舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

Alohaland in Utsunomiya 2014

2014-10-12 23:27:18 | ダンス話&スタジオM
10月11日(土)、栃木県総合文化センター・サブホールにて"Alohaland in Utsunomiya 2014"が開催されました




今回の公演は"Natalie Ai Kamauu Japan Tour"というサブタイトル通り、ナタリーさんをフィーチャーして行われました。
ナタリーさんだけでなく、旦那さまのイオラニさん、そして美しいダンサーでもあるお嬢さん・シャレイさんも一緒にお越しくださいました




こちらが宇都宮公演のプログラムです
13曲。でもってウチの出演は6曲です。
しかし肝心なのは量より質だ(※6曲も出といて言うセリフではない)。
どの曲もお客様に、そして演奏して下さるお二人にお楽しみいただけるよう、精一杯踊らせていただきましたわよ


本日は動画から抜き出した画像をご紹介致します
今回撮影して下さった生徒さんのご主人・HさんとYさんに心からの感謝を




早速ナタリーさん&イオラニさんのご登場です
紫のエレガントな衣装にヘッドドレスがとても素敵だわ~。
そして、ものすごいネイルアートもね。
がっつりストーンを乗せたネイルに目がない私、バックステージでお会いした時におもわず「あなたのネイルとってもファービュラス!」と申し上げた次第です。


あ、聞き取れた&覚えている限りにナタリーさんのMCもご紹介しますね。

「皆さまアロハ!
今日は宇都宮のダンサーたちの美しいフラにあわせて歌える事を嬉しく思います。
1曲目はカウアイ島の歌です。
私はカウアイが大好き! とてもロマンティックで美しい場所です。中でもハナレイの月や空は本当に素晴らしいわ」


というわけで1曲目"Hanalei Moon"を踊りました。
こちらの画像はイベント公式カメラマンKuni Nakaiさんの写真を頂いたあかつきにご紹介しますので、どうぞお楽しみに


続けて2曲目です。
「次はhappy-go-lucky(気まま、気楽)な曲です。とても楽しい曲で、私も歌う度に笑顔になります。彼女たちの踊りを見たらあなた達もきっとそうなるわ!ホントに楽しいのよ!! オーケイ!?」

そして始まったのが"That's the Hawaiian in Me"!




いや~ホントに音合わせの時のお二人のウケ方はスゴかった(笑)。
こんなにウケてもらったのは我々が初めてフラベイビーを踊った時以来かも!?




どことは言いませんが「コレはきっとウケてもらえるに違いない!」と目論んでいた箇所で見事に大ウケして頂けて嬉しかったなあ~~~。




お二人が楽しんでノリノリに演奏して下さったお陰で、我々も思わず弾けるような笑顔に
それに、よりによってこの場で唯一本物の「Hawaiian」であるカマウウ・ファミリーに我々のThat's the Hawaiian in Meをこれほどまでに楽しんでいただけた事は何よりも名誉な事でございます

しかしマミちゃん的にはこの時の自分の踊りが「気に入らん」らしい(笑)。
まだ研究不足なんだってさ。
彼女は「研究の人」ですからして、あの人がそう言っている場合、次に舞台でこの曲を踊るときには、マミちゃんの踊りはもっと変化していると思いますぞ。


我々スタジオMの第一部の出演はこの2曲のみで、残り4曲は休憩後の第二部に集中してました。
正直集中し過ぎッス(笑)。「ただでさえ沢山踊らせてもらうのだからあまり多くのワガママを言っては悪い」とか思ってたらこうなったのであった。
お陰で出演の合間の着替えが戦場に…。まあとりあえず全部間に合ったのだから良しとしよう。


休憩のあと再登場したナタリーさんが、以下のように我々の次の出演曲をご紹介下さいました。

「この曲はカピオラニ王妃が夫のカラーカウア王を思って書いた曲です。彼は遠く離れた場所で亡くなってしまいました、しかし当時はメールもフェイスブックも無く、王妃がそれを知る手だてはまったく無かったのです」

という美しくも悲しいラブソング、"Ipo Lei Manu"
ラブソングは悲しい曲の方が個人的に好きな私です(笑)。この曲も大好きだわ~。
しかしこの曲はお蔵出しを早めて急ピッチで仕上げた曲ゆえ、出来上がりが非常に心配でもありました
果たして出来はどうであったか




おお、結構揃ってるじゃん!
これは頑張って突貫工事をした甲斐がありましたな~







ほぼ停滞ゼロの複雑極まりないフォーメーションも無事こなしましたぜ!
しかしこういう長い曲をやるにあたって、ドラマチックなフォーメーションは必須ですな。
この曲も来年の東京遠征ではさらにグレードアップしたフォーメーションをご覧に入れます
というか、今回の舞台はかーなーりコンパクトだったので、これでもだいぶ簡略化せざるを得なかったのです。
フルバージョンをお見せするのが今から楽しみだ~




よかった~。密集していても顔や腕の角度が揃ってるわ~。




ちなみにこの上に挙げている方の腕の角度がいわゆる「イリマ・スタイル」です。




参考画像
曲も服装も全ッ然違うんですが、ちゃんと同じ匂いがするよね。面白いね。


この曲のカイ&ホイはおなじみAloha 'Oeで、これはイオラニさんがメインで歌って下さったんですが、イオラニさんも本当に素晴らしい美声の持主ですね
原曲を歌っていらっしゃるナタリーさんのお父上ハワードさんの重厚でクラシカルな声とはまた異なる魅力をお持ちです。
この曲を踊ったウチの皆さん、音合わせでイオラニさんのカイを聴いただけで恍惚となり、「もう満足これで帰ってもいい」とか言ってたけど待って帰らないで
…けっきょく誰も帰らないで出演時に全員揃っててくれて良かった~(笑)。


さて、次の曲は我々二人で踊りました。
「この曲は"How About Me?"という意味で、私の魅力的な顔や背中、頬はどう?と歌っています」

と言えばそう、"Mī Nei"です。
(お使いのPC環境によってīが出なかったらごめんなさい、iではなくてカハコーの方です)




出てきましたバツイチ2人。
いえ、ここではそれは関係ありません。だってよく考えたらコレは結婚式自体の歌ってワケじゃないんだ~、「結婚式に相応しい歌」なんだ~、だから踊る人がバツイチ独身でもいいんだ~(※ひらきなおり)

ともあれ、この出だしの入り方はいたくナタリーさんのお気に召したようで、音合わせでも本番でもこの部分で歓声を上げてくださいました。
だから無問題なんだバツイチ独身!(※ひらきなおり2)




「ん?この衣装どこかで見た事あるぜ。もしかして最近デモで使ってるヤツじゃないの?」と思った方、違います
ほとんどのパーツは新品です!(笑)
同じなのは私が作ったククイナッツのチョーカー&ブレスレットと、マミちゃんがハワイの生地屋さんで一目惚れした生地で作ったスカートのみだったりします。

しっかし改めて思うけど、光り物ってホント難しいですな。ただ光ってりゃ良いってモンじゃないからね。光ってるだけだったらゴ●ブリだって光ってるわけで。
光る以上は美しく品良く光らねば、と肝に銘じる今日この頃です。




実はイントロと〆の音が原曲とも音合わせとも異なっており、完全なアドリブで踊ってます。
団体だったらカンニング要員としてプレッシャー半端ないけど、この時は二人だけだったのでこのワン&オンリー感こそがライヴの醍醐味で楽しかったです。


さ~て、この後が我々にとって戦場だった(笑)。ここまで忙しい早着替えは久々だったわ~。
おかげでシャレイさんの美しい踊りの前半は全く観られなかったです
しかし早着替えもこれで最後だからと必死で間に合わせました。


という事で最後の2曲。
1曲目はナタリーさんが「一番好きなハワイアン・ラブソング」とおっしゃっていた"Ke Aloha"でした。
そう思っているのはナタリーさんだけでは無いようで、今回のアロハランドの他の公演でもどなたか踊られたようですし、ヒロの店頭ライヴでナタリーさんがこの曲の時に「自由に踊ってね!」と呼びかけたところ、かなり多くの日本人ダンサーが出てらっしゃいました。





踊り終わったところでステージに駆け込んで来る小さな人影。
そうです。四代目です。"Hula Baby"です。
彼女は今までの1時間以上ずっと「なたりー!!」などと野次を飛ばしながら(ヨッパライかよ)観客に徹しておりました。
四代目だけでなく、今までずっと出番を待っていた6人の皆さんも、満を持しての登場です
ちなみに四代目の手を引いて下さったのは、私が四代目くらいだった頃からスタジオのメンバーのK子さんです







大人と同じタイミングで同じ動作をする四代目。
自分が彼女と同じ3歳だった頃は舞台でシャボン玉にじゃれついていた事を思うとただただ驚嘆です。







もちろんスカートをめくるのも一緒に。








動画から作成した画像だとどうしても荒くて見づらいですが、この曲を生演奏で踊るのは初めてにも関わらずニコニコして踊っているのも四代目らしいです(ちなみにホントの人生初は0歳の頃にナーレイさんの演奏に合わせて踊ったメレフラ曲)。
マニュアルでニコニコしたんでは出ないこの自然な笑顔、何としてでも無くさないで欲しいわ~。


四代目の画像は他にも大量に抜き出したので、後ほど【四代目特集】の記事も作ろうと思います(笑)。
それにしても早くKuniさん撮影の美しい写真が欲しいなぁ~


最後はアンコールで再び愛娘シャレイさんがご登場。
美しい踊りを見せて下さいました。
曲はもう一人のカマウウ・ファミリーであるナタリーさん達のご子息、チャズさんのことを歌った曲で、今は離れて暮らしておられる(しかも先日のハワイでのライヴで伺った話によると滅多に会えないらしい)チャズさんも含めた家族4人が歌とフラによってこの舞台で再集結する光景はひたすら美しいの一言でした。


それに、ナタリーさんは彼女の事を「最高のダンサー」とおっしゃっていて、ダンサーである上にミスアロハフラでもあるお母様からそのように思ってもらえるシャレイさん、素晴らしすぎます。
ウチの母じゃ私をそんなふうに思ってくれる事は一生いや永遠に無いであろう。
さっきも顔のタイミングについて貶されたばっかりだ


そんなわけで私は自分に踊りの才能があると思った事は一度もありません。
ここまでひたすら才能の無さを記憶力でカバーして来たと自分では思っております。
自分の脳内に蓄積された膨大な「美しい踊り」の記憶から、その場その場に相応しいものを引き出している感じです。
だから私のように「自分には踊りの才能が無い」と思っている人も、良いものや本物を大量に観ていれば、きっと美しい踊りが踊れるようになります。私が保証します。


…と自信たっぷりな風に言ってみましたが、というか実体験ですから自信があるのは確かなんですが(笑)、今回の映像を何度か観ているうちに自主的に「次に覚える曲」を決めた四代目がすでに32小節を覚えつつあるのを見ると、「ああ…この家族の中で私だけ」と隔世の感を覚えずにはいられません




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あと今回のイベントのフォトチャンネルも作ってみました!

Alohaland in Utsunomiya 2014

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