将来の伸びしろを考慮して、リボンを長めにとりました。
っつーか前夜にこういう事してるから寝る時間なくなるんだよ。


お花はみんなの分と一緒に頼んでおいたもので、数年越しに使う事が出来て本当に良かったよ~~
彼女はありとあらゆる髪飾りをいやがった時期があまりにも、あまりにも長くて、この花の出番は一生無いものと諦めていました。
まさか「これを付けて踊るんだよ!」の一言が魔法の呪文だとは夢にも思わなかったぜ。

女の子らしいドレスや髪飾りをいやがるお嬢さんをお持ちのお母さん方は、ダンスをエサに説得するとイケるかもしれませんよ
但しウチのボクっ娘の場合、ドレスや髪飾りを許容するのは本当に踊る為だけに特化されているので、踊る時には喜んで着てい(るように見え)ても、ダンスが絡まない時には相変わらず嫌がります(例:ディズニープリンセス仮装)。

このドレスを着ている四代目、嬉しそうに見えるでしょう?
私もウッカリ「おお、いよいよ女装に目覚めたか!」と期待しましたわよ。自分でも鏡を見て満足そうにしてましたからね。
でも…でもねえ、本番が終わって楽屋に戻ったらやっぱり自らソッコー脱ぎ始めたのです
あまつさえ、花も引きちぎらんばかりの勢いで引っ張って……。
彼女が満足そうにしてたのは「ドレスを着た自分」ではなく、あくまでも「ドレスを着て踊ること」に対してなんですねえ。


まあしかし、本人がそんなにもやる気を出しているだけあって、舞台上の彼女は「バカ親に同じコスプレをさせられている3歳児」に留まらないパフォーマンスをしています。
しかも踊り自体、1ヶ月弱前のオリオンスクエアで踊ったときよりも確実にレベルアップしていました。
練習では出来ていなかったのに、本番で初めて出来た箇所さえあります。

また、彼女はどういう動きをすると客席が沸くかを自分なりに学習しているようです。
しかし、客席を沸かせる方向性を見誤ってしまうとそれは「媚」になり、見苦しいケイキチャンになってしまいます。
そうならないよう、正しい方向に導くのは私の役目だな。うむ、頑張ろう。

彼女が自己満にとどまらず、はたまた大人に媚びるケイキチャンでもなく、「根拠あるプライド」を持った誇り高きダンサーになれるように、私の30年分の経験を存分に活かして行きたいと思っておりまする。




終わった後の記念撮影がこちらです。
背景が何ともバックステージっぽくてイイ感じ!
というか結構良いですねサブホール。ちょっと小さいのでウチの主宰の発表会などには不向きだけれど、小さいからこその客席との近さは小さなハコを好む私には嬉しかったですし、なかなかセンスの良い内装も良かったです。




イポレイマヌの出演メンバー。急ピッチで仕上げた曲を頑張って踊りました




そしてケアロハ&フラベイビー組。イベント最後を締めくくるに相応しくゴージャスに踊れました


残念だったのは、最初の曲の出演者であったティアレの皆さんと撮れなかった事です
せめて踊ってるときの写真を楽しみに待つと致しましょう




ちなみに終了後、一部のメンバーは某和食ファミレスにて打ち上げを行いました。
打ち上げっつっても酒は無いんだけどね(爆)。
酒の代わりにドリンクバーで喉を潤しました。うむ、アルコールが入ってなくても、乾いた喉には十分な癒しです


そんなわけで長い長い一日が終わりました……と思って時計を見たらまだ夜の6時7時だったので驚きました。
しかし身体はすっかり夜だと思い込んだらしく、帰宅したら15時間くらい寝こけてしまいましたとさ



次の記事では四代目のステージ画像特集をお送りしますね





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Alohaland in Utsunomiya 2014

2014-10-12 23:27:18 | ダンス話&スタジオM
10月11日(土)、栃木県総合文化センター・サブホールにて"Alohaland in Utsunomiya 2014"が開催されました




今回の公演は"Natalie Ai Kamauu Japan Tour"というサブタイトル通り、ナタリーさんをフィーチャーして行われました。
ナタリーさんだけでなく、旦那さまのイオラニさん、そして美しいダンサーでもあるお嬢さん・シャレイさんも一緒にお越しくださいました




こちらが宇都宮公演のプログラムです
13曲。でもってウチの出演は6曲です。
しかし肝心なのは量より質だ(※6曲も出といて言うセリフではない)。
どの曲もお客様に、そして演奏して下さるお二人にお楽しみいただけるよう、精一杯踊らせていただきましたわよ


本日は動画から抜き出した画像をご紹介致します
今回撮影して下さった生徒さんのご主人・HさんとYさんに心からの感謝を




早速ナタリーさん&イオラニさんのご登場です
紫のエレガントな衣装にヘッドドレスがとても素敵だわ~。
そして、ものすごいネイルアートもね。
がっつりストーンを乗せたネイルに目がない私、バックステージでお会いした時におもわず「あなたのネイルとってもファービュラス!」と申し上げた次第です。


あ、聞き取れた&覚えている限りにナタリーさんのMCもご紹介しますね。

「皆さまアロハ!
今日は宇都宮のダンサーたちの美しいフラにあわせて歌える事を嬉しく思います。
1曲目はカウアイ島の歌です。
私はカウアイが大好き! とてもロマンティックで美しい場所です。中でもハナレイの月や空は本当に素晴らしいわ」


というわけで1曲目"Hanalei Moon"を踊りました。
こちらの画像はイベント公式カメラマンKuni Nakaiさんの写真を頂いたあかつきにご紹介しますので、どうぞお楽しみに


続けて2曲目です。
「次はhappy-go-lucky(気まま、気楽)な曲です。とても楽しい曲で、私も歌う度に笑顔になります。彼女たちの踊りを見たらあなた達もきっとそうなるわ!ホントに楽しいのよ!! オーケイ!?」

そして始まったのが"That's the Hawaiian in Me"!




いや~ホントに音合わせの時のお二人のウケ方はスゴかった(笑)。
こんなにウケてもらったのは我々が初めてフラベイビーを踊った時以来かも!?




どことは言いませんが「コレはきっとウケてもらえるに違いない!」と目論んでいた箇所で見事に大ウケして頂けて嬉しかったなあ~~~。




お二人が楽しんでノリノリに演奏して下さったお陰で、我々も思わず弾けるような笑顔に
それに、よりによってこの場で唯一本物の「Hawaiian」であるカマウウ・ファミリーに我々のThat's the Hawaiian in Meをこれほどまでに楽しんでいただけた事は何よりも名誉な事でございます

しかしマミちゃん的にはこの時の自分の踊りが「気に入らん」らしい(笑)。
まだ研究不足なんだってさ。
彼女は「研究の人」ですからして、あの人がそう言っている場合、次に舞台でこの曲を踊るときには、マミちゃんの踊りはもっと変化していると思いますぞ。


我々スタジオMの第一部の出演はこの2曲のみで、残り4曲は休憩後の第二部に集中してました。
正直集中し過ぎッス(笑)。「ただでさえ沢山踊らせてもらうのだからあまり多くのワガママを言っては悪い」とか思ってたらこうなったのであった。
お陰で出演の合間の着替えが戦場に…。まあとりあえず全部間に合ったのだから良しとしよう。


休憩のあと再登場したナタリーさんが、以下のように我々の次の出演曲をご紹介下さいました。

「この曲はカピオラニ王妃が夫のカラーカウア王を思って書いた曲です。彼は遠く離れた場所で亡くなってしまいました、しかし当時はメールもフェイスブックも無く、王妃がそれを知る手だてはまったく無かったのです」

という美しくも悲しいラブソング、"Ipo Lei Manu"
ラブソングは悲しい曲の方が個人的に好きな私です(笑)。この曲も大好きだわ~。
しかしこの曲はお蔵出しを早めて急ピッチで仕上げた曲ゆえ、出来上がりが非常に心配でもありました
果たして出来はどうであったか




おお、結構揃ってるじゃん!
これは頑張って突貫工事をした甲斐がありましたな~







ほぼ停滞ゼロの複雑極まりないフォーメーションも無事こなしましたぜ!
しかしこういう長い曲をやるにあたって、ドラマチックなフォーメーションは必須ですな。
この曲も来年の東京遠征ではさらにグレードアップしたフォーメーションをご覧に入れます
というか、今回の舞台はかーなーりコンパクトだったので、これでもだいぶ簡略化せざるを得なかったのです。
フルバージョンをお見せするのが今から楽しみだ~




よかった~。密集していても顔や腕の角度が揃ってるわ~。




ちなみにこの上に挙げている方の腕の角度がいわゆる「イリマ・スタイル」です。




参考画像
曲も服装も全ッ然違うんですが、ちゃんと同じ匂いがするよね。面白いね。


この曲のカイ&ホイはおなじみAloha 'Oeで、これはイオラニさんがメインで歌って下さったんですが、イオラニさんも本当に素晴らしい美声の持主ですね
原曲を歌っていらっしゃるナタリーさんのお父上ハワードさんの重厚でクラシカルな声とはまた異なる魅力をお持ちです。
この曲を踊ったウチの皆さん、音合わせでイオラニさんのカイを聴いただけで恍惚となり、「もう満足これで帰ってもいい」とか言ってたけど待って帰らないで
…けっきょく誰も帰らないで出演時に全員揃っててくれて良かった~(笑)。


さて、次の曲は我々二人で踊りました。
「この曲は"How About Me?"という意味で、私の魅力的な顔や背中、頬はどう?と歌っています」

と言えばそう、"Mī Nei"です。
(お使いのPC環境によってīが出なかったらごめんなさい、iではなくてカハコーの方です)




出てきましたバツイチ2人。
いえ、ここではそれは関係ありません。だってよく考えたらコレは結婚式自体の歌ってワケじゃないんだ~、「結婚式に相応しい歌」なんだ~、だから踊る人がバツイチ独身でもいいんだ~(※ひらきなおり)

ともあれ、この出だしの入り方はいたくナタリーさんのお気に召したようで、音合わせでも本番でもこの部分で歓声を上げてくださいました。
だから無問題なんだバツイチ独身!(※ひらきなおり2)




「ん?この衣装どこかで見た事あるぜ。もしかして最近デモで使ってるヤツじゃないの?」と思った方、違います
ほとんどのパーツは新品です!(笑)
同じなのは私が作ったククイナッツのチョーカー&ブレスレットと、マミちゃんがハワイの生地屋さんで一目惚れした生地で作ったスカートのみだったりします。

しっかし改めて思うけど、光り物ってホント難しいですな。ただ光ってりゃ良いってモンじゃないからね。光ってるだけだったらゴ●ブリだって光ってるわけで。
光る以上は美しく品良く光らねば、と肝に銘じる今日この頃です。




実はイントロと〆の音が原曲とも音合わせとも異なっており、完全なアドリブで踊ってます。
団体だったらカンニング要員としてプレッシャー半端ないけど、この時は二人だけだったのでこのワン&オンリー感こそがライヴの醍醐味で楽しかったです。


さ~て、この後が我々にとって戦場だった(笑)。ここまで忙しい早着替えは久々だったわ~。
おかげでシャレイさんの美しい踊りの前半は全く観られなかったです
しかし早着替えもこれで最後だからと必死で間に合わせました。


という事で最後の2曲。
1曲目はナタリーさんが「一番好きなハワイアン・ラブソング」とおっしゃっていた"Ke Aloha"でした。
そう思っているのはナタリーさんだけでは無いようで、今回のアロハランドの他の公演でもどなたか踊られたようですし、ヒロの店頭ライヴでナタリーさんがこの曲の時に「自由に踊ってね!」と呼びかけたところ、かなり多くの日本人ダンサーが出てらっしゃいました。





踊り終わったところでステージに駆け込んで来る小さな人影。
そうです。四代目です。"Hula Baby"です。
彼女は今までの1時間以上ずっと「なたりー!!」などと野次を飛ばしながら(ヨッパライかよ)観客に徹しておりました。
四代目だけでなく、今までずっと出番を待っていた6人の皆さんも、満を持しての登場です
ちなみに四代目の手を引いて下さったのは、私が四代目くらいだった頃からスタジオのメンバーのK子さんです







大人と同じタイミングで同じ動作をする四代目。
自分が彼女と同じ3歳だった頃は舞台でシャボン玉にじゃれついていた事を思うとただただ驚嘆です。







もちろんスカートをめくるのも一緒に。








動画から作成した画像だとどうしても荒くて見づらいですが、この曲を生演奏で踊るのは初めてにも関わらずニコニコして踊っているのも四代目らしいです(ちなみにホントの人生初は0歳の頃にナーレイさんの演奏に合わせて踊ったメレフラ曲)。
マニュアルでニコニコしたんでは出ないこの自然な笑顔、何としてでも無くさないで欲しいわ~。


四代目の画像は他にも大量に抜き出したので、後ほど【四代目特集】の記事も作ろうと思います(笑)。
それにしても早くKuniさん撮影の美しい写真が欲しいなぁ~


最後はアンコールで再び愛娘シャレイさんがご登場。
美しい踊りを見せて下さいました。
曲はもう一人のカマウウ・ファミリーであるナタリーさん達のご子息、チャズさんのことを歌った曲で、今は離れて暮らしておられる(しかも先日のハワイでのライヴで伺った話によると滅多に会えないらしい)チャズさんも含めた家族4人が歌とフラによってこの舞台で再集結する光景はひたすら美しいの一言でした。


それに、ナタリーさんは彼女の事を「最高のダンサー」とおっしゃっていて、ダンサーである上にミスアロハフラでもあるお母様からそのように思ってもらえるシャレイさん、素晴らしすぎます。
ウチの母じゃ私をそんなふうに思ってくれる事は一生いや永遠に無いであろう。
さっきも顔のタイミングについて貶されたばっかりだ


そんなわけで私は自分に踊りの才能があると思った事は一度もありません。
ここまでひたすら才能の無さを記憶力でカバーして来たと自分では思っております。
自分の脳内に蓄積された膨大な「美しい踊り」の記憶から、その場その場に相応しいものを引き出している感じです。
だから私のように「自分には踊りの才能が無い」と思っている人も、良いものや本物を大量に観ていれば、きっと美しい踊りが踊れるようになります。私が保証します。


…と自信たっぷりな風に言ってみましたが、というか実体験ですから自信があるのは確かなんですが(笑)、今回の映像を何度か観ているうちに自主的に「次に覚える曲」を決めた四代目がすでに32小節を覚えつつあるのを見ると、「ああ…この家族の中で私だけ」と隔世の感を覚えずにはいられません




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あと今回のイベントのフォトチャンネルも作ってみました!

Alohaland in Utsunomiya 2014

9/15オリオンスクエア・フィナーレ写真

2014-10-10 04:36:24 | ダンス話&スタジオM
こんばんは。2日分のレッスンが凝縮された濃厚な1日を過ごして完全に意識がアサッテの方向に飛んでいる筆者です。
流石の四代目も普段より随分早く寝てしまいました。


こういう時に何か書いてもろくなモノにならないので、今日は先月オリオンスクエアで行われたイベントの時に撮っていただいた写真を貼り逃げしようと思います。

見出し画像は出演後に撮った集合写真です。写真用の紙ではなく、A3の大きな紙に印刷して下さったのですが、今はこういう紙でも随分綺麗に印刷出来るようになったのですね


っていうか四代目がとてつもなく残念だ!(笑)
この人は何だってそんな古畑任三郎みたいなとこに手を当てているんだ。
コレを見て本人も「もっとかおがはいっていたほうがいいね」と感想を述べてたけど、んなら撮影時にそんなポーズをすな~~

しかしこれはまだマシな方で、彼女は自分が撮りたくて撮る時はわざわざポーズまで取ってキメ顔もするくせに(しかもボクっ娘のくせにポーズがいちいちグラドル風)、人から「撮るよ~」と言われると何故か妙に反抗的になり、故意に目をこけしのように細くしたり、覇気のない子供のような顔になったりするのです。何考えてんだか。
スタジオアリ●でウッディ(男)の格好をして七五三フォトを撮る気満々のようだけれど、イザって時に本当にその気を出してくれるのかは全く分りませんな。




四代目の愚痴はさておき、他の写真もご紹介します。
第一部のフィナーレで出演者が一列ずつ挨拶しているところの写真も頂きました。




前半の演目が終わり、みんなとりあえずホッとした感じの笑顔です。


ちなみに、何故ここに四代目がいないかと申しますと、彼女の出番は第二部でしたので、この時は応援にお越しくださった生徒さんの傍で座って舞台を観ていたのです。

ただ、普段はステージ中に決して席を立たない(こないだのパンパシだって休憩時間以外は4時間ずっと席から離れませんでしたからね)四代目も、この日は自分の出番があるはずだと思っているからか、「こんなところに座らされっぱなしで本当に大丈夫なのか」という感じでどうにも落ち着きが無く、何かっちゃステージ裏に駆け込もうとする素振りを見せていたようです。

実はこの女児、ステージを見ると本能的に駆け上がりたくなるという困った習性があり、歩けるようになって初めての骨髄バンクの時など、繋いだ手を振り切って舞台に駆け込もうとするのをいちいちとどめるのに苦労したものです。
生来がそんな人間ですから、「今日は観るだけ」と認識している時は観客に徹する事が出来ても、自分の出演があると思うといても立ってもいられなくなるのでしょうね。

う~む、今週末のイベントでも「アンタの出番は一番最後だよ」と言い聞かせておかねば……。







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ドロボウさんにご用心

2014-10-09 04:47:39 | ダンス話&スタジオM
今のうちに、私はどうしても世間に向けて声を大にして言っておきたい事実があります。

見出し画像のホロクー、このドレスを着て「Mahina O Hoku / Aloha Wau Ia'oe」を踊るのは、我らスタジオMのオリジナルです。




このホロクーは青みがかった深いグリーンで、1m程度裾を引きずっているワンピースのドレスです。
胸元のカットは母マミちゃんが手縫いで細部まで指定し、裾の引き方も美しくなるように考案したこだわりのドレスなのです。

今見るとやっぱり8年前だなあというか、今同じものを作ったらシルエットやら生地のチョイスやらもっとずっと素敵に今様に出来る要素がいっぱいあるんですが、まあ8年前の作品ともなればカムエラやオラナさんのようにお洒落なところでさえ時代の変遷を感じるわけですから仕方ありません。
それに、お陰さまで当時は見て下さった方からもご好評を頂きましたし、これを着た生徒さんたちも皆さんお気に召して下さったようで、嬉しい限りです。
8年前とはいえ、きっと多くの方がこのドレスをご記憶下さっている事でしょう。




この衣装自体もウチのオリジナルなら、これをナタリーさんのあの曲に合わせるのもウチのオリジナル。
思い入れのある組合せですので門外不出であり、誰かに著作権を明け渡したり切り売りしたりは一切しておりませんし(つーかそもそもウチはそういう業務はやってないッスw)、これからもそのつもりはございません。

ウチにとってはすでに遠い昔ではあるけれども、俗に言うミッ●ーマウス保護法が切れるほど昔ではないし、第一アレが切れたってミ●キーの生みの親がウォルトさんである事は永遠に不変の事実です。
もし●ッキーの著作権が切れたからって「ミッキ●を生み出したのはワタシ」とか言い出す人がいたらそうとうイタいですよね。


とりあえず言いたい事を真っ先に言ったところで、のらりくらりと一般論に移りましょう。


世の中に存在するデザイン物、たとえば舞台衣装なんかは、必ずしも完全なオリジナルとは限りません。
オリジナルでない物の中には、もうあからさまに特定の元ネタが存在する物もあります。
そういう類の物は「パスティーシュ」「劣化コピー」そして「パクリ」の3種類に大別出来ると私は考えます。


まず一個めの「パスティーシュ」。文学や芸術分野ではよく知られているように、これは作風を模倣する事です。
広義にはパロディもこの一種ですね。
もちろんパスティーシュには何ら問題ありません。まして元ネタが何かハッキリしていたり、ネタ元の創作主の公認のもとでならなお良いです。




身近なパスティーシュの例としてはやっぱりコレですかね。
何度も言ってますが元ネタは左の方です(笑)。
元ネタより右側の方が遥かに知名度が高いという極めて異例なケースですが、ここに至るまでにパスティーシュした側とされた側同士の円満なコミニュケーションがあったからこそ、あくまでも「パクリ」に転落せず「パスティーシュ」としての位置づけがなされているわけです。

また、決してそっくり同じに真似たわけではなく、独自のアレンジが加えられている事も「パクリ」に落ちぶれていない理由の一つです。
オリジナルには無かった要素が加わっていたり、全く別の曲で使ったりして、そしてそれがオリジナルとはまた異なる良さを持っている、これでこそパスティーシュと呼ばれる資格があるのです。



次に「劣化コピー」
「劣化」がつくだけあってもちろんコレはマズい…いえ恥ずかしいです(笑)。
元ネタをそのまま真似っこするのではなく、独自のアレンジを加えたのが悪い方向に作用しちゃった場合に劣化コピーが誕生してしまいます。
まぁ、それでも健気に独自のアレンジを加えようとするだけ、ただのパクリよりはまだマシというかプライドがあるともいえますが……。

分りやすい例でいうと、レンジにかけるだけでおいしく食べられる既製の料理に余計な具材や調味料などを足して却ってマズくしてしまったり、レシピに「肉300g」とあるのにケチって100gしか入れなかったりしたものが劣化コピーです。

フラの衣装で例えるなら、数年前の一時期(これまただいぶ昔ですが)みんなが真似していたカムエラの三段ドレスっぽいものをどこの業者さんも先を争って作っていた頃、ある業者さんが「元ネタはあまりに生地を使いすぎるのでウチのは分量を減らした」とおっしゃってまして、そこで生産されていたドレスは完全に劣化コピーです。
アレはあの非常識なほどの分量があればこそのデザインなのですぞ。どっちかってーと立ち姿の美しさを求めるドレスではなく、踊っている時の状態がメインなので、そこから分量を減らしてしまったら、もうホントにウォッカ抜きのブラッディマリーと同じです。
あれ、まさか同じと思って買っちゃった人いるのかなあ…他にもそういう業者さんがあるのかなあ……などと考え始めると、今も夜眠れなくなります。

そうそう、衣装をそっくりパクっても、あるいは衣装自体はオリジナルより良くできてさえいても、それを全然あわない曲に使っちゃったらそれもやっぱり劣化コピーです。
たとえばココナッツブラとピカピカ光るセロファンスカートでカヒコを踊るとか、タヒチアンの衣装でフラ用楽器を持って踊るなどがこれにあたります。
うわ、想像してたら猛烈に絵で表現したい衝動に駆られて来たが、それやってるとなかなか先に進まないからとりあえず次の項目に移ろう(笑)。


そして3つめは「パクリ」
まあ上記二つも広い意味ではパクリの一種と言えるので、それらと区別するならばこちらは>「猿真似」「剽窃」などと呼ぶべきでしょう。

「パクリ」は元ネタと全く同じものを文字どおりそっくり真似っこした代物です。
言うまでもなく、これら3つの中で一番芸が無くてみっともない。ついでに言うとプライドも無い。
パーマンのコピーロボットでさえ自分で動いたりもするのに、なぜ人の真似をして平気なのか、というよりそんな事をして何が嬉しいのか、極めて理解に苦しむ代物です。

ただしパクリの中にも問題の無い例外があります。
それは「オマージュ」。ネタ元との合意があったり、同じものを再現する事自体に意味がある場合にオマージュになります。
フラではこのケースが大変多いですね。自分の師がデザインした衣装をまとい、自分が師から引き継いだ物そのままの踊りを踊る。師をリスペクトする気持から行われるこうした行為は、尊ばれる事こそあれ、パクリとのそしりを受ける事は決してありません。

たとえばイリマフラスタジオの現クム・ラニさんが数年前のメリモで往年のイリマの衣装と演技を再現したMoku O Keaweは完全なオマージュです。某クムが「今はああいうスタイルでは踊らない」的な事をおっしゃってましたが、敢えて当時のままに忠実であったことにこそ意味があったのです。

だがそれは師の合意、公認があってこそだッ。
今言ったイリマのラニさんは、先代のお二人のクムにとって娘であり姪、そして正統な後継者なのですから誰に憚る事もありません。
血縁関係が無くたって、師が認めた弟子がその許しを得て行うのであれば、もちろんれっきとしたオマージュです。

しかし、教室から破門されたとか、師の公認を受けずにそれをやったら、それは完全にパクリでありドロボウです。
「部屋代は払ったもんね~」とか言いつつチェックアウトする時にテレビとか冷蔵庫みたいなホテルの備品を持ち出して、あまつさえそれを人前で使っちゃうのと同じ。メチャクチャ恥ずかしいしそれ以前にそもそも犯罪です。

第一、同じ衣装を持っていたり、同じ振付を学んだりした仲間に対して非常に失礼です。
思い入れのある衣装や頑張って覚えた振付が勝手にパクられているのを見たら、自分の思い出や努力が穢されたと感じるでしょう。
あと、そんな(元)仲間の気持なんぞ知ったこっちゃねえという人は、そもそもフラに必要なモノが根本的かつ致命的に欠如していますので、フラ自体やらない方がいいと思うぞ私は。


フラというのは人の中身がにじみ出る踊りです。
自分のフラを構成するものが上辺ばかりのパクリや劣化コピーでは、中身自体がまったく無い、ただのハリボテになってしまいます。
表面だけ取り繕ったハリボテによって見る目の無い人のことは騙せても、本物を知る人から見ればハリボテなのは一目瞭然です。

確かに、地道に知識や技術を磨いたり、見る目を養ったりする作業よりも、安易にハリボテで取り繕う方がラクです。それによって傷つくプライドがない人であれば容易い事でしょう。
しかしながら、自分の中身を増やして質を高めていく過程こそ、フラを学び踊り続ける事の醍醐味なのです。
それをむざむざ手放してまで自己満ばかりのフラを踊り続ける意味はハッキリ言って皆無です。



結論。
まず、とにかくあからさまなパクリや劣化コピーをネタ元に無断でやるのは恥ずかしいのでやめましょう。
具体的には、「今現在自分が所属していない先生や教室」の振付や衣装などを勝手に使ったらそれはパクリです。
元々所属していた事があっても、最初から赤の他人であったとしても同じ事です。
(ちなみにワークショップなどで正式に得た振付を踊るとか、公式に売り出してるカムエラのメリモドレスを買って着るのはパクリではありません。まあそれを「自分のデザインだ」と称して転売とかしたら話は別ですが…)

もちろん、どれほどクリエイティヴな人であっても完全なるゼロから物を生み出す事はほぼ不可能です。ですが、だからといって元ネタそのまんまのパクリや劣化コピーに走ると、元ネタを知る人からはこの上なく白い目で見られる事必至ですし、何も知らない人たちから何らかの賞賛を得られたとしてもそれは決してあなたのものにはなりません。そんなの空しいじゃないですか。


第二に、ドロボウさんやニセモノがうようよしていようとも、自分自身は「根拠あるプライドを持てるフラ」が踊れるように歩んでいきましょう。
「他人がやっているから自分もやっちゃえ」というのはいたずらに自分を貶める行為です。そこはぜひ良識に鑑みて、誰にも恥じる事ないフラが踊れるダンサーでありましょう。
内面から美しいフラは必ず分る人には伝わるものです。

逆に、ひどいドロボウを見たからといって、必要以上に義憤を感じたり傷ついたりする必要もありません。
パクリや劣化コピーしか出来ない人というのは、自分の中身が無いからこそそうせざるを得ないのであり、この先も一生「本物のフラ」に触れる事のない、ある意味可哀想な人達なのです。
ただ自分がそうならないように心がければ十分です。


さらに、そういうドロボウさんを見抜けるよう、常日頃から見る目を養っておく事が大切です。
このケースは一般的な窃盗や詐欺などと違い、ある意味「騙される方も悪い」のです。
他人の著作物をパクってあたかも自分のオリジナルであるかのように装ったり、虚言によって自分を大きく見せようとしたり、本物じゃないのに本物のフリをしようとしたりする人でも、見る目のある人が踊りを見ればかなりのところまで馬脚を顕させる事が出来ます。
どれだけ大言壮語を並べられても、上辺だけ本物っぽく取り繕われても、それらに惑わされずに中身を見極めることさえできれば、ドロボウやニセモノに騙される心配も無くなるのです。

たとえば私が記事冒頭に挙げたホロクーおよびそれを使用した曲とその振付、それらはすべてウチのオリジナルであり、他の誰も勝手に使う権利を有しない事がここでハッキリしたわけですから、この記事をお読みになってそれを知っている方であれば、少なくともこれに関してパクっている人がいたとすれば即座に「ドロボウだ!」と見抜く事が出来ます(もっとも、まさかそこまで恥も外聞もプライドも無い事が出来る人が実在するとは思えませんが…)。


同じように、さまざまなフラを見聞きしていけば、おのずと本物と偽物の違いがみえて来るはずです。
もっと突き詰めていくと、どこかのパフォーマンスを見た時に「ああ、この衣装の元ネタは何年のメリモのどこのチームだな」とかそういう事まで見えてきます。
もちろん、振付からフォーメーションから何から全部パクったのでもない限り(笑)、衣装のヒントを得る程度ならいちいち目くじらを立てる案件ではありませんが、そのくらい自分の中のフラの引き出しが増えていくと、それまで見えていなかったものがかなり明らかになって来る=「見る目が養われた状態」になります。
見る目を養う事は、ドロボウを見抜くだけでなく、自分自身の向上にもつながりますので、必ず自分の役に立つ事でしょう。


あ~、久しぶりに説教じじいモードに入ってしまった(笑)。
しかも、最初から「フラをリスペクトしている人」「プライドを持って踊っている人」にはまったくもって釈迦に説法の内容ですよね。
「んなの当然だわ!」という方はほんと長々とすみません、そして最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました

というか、すべてのフラ・ダンサーが「んなの当然だわ!」と思って下さる世の中になって欲しいものだと切に願ってやみません。





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裏部屋行きにしようか悩んだんだけど、やはり多くの方に読んで頂きたくてオモテ記事に致しました。
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四代目、三歳半!と一ヶ月!

2014-10-08 04:20:29 | about四代目
きっかり三歳半の9月8日に投稿し忘れたせいで、えらい半端なタイトルになってしまった(笑)。


2011年3月8日、忘れもしない震災3日前に産まれた四代目は、本日3歳と7ヶ月目を迎えました
気の毒にそうとう無神経でガサツでズボ良奈(※パソコンもこの変換を学習してしまったのでもう敢えて直さない)母を持ってしまったわりに本人は随分頑丈なようで、これまでの3年7ヶ月の間、病気らしい病気はたったの2回(しかもただの風邪)しかしてません。
まあ母親に色々欠陥があっても、そのまた母親が絵に描いたような過保護で、四代目がクシャミ一つしただけで天と地がひっくり返ったように大騒ぎしていますから、まあ私が気を揉まなくても何とかなるでしょうと思って日々を過ごしております(ってオイ)。

マミちゃんは過保護なだけでなく、孫に対してアメリカで売ってるスニッカーズに匹敵するほど激甘です。
何しろ、四代目がいたずらしたり本人の不注意で痛い思いをしたりしても、何故かすべて私のせいにされるのです。
四代目はむしろ被害者であるかのような扱いをされ、私としては不本意極まりない事ばかりです。

にしても、マミちゃんは果たしてあんなに私に対してバカ甘かったでしょうか。いえ決してそんな事はありません。
私には自分が2歳くらいの頃からの記憶があるにもかかわらず、あれほどまでに母親に可愛がられた記憶は皆無です。
しかも、それを本人に直訴しても「んなワケないでしょ!」と一蹴されるばかりで、ますます不本意な思いを募らせる一方です。


納得出来ない事は色々ありますが、まあここはひとつ前向きに捉えて、母が激甘に接してくれているぶん、私はもう少しテキトーでいいやと気楽に構えています(笑)。
人間、子育てを自力で完璧にやろうとか思っても、自分を追いつめるばかりで全く上手く行きませんし、そもそも一人の保護者がすべてを背負い込む必要なんてどこにも無いのですから、たしょうガサツなくらいでちょうど良いと私は思っています(まあ自分は「たしょう」の範疇を軽く超えちゃってるような気がしないでもないですが)。


子供というのは案外タフに出来ているもので、こんな親に育てられていても、日々自分で色々と学習しています。
3歳になった辺りから「交渉」が通じるようになったのは大きいですね。
「ご飯が終わってから玩具屋さんに行こうね」とか、「舞台で踊る時はドレスを着ようね」とか(えらい特殊だな笑)、そういう交渉というか交換条件が呑めるようになり、何でもかんでもワガママしたい放題ではなくなりました。

ただ、ウチの四代目に限って気をつけねばならないのは「異様に執念深い」という事です(爆)。
たとえば、ある玩具を買ってとせがまれた時、世の中の親御さんは「今度ね」と言ってそのまま有耶無耶にするときいたのでその手を使ったらあの女児、本当に買うまでいつまでも覚えてやがります。
しかも欲しいものが手に入る店とその所在地まで記憶している為、ローカルな喩えですいませんがたとえば福田屋に行ったら1階のスーパーだけで帰ろうとしても2階の玩具屋に行くまで決して離してくれないのです。
ほとんど一昔前の土産屋と癒着した観光ツアーのようです。

そんなわけで、彼女との交渉時に嘘やその場凌ぎは通じません。
後で本当にやる事でなければ通じないのです。う~んタフだ。親の望まぬ方向にタフだ。


タフな四代目のパワーの源は目下のところいくらです。
前述の福田屋でも、そのちょっと前は東武デパートでも、立て続けに北海道物産展を開催してくれたお陰で、ここ2週間ほどいくらを切らさない生活を送る事が出来て、有難い限りでした。

彼女の常軌を逸したいくら好きは先日の記事にも書いたとおりですが、過剰摂取を防ぐ為にひと口あたりの粒数をケチる私の給仕が不満とみえ、これ見よがしにお皿を覗き込んでは「いくら まだたくさんあるじゃない」とのたまうイヤな餓鬼です(笑)。

ここで給仕係がマミちゃんになると、一気にいくらの振る舞い方が気前良くなるので、マミちゃんの寄越すいくら満載のスプーンを見て満足げにうなずくんですって。ったく。
マミちゃんがいくらを気前良く振る舞うのは、四代目に激甘なせいだけではなく、マミちゃん自身もいくらが大好きである事によります。
しかし、いくらってそんなに一口で大量に頬張って良いものなのかね。
いくらの年間摂取量が四代目の一食分程度にしか相当しない私にしてみれば、どちらが望ましい摂取量なのかさっぱり分りません。


もう一つの好物が、見出し画像でも食べているアイスクリーム・ポッピングシャワーです。
おそろしい事に彼女はサーティワンのラージサイズを一人で食べ切ります。あんな甘ったるいアイスじゃスモールサイズさえ完食出来ない私からすると恐怖しか感じません。
いくらに甘ったるいアイス、彼女の舌はどうやら私とはだいぶ異なるようです。まあ、肉とかトウモロコシとか被る好物もいくつかありますが…。




ちなみにこちらはヅラではなく、四代目の後ろ姿です。
実はこの人、生まれてこのかた髪を切った事が無いんですね。
断じて母親のズボラのせいではないです(笑)。私はどうも子供特有の輪郭におかっぱ頭とか、重い前髪という組合せがどうにも好きになれなくて、子供らしくなくなるまで伸ばしていたら座った時に座面につく長さになってしまいました。
私と同じ茶色めのストレートヘアは自分の28年前を見ているかのような不思議な気持にさせられます。

あ~、でもいい加減切らなきゃなあ。どうせ七五三だって着物なんか着るワケもなく、スタジオ●リスでウッディ(男)の格好をするつもりなんだからあのボクっ娘は(笑)。







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出演曲発表~

2014-10-07 04:14:06 | ダンス話&スタジオM
いよいよ今週末に迫った某イベントのスタジオM出演曲をご紹介します
すでに全曲書かれたプログラムが関係各所に配られてるようですので、自分達の出演曲を晒す分には問題なかろう(笑)。

ちなみに見出し画像は昨年出演した同名イベントのものです。
その時は会場が横浜だったんですね。今回は初の宇都宮公演です。


1. Hanalei Moon
2. That's the Hawaiian in Me


ウチの最初の出演曲はプログラム1番、つまり全体でも一番最初のようです。
しっとりムーディーなスローナンバーと、可愛らしいアップテンポの曲をセットでお送り致します。
1曲目は日本でも昔からメジャーな曲ですね。そういえば去年東武にいらしたミカさんもメレフラコーナーで歌って下さったっけ。懐かしいなぁ。
2曲目は初公開のド新曲、普通だったら子供や初心者におなじみの曲ですが、スタジオMがやったらフツウなわけは無く。
初っ端のモーションから「そうくるかよwww」とお客様の意表をつく事が出来れば幸いです。くっくっく。


7. Ipo Lei Manu

次の出演は第2部です。
これまたお蔵出しのド新曲、カピオラニ王妃が病気療養のため渡米した夫カラーカウア王を思って書いた曲です。
この曲はもっと先にお蔵出しするつもりだったのを、このイベントが決まった為に急遽こちらでお蔵出しすることにした為、正直フォーメーションとか色々突貫工事です(笑)。
でも昨日の合同練習も場当たりから念入りにやりましたし、今週のレッスンでさらに練習して、素敵なモノをお見せ出来るよう頑張りますわよ。


10. Mi Nei

今回マミちゃんと私の二人で踊る曲はミー・ネイです。
ってバツイチ二人がミーネイかよ!とツッコミを入れられそうですが、クプナでも少女や乙女になりきって可愛らしく踊れる事を思ったら、そこは表現力でカバーだッ!!フラにおいては「なりきること」が重要なのだッ!!!
しかし流石にバツイチ以前にこの体型でしかも二人で純白ドレスとかそういう暴挙には出ません(爆)。

そういえばバツイチ以上だと二度目以降の結婚式で最初っからカラードレス着られるんだよね。マミちゃんはそれを楽しみにしていたらしいが、残念ながら一回きりで懲りてしまい二度目以降は(今のところ)無いようだし、私なんか一回目の機会(と言っていいものかw)さえ進んで棒に振ってしまったし……って自らミーネイ不適合者っぷりを暴露してどうする。
…とにかく、そんな二人がいかにして表現力だけを頼りにミーネイを踊るか、楽しみにご覧いただければと思います(笑)。


12. Ke Aloha
13. Hula Baby


スタジオM最後の2曲は、全体のプログラムでも(すくなくとも地元教室の出演曲としては)最後です。
ケアロハって。またもやリア充ラブラブソングかィ。
いえ、フラにおいて真に重要なのは先程も申し上げたとおり表現力です表現力。たとえリアルなリア充じゃなくたって、あたかもリア充であるかのように感情表現出来る事が大切なのです。「恋をしなければ素敵なフラ・ダンサーになれない」なんて嘘だッ!!!(あ~ひぐらしがいてる~)


そして続く2曲目フラベイビー。
そうです。今回唯一の四代目登場曲です。




彼女は今回もこの曲に出るのをそれはそれは楽しみにしてまして、コレに出る為なら日頃大っ嫌いなロング丈のドレスも髪飾りも甘んじて受け入れるというノリノリっぷりです。
レッスン中、みんなそれぞれ好きな出演曲を選ぶ時も、「ぼく ふらべいびーがいい」と断言していました。

(ちなみに今回は舞台が小さいので日光スタジオのメンバーは手分けして踊る事になりました。どれかの曲に希望が集中するかと思いきや、希望者の人数を見て少ないところに入って下さったり、「どれでもいいよ」と言ってくださったりと、ウチの皆さんはアロハスピリットに満ち満ちていて本当に嬉しい限りです)


すっかり踊る気満々の四代目ではありますが、今回の出演時間は日中
いつも本人が思いっきり寝てる時間帯じゃん(笑)。大丈夫なのだろうか…。
まあ、最近あの人は眠っていても隣室でフラベイビーが聞こえると飛び起きてすっ飛んで来るので、もしかしたら本番でも起きてくれるかもしれません。
なんとか睡眠サイクルを一般的な3歳児に近づけるべく、今日も(彼女にとっては)早々と寝床に追い立てたのですが、しばらく寝床から歌声が聞こえてました。ホントに大丈夫なのだろうか……。






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ありのままのエルサ様ドール比較

2014-10-06 05:04:27 | Disney (パーク、映画&テレビ)
私はFrozenこと『アナと雪の女王』のエルサ様が大大大好きです。
ハッキリ言って歴代のディズニーキャラの中でも他の追随を許さないレベルに好きです。
だってエルサ様は白馬の王子様を必要としない史上初のディズニープリンセスなのですよ。

思い起こせば一人目のディズニープリンセスである白雪姫に始まり、今までの歴代プリンセスには見事に全員刺身のツマのようにもれなく王子が付いてきます。
まぁ流石に「白馬に乗った王子様」系のステレオタイプな王子は初期の数人に限られますし、アラジンとかラプンツェルのように逆玉の輿パターンもいくつか存在するけれど、それにしても運命の相手が必ず出現する事はあたかもハンコを押したかのように同じ。
時代が下るに従って、自分の意志と行動力を持ったプリンセスが何人出て来ても、けっきょく最終的には運命の王子と出会い、彼の活躍によってor彼との結婚によってハッピーエンドになる、という筋書きは完全に水戸黄門です。

正直言ってそういうのはもううんざりなんだ私ゃ。

これが水戸黄門ならワンパターンで良いのですよ、いくら黄門様役が石坂さんだったり里見さんだったりしてもあくまでも一人の人物をモデルにしているわけだし、チャンバラから「この紋所が目に入らぬか!」に至る流れはもはや様式美(形式美)なのですから。
だがディズニープリンセスはそうじゃない。時代はもう21世紀なんだし、今どき素敵な男性との結婚ばかりが女の子の夢ってわけじゃないし、むしろその先の人生の方がずっと長いという現実にそろそろ目を向けていい頃だと思う。


厳密に言えば、そういうステレオタイプを最初に破った記念すべきディズニープリンセスは『メリダとおそろしの森』のメリダだと思います。
彼女が居並ぶへっぽこ花婿候補たちの目の前で鮮やかな弓の腕前を見せつけたシーンは実に爽快でした。けっきょくそのまま誰ともくっつかなかったし。
ただ、作中の彼女のポジションは「娘(子供)」であり、作品のテーマが家族の絆(とりわけ母娘間の)であった事を考えると、「問題解決や夢の実現に白馬の王子様を必要としない女性」というキャラが十分に立っていたとは言えません。

ですから、大人の女性でありながら(そして十分すぎるほどの美貌を持ちながら)白馬の王子様に依らない方法でハッピーエンドをつかみ取ったエルサ様は、私にとって希望の星であり、憧れのプリンセスなのです。
しかもエルサ様の妹がまた従来のディズニープリンセスを戯画化したみたいな恋愛体質なもんで(笑)、その妹との対比によりますますエルサ様の高潔っぷりが際立つという仕組み。やるねえディズニー。ステレオタイプの壁をぶち破るにはこのくらいでなくちゃね。


妹よりエルサ様の方が好きと思っている人は私だけではないらしく、キャラクターグッズも「同じモノでも妹は売れ残っているのにエルサ様は品切れ」というのがやたら多かったです。
ハワイのディズニーストアにいたローカルの少女(4~5歳ってところかな)もエルサ様のお人形を持ってたし。

そんな状況がこの頃だいぶ改善されて来て、エルサ様のグッズの在庫もかなり充実してきました。
前述のように異常なほどエルサ様推しの私がうおおお待ってましたッとばかりにエルサ様をお迎えしまくったのも当然の理と言えましょう。




まあこうして並べてみると流石に常軌を逸している感は否めませんが。


ともあれ、せっかく複数のエルサ様をお迎えしましたので、これからエルサ様グッズを買おうかな?と思っている方の為に、様々なエルサ様を比較して参りたいと思います。


まずはバービーでおなじみマテル社製のおもちゃから。




アナと雪の女王 おはなしデラックスセット

映画が大ヒットしてキャラクターグッズがほとんど店頭から姿を消していた時期も、エルサ様ピンではなく他のキャラとセットになっている物は比較的在庫がありました。
なのでこれもかなり最初の頃にゲットしたグッズです。

エルサ様だけでなく主要キャラクターが網羅されてます。
個人的にはスヴェン(トナカイ)もいるのがポイント高し。
っていうか男性キャラの作りが手抜き過ぎやしないか。
テキトーに作ってる感満載です。まあ確かに彼らの劇中でのポジションを思うと仕方ないのかも…。ハンスはともかくクリストフは不憫だ。

ちなみに、映画をご存知ない方の為に説明致しますと、彼らのうち片方がエルサ様の、もう片方が妹の相手とかではありません。どっちも妹の相手です。
どんだけ恋愛体質なんだ妹よ。流石にディズニー映画ですので同時進行ではありませんでしたが(笑)。




このセットのエルサ様は雪の女王モード=レリゴ~のクライマックスで変身したあとの装いです。
っていうかこんなティアラ被ってたっけ。
被ってませんよ。断じて被ってない。エルサ様をこよなく愛する私が言うんだから間違いないです。
っていうか、変身の最初でまずアレンデールのティアラをぶん投げてるのに、わざわざまた被るワケなかろう。
マテル社製のキャラクター玩具ってせっかく公認商品なのにこういうディテールが結構テキトーです。まあそこがアメリカらしくてけっこう好きだったりします(笑)。




エルサ ライトアップパレス

エルサ様がレリゴ~レリゴ~歌いながら出現させた氷のお城。
この玩具、ものすごく安くてものすごくチャチいです(笑)。チャチい玩具の宝庫であるアメリカのレビューでまでチャチい呼ばわりされてます。
まあでも、子供の玩具なんだからこのくらいで良いんじゃないかね。蝶番の出来なんかそうとう怪しいですが、チャチいおかげで子供やガサツな大人(私)が壊しても簡単に直ります。
正面下部にあるボタンを押すとLEDライトがほんのり光ってそれなりに綺麗です。




パレスにはエルサ様人形もついてきます(というか私にとってはこの人形の方がメインだ。いくら城主を愛していても、城主本人がいなかったら何の価値もなかろう)。
前述のセットに入っているエルサ様と基本的に同じ格好ですが、あのセットに入ってたエルサ様の方がラメが多くてゴージャスだった気が(笑)。
相変わらず謎ティアラ被ってます。しかしそれ以外の髪型はわりかしリアルなので許す(何様だ)。

この窓の下にエレベーターがあってエルサ様を上下させられますし、映画には出て来なかった玉座やベッド、ドレッサーなども氷っぽいデザインで楽しいです。
あとオラフもついてきます。うん、エルサ様はアレンデールに戻って妹と暮らしているんだろうけど、妹の恋愛体質に嫌気がさした時なんかは(笑)、たまに氷の城でオラフやマシュマロウと楽しく遊んで過ごしたらいいと思う(妄想)。




マジッククリップ エルサ

マテルの同じシリーズ。エルサ様ピンです。
ドレスの裾部分を持つとクリップよろしく上部が開いて簡単に着替えさせられるお人形です。
危ないパーツや小さすぎる小物もないので、小さな子供でも安心ですね(まあウチの小さな子供はまず着せ替え人形などに色気を出しませんが)。

っていうかこのエルサ様、服装が映画本編とこれっぽっちも関係ないんですけど!!!
これはかなり不満だ~。せっかく着せ替えられるようにするなら、戴冠式バージョンと雪の女王バージョンの二種類にしたら良かったのにいいいい
まあでもこのグラデーションのドレスも綺麗だから良しとしよう。





というかエルサ様、映画のラストシーンでもこういう感じの「華やかだけど氷っぽいドレス」だったら良かったのにと思います。妹もクリストフもこのシーンだけ全然違う格好をしているのに、エルサ様だけ着た切り雀ってのは寂しかったぞ~。




マテル社の小さな人形シリーズはもうひとつ、戴冠式バージョンも持ってます。
これは映画の服装に忠実で嬉しいです。だから妹とセットだったけど買ってしまいました。
雪の女王バージョンのエルサ様人形は支えがないと自立しませんが、このスカートはしっかりしていて自立させる事が出来ます。
あとマントが取り外せるのも気が利いてますね。実はスカートも取り外せるんだけど、一体誰がどういう目的で取り外すというのでしょう……。




他の物と違ってこの人形だけは髪型も戴冠式仕様のアップスタイルです。
このシリーズのエルサ様は顔もなかなか綺麗ですね。
もっとぬいぐるみっぽいエルサ様も出ているようですが、どんな素材であれ、エルサ様の最大の魅力(と勝手に私が思っている)アーモンド型の瞳は忠実に再現して欲しいものです。




マジカルドレスドール エルサ

同じくマテル社の、バービー大のお人形です。
戴冠式ドレスなのに髪型が三つ編みってどーゆーこと~。
ドレスも映画とちょっと違うんですが、これはドレスに特殊機能(横の魔法のステッキっぽい棒に水をしみ込ませたものでなぞるとスカートの中央部分に模様が浮き出る)がついてるので仕方がないですね。




エルサ様の美しいかんばせ。ディズニー仮装でエルサ様になる方は、メイクの際にこういう立体の人形や玩具を参考にすると良いかもしれません。




キラキラドレスドール エルサ

上のマジカルドレスドールと同じ人形に雪の女王ドレスを着せたもの。
マントにグリッターがふんだんに散りばめられていて私好みです。
ドレスのデザインは相変わらずテキトーだがそこは突っ込まない。




しっかしマテル社さん、相変わらず謎ティアラ好きですなぁ。
私は昔から髪型や服装が映画と違っているのが許せないタイプで、『美女と野獣』のベルの人形も頑張ってセットし直して映画のを再現した記憶があります。


さて、ここまででマテル社シリーズは終わり。
次はいよいよ今日ディズニーストアでゲットしたエルサ様です。




クラシックドールコレクション エルサ

おおお、流石だ。ドレスも髪型も忠実度がハンパない。
公式はやっぱこうでなくちゃ!!!

このリアルな髪型を再現する為にジェルが使われてるようです。
よくこの手の人形についてるようなブラシで髪を梳かすと一発で崩れるらしいので、こりゃ箱入り保存用決定だな~。
髪型にはかなり個体差がありますから、購入の際はじっくり比べる事をお勧めします。




お顔も麗しいわ~。肌の色や輪郭までそうとうリアルに再現されてます。
あと目の描き込みがマテル社製よりもずっと細やかです。
今度は携帯カメラじゃなくちゃんとしたカメラの接写モードで舐めるように撮りたいところです(変態)




シンギングドール エルサ

先程のクラシックドールとそっくりですが、サイズはだいぶ大きいです。(見出し画像参照)
手をかざすと英語でLet It Goと歌ってくれるようです。
「ようです」というのは、絶縁体でも入っているのか未だに音を鳴らせた事がないのですね
箱を開けて原状復帰出来なくなるのが怖い…




顔の作りはクラシックドールよりさらに繊細です。
特に目が素晴らしい。あ~、自分の顔もこういう目に描きたいわ~。

ただソバカスは要らないんじゃないかね。正直言って。
実はエルサ様もラプンツェルも映画だとソバカスがあるんですよね。だから人形なんかでもけっこうそれを忠実に再現しちゃってるんですが、アニメのキャラにそういうリアリティは要らないんじゃないの、と思ったりします。
眠れる森の美女のオーロラ姫なんて、現実には決して有り得ないような完璧な美貌ですからね。でもそこがいい。エルサ様だってどうせ現実には有り得ない体型なんだから(笑)、ソバカスは蛇足な気がします。


ともあれ、麗しいエルサ様が勢揃いして私はシアワセです
もうこれ以上人形には手を出さないぞ。…コレクターズエディションとか出ない限りは(ってオイ)。






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