舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

マリポサのケイキメニュー

2014-06-18 06:01:36 | Hawai'i
この時間まで雑務をやってたら脳味噌がまともに働かない状態になってしまったので、今日は軽めのネタで。


アラモアナショッピングセンターの「ニーマン・マーカス」最上階に「マリポサ」というレストランがあります。
高級デパートのメインダイニングとはいえ、ランチはさほど高くないし地元客も多くてハワイらしい雰囲気を楽しめるオススメのレストランです。

今回、初めて四代目がマリポサのケイキメニューのお世話になったので、そちらをご紹介しようと思います。


ちなみにレストランの入口手前はお菓子売場になっており、なんとヨックモックを試食させてくれました。
それもシガール丸々一本!! 流石ニーマンマーカス太っ腹!!!
シガールは美味しいなあ……ってもしかしてこのシガール、ウチから車で1分の距離にあるヨックモック工場から来たモノだったりするのでしょうか(笑)。


それはさておき。
子連れでマリポサに行くと、カリフォルニアピザキッチンなどと同じように「カラーリングブックとクレヨンのセット」を貰えます。



クレヨンはこのような三角柱のカタチをしており、4本がやはり三角柱の紙ケースに入れられてます。
洒落てる上に持ち歩きにも便利で、未だに外出時に愛用しております。

カラーリングブックの中には食べ物やコックさんの絵が描かれていて、流石レストランだなあなどと思いつつ覗き込んでいると、なんとこの冊子はストーリー仕立てになっており、マリポサオリジナルのあのパンの作り方が説明されているではありませんか!




こちらがそのオリジナルパンです。
パンではなく「ポップオーバー」という名前で、歴史あるニーマンマーカスの最初のレストランからずっと伝えられて来た伝統のレシピだって事もこの冊子のお陰で知りました。勉強になるなあ。

冊子の最後に材料も詳しく載っていますので、我々と違って料理の出来る親御さんだったら作ってあげたくなることでしょう。




子供に出て来る水も注文したジュースも蓋つきのプラスチックカップとストローで出してくれるのは、ウチの四代目のように乱暴な子供(とガサツな母親)にとってホント有難いです。




マリポサの子供用メニューがこちら。
ってあんがい普通だよね(笑)。
確か他のメニューもわりかし普通だったような記憶が…。
でも味は美味しかったです。本人も気に入っていた模様でした。




子供メニューのデザートのアイスクリームサンデーです。
子供用とはいえ容赦ない量の生クリーム&アイス。数年前から生クリームを全く受け付けなくなり、最近いよいよアイスも食べられなくなって来た私から見るともう気絶しそうな迫力です。

これも美味しかったようですが、もちろん四代目が食べ切れるはずも無く、ほとんどマミちゃんのお腹に入りました。
彼女は歳を取って甘い物が食べられなくなるという現象が皆無らしい。未だに一日中甘い物を食べても生きていけるようです。筋金入りの甘党はやはり違います。




ついでなので大人メニューもちょこっとご紹介しましょう。
ここのアイスティーはパイナップルなどトロピカルなジュースとブレンドされていて美味しいです。今はパイナップルルームのプランテーションアイスティーよりこっちの方が美味しいかも。
気前よくお代りをくれますが、注いでくれるのは普通のアイスティーだけなので、底の方にジュース部分を残しながら飲むのがコツです(笑)。




アップルウッド・スモークサーモンのサラダ、これで一人前の半分です。パネェ。
「シェアしたい」と申し出ると、気が利くウェイターさんなら最初から綺麗に2等分して持ってきて下さいます。




メインはこちらです。なんかここ来るとホタテばっかり頼んでるなぁウチは。
私みたいに日本人のくせに魚介類が苦手な人間の場合、ホタテもアメリカで頂いた方が貝柱だけだし良く火が通っていて味つけもしっかりしているので嬉しいです。


ちなみに四代目もホタテ好きです。酒のつまみみたいなホタテの薫製も、ホタテ味の「さけるチーズ」も大好物です。
しかし彼女は明らかに母親と違って魚介類全般が大好きなようで、イクラなども一食で私の一年分くらいの量を平らげてしまいます。
う~む、今度マリポサ行ったら四代目に大人のホタテ料理を取らせて、私が子供用のピザとかフライドポテトとかを貰おうかなあ(笑)。





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フラの自主トレについて考える

2014-06-17 06:01:48 | ダンス話&スタジオM
かなり前の記事で書いた事を、今一度掘り下げる必要があると感じまして、改めて取り上げたいと思います。


フラを学んでいる方の多くは「自主トレ」を実施していらっしゃる事でしょう。
一人で基本や振りを確認するレベルのものから、クラスのほぼ全員が会場や日時を改めて集って行う大規模なものまで、色々な自主トレの仕方が考えられます。


しかし、私は声を大にして言いたい。
自主トレは、やり方や頻度を間違えると全く効果を得られないどころか、かえって悪影響を及ぼす場合がある事を肝に銘じた上で行いましょう。


これは長年フラを学ぶ方々(ウチの生徒さんもそうでない方も含む)を見て来て辿り着いた、紛う事なく確かな結論です。
世の中には自主トレのせいで迷走しているダンサーがあまりにも多過ぎる。
無駄な自主トレさえしなければその人の踊りは今頃ずっと良くなっていたであろう事を考えると無念でなりません。

ウチの生徒さんであればレッスン時にアドバイス出来ますが(アドバイスを容れるか容れないかはまた別として)、自主トレの功罪は、「フラが上手くなりたい」「早く新曲を覚えたい」「イベントを成功させたい」と願うすべての方にお伝えしたい案件なのです。


個人レベルでの自主トレについては前述の昔の記事に詳しく書きましたので、よろしかったらそちらをご参照ください。
そちらでも書いたとおり、個人で練習する事自体は決して悪くありません(しなかったからと言ってウチじゃ誰も責めたりしないけど。っつーか、家庭学習ってモノを一切やって来なかった私が自習をやれとは言えません)。
自主トレが次のレッスンまでに振付を忘れないようにしたり、イベント用のフォーメーションを叩き込んだりするのに役立てばそれでいいのです。
今回問題提起するのは「グループ単位での自主トレ」でございます。



レッスン日に会場へ行くと、こういう凄まじい光景が繰り広げられているところに遭遇してしまった事が幾度かあります。

このいらすとにはおかしなところがあるよ!どこかな?きみもかんがえてみよう!

…と幼児教材風の謎のツッコミを入れたくなるような光景です。


では、じっさいに考えてみましょう。



まずコレ。踊り方が壊滅的に崩壊しています。
壊滅的に崩壊って「頭痛が痛い」並におかしな言葉ですが、そう言いたくなるくらい絶望的に壊れています。
少なくともウチでは決して屁っ放り腰で踊る事はお勧めしませんし、ガニ股にもしません。
もしウチと異なり、踊り方が脚を開き気味にするスタイルであったとしても、ステップに合わせて上半身がブレブレなんて事があってはならないはずです。

しかしながら、まちがった方向の自主トレを過度に行い続けた場合、きょくたんな話このようにその教室のスタイルから乖離した踊り方に変化していってしまうおそれがあります。
なぜならば、正しい方向に軌道修正する立場の指導者が存在しないからです。

「自分の脳内にはウチの教室のスタイルが正確にインプットされている!違う方に逸れていくなんて有り得ない!」と思う人もいらっしゃるでしょうが、残念ながらなかなか完璧に正確に覚えている人はいないものです。
子供時代に住んでいた場所や母校を久しぶりに訪ねるといろんなものがちょっとずつ記憶とは違っていたり、同級生との思い出話が微妙に食い違ったりするように、たった今目の前にあるものでない限り、100%完璧に記憶し再現するのはあんがい難しいんですよね。

フラも同じです。レッスンの時に振付はもちろん先生の微妙なハンドモーションや顔の角度などにいたるまで完璧にインプットしたつもりでも、レッスンから離れるとその記憶は少しずつずれていきます。
私も数年前、ロバート・カジメロ様のtreeのモーションが神がかった美しさなのを見て、私も是非とも身につけたいと強く願って凝視したものでしたが、数年経った今では脳内記憶と実際にやってみたときの手の動きが全然一致してくれません

それがレッスン中であれば違う事をやっても指導者が軌道修正してくれます(※ただしマトモな先生なら、という前提は付きますが)。
苦手な箇所が上手く行かなくても、何度も修正される事によって正しい記憶が脳よりも身体に刻まれていくのです。


ところが、自主トレではこのような軌道修正が行われません。
脳が間違ったものを正しいと認識してしまっても、誰も直してくれないのです。
まして団体で練習しているうちにみんなで間違った事を正しいと認識した場合、間違えた状態で記憶が強化され、それを身体が覚えてしまいますので、全員揃って仲良く行っちゃダメな方向に突き進んで行くのです。


こういうことは本当に起るんですねえ。
あるクラスに2週間ぶりに行ってみたら、レッスンがなかった2週間のうちに彼女達の踊りが自主トレによってスッカリ間違ったアサッテの方向へ飛んでいってしまっており、それを元に戻すのに1時間費やさなければならないという事態になった事は決して少なくありません。

それだったら、自主トレなんか何も行わず、前回やった事をスッカリ忘れた状態で次のレッスンに入った方がまだマシです。
一旦マイナスまで行っちゃったものをゼロに戻す作業から始めなければならないよりは、再びゼロから入る方がずっと効率的なのですから。


踊り方の美しさや振付の習熟度を客観的に見ても、自主トレを沢山しているグループほど良くできているかと言ったら、決してそうとは限りません。
むしろ、今述べたようにレッスンのたびに軌道修正する所から始めなければならない事すらあり、軌道修正が必要になるような自主トレでは却って逆効果と言えます。




そしてこのイラストの中で最も「おかしなところ」はこの人です。
レッスンの仕切り役、あるいは先生役の人!



自主トレの様子を見ていると、グループの一人が前に出て見本となり、あるいは監督となり、他のメンバーを仕切っている事があります。
もちろん、その人が本当の先生から認められたインストラクターなり先生代理なりだったら構いませんが、問題なのは自らその役を買って出たり、他の誰かに「○○さんなら上手だから/よく覚えているから」などと祭り上げられたりした人であった場合です。
そういう人が本当に正しいとは限りません。


このイラストに描いた人のように、「腰の振りは大きければ大きいほど良い」などと致命的な勘違いを起している人であったらもう絶望的ですし、そこまでは酷くなくとも、いくら上手な人や物覚えのいい人であろうと覚えまちがいや踊り方の癖などが皆無とは行かないわけで、それを見本にして踊っていれば当然、それらの間違いや癖が見事なまでに伝染します。グループ全員に。


全員仲良く間違った方向へ突き進んでしまったのであれば連帯責任(ああイヤだわこの言葉)ですが、先生役を務めた誰かの間違いや癖が全員に伝染した場合、やはり責任はその「誰か」にあります。
別に仕事というわけでもないのに、ボランティア精神や仲間からの推薦によってその立場を引き受けた人にとって、そんな風に責任を問われるのは何とも割に合わない話ではありませんか。
ですから、同じグループの仲間という平等であるはずの立場の中で先生役なんてのを買って出るべきではないし、誰かを祭り上げるような無責任な事もするべきじゃありません。


そうそう、平等な立場と書いて思い出しましたが、やはり上手だろうと振付を覚えていようとあくまでも「仲間」なので、「先生に注意されるのはいいけど、同じクラスの○○さんにうるさく言われるのは耐えられない」と訴える生徒さんも結構いらっしゃいます。
一応先生の端くれである私でさえ、何十人もの前で誰か一人の生徒さんを注意するのは気が引けて、つい昨日も個人的にコッソリ「あの~○○さん、どこそこの手が逆でしたよ………」とお伝えしたばかりなくらいで(笑)、これが仲間同士になったら、誰かを個人的に注意したり指摘したりするのはもっとデリケートな問題になると思うんですよね。
ですから、仲間内でそんな憎まれ役をわざわざ買って出る必要はないです。


世の中には「仲間同士でお互いに間違いや欠点を指摘し合うように」との指導をするお教室もあると聞きます。
でもウチはそういう方針じゃありません。そんな事したら深く傷つく人もいるでしょうし、第一楽しくないもんね。
上達は汗と血と涙の結晶からしか生まれないわけではありません。趣味の集まりなんだから、楽しみながら上達したっていいじゃないですか。


え~長々と書いて参りましたが、総括するとこういう事です。
まず自主トレは適量を守ってほどほどに。って酒かよ。
個人的には、グループで自主トレするのは「イベント直前に立ち位置やフォーメーションを叩き込みたい時」くらいでいいんじゃないかなと思います。
定期開催じゃなく、イベント前だけの臨時開催で十分。
ハッキリ申しまして、定期的かつ頻繁な自主トレをしているグループで、「自主トレのお陰で上手くなったなあ」と思った所は残念ながら一つもない!(笑)


どうしてもそれ以上にやりたい時は、決して間違った方向に進んでいかないよう、細心の注意を払う必要があります。
自主トレを散々した後のレッスンで「今日は前回のおさらいばかりやらされてちっとも進まなかった」「何だか基本練習がしつこいなあ」と感じたら、それはあなたの自主トレがマズい方向に行きつつあるという危険信号です
マトモな指導者なら、ちょっとでも軌道がズレていれば一発で分りますし、ズレてきた軌道をきちんと修正してからでなければ決して次に進ませようとしないものです。出来るだけ早い段階で修正しておかないと、今後ますますアサッテの方向へ行ってしまいますからね。


そして、自薦他薦を問わず先生役を立てないこと。
自主トレは「みんなでするもの」です。「誰かに指導されるもの」ではありません。
そのあたりの区別をキッチリつけておかないと、先生役の人によって全員がズレた方向に導かれてしまったり、仲間が仲間を注意する事で人間関係にヒビが生じたりするおそれがあります。


あと最後にもうひとつ。
先生が全くいない状態、つまり誰からも習う事なく自主トレのみで踊る事はやめましょう。
フラは「何曲習ったからこれ以上学ばなくていいや」というものではありません。
もう二度と決して踊らないのでない限り、指導者の存在は必要なのです。
すでにハワイで名の通っているクムでさえ、さらに優れたクムに教えを乞うほどなのですから。

コレ、別に私が先生だからそう言ってんじゃないですよ(笑)。ホントは世の中のものすべてがそうだと思うのです。
たとえばヨガなどを考えても、DVDか何かを見て上辺だけ真似したって何の効果も得られない事でしょう。
本物のヨガを身につけるためには本物のプロに習わなければなりませんし、その後も続けていくのであれば定期的に学び続ける必要があります。


導き手を失ってもなおフラを踊り続けているとだんだん踊りがゾンビ化してきます。
冗談ではありません。マジで軌道修正してくれる人が誰もいなくなっちゃうわけですから、その後どんな暴走をしたって不思議じゃないのですぞ。

よし、今度フラゾンビのイラスト描こう。もちろんカラーで(笑)。





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立体的なフラを踊ろう!

2014-06-16 05:22:38 | ダンス話&スタジオM
見出し画像はようやく完成したハワイアンズのしおりです。
色塗ってラメ乗せてコーティングし、光り物を貼って出来上がりです。


さて、本日はちょっと前にお寄せいただいた「フラを立体的に踊るためにはどうしたらいいか?」というご質問に対しての、私なりの見解をお話ししたいと思います。
もちろん、フラの系統によってはそっくり当てはめられるとは限りませんが、何らかのご参考までに。



まずそもそも「立体的」とはどういう状態かについて考えてみましょう。



こちらはダンサーを正面から見た図を描いたものです。
もちろん絵の上手な人であれば正面から捉えた構図でも立体感を出せると思いますが、私の画力じゃあ完全に平面的に見えますね(笑)。



しかし、このように少し斜めから見た図を描くと、私程度の画力でもぐっと立体感が出て来ます。

つまり、「奥行があると立体的に見える」のです。
これはフラでも同じ事がいえます。


えてしてフラは平面的な踊りであると考えられがちです。
まあフラで最も基本的なステップは横移動ですし、最も一般的な手の動作
(上図の動作)も正面から単純に描けてしまうポジションですので、平面的に見えても仕方ないかなとは思います。

世の中のほとんどのダンスは立体的ですので、それらが苦手な人であっても(一見)平面的な(ように見える)フラは踊るのが容易に感じられて、これが取っ付きやすさの一助となっているのは確かでしょう。

しかし、しかしだ。
入門段階を過ぎた時点で、「フラにも奥行がある」という事に気づかないとそれ以上の上達は望めません。
美しいフラは決して平面的などではないのです。


にもかかわらず、いつまで経ってもフラを立体的なものとして捉えられない人は結構多い。
これは非常に深刻な問題だと、私は常日頃から思ってます。

原因の一つとして、一般に流布しているフラノートの取り方にも問題があるんじゃないかと私は睨んでおります。
前にフラ雑誌に載ってた誰かのフラノートにも、振付をイラスト化したモノが事細かに書かれていましたが、すべてをイラストで表現しようとするのは、「正面から見た絵にも立体感を出せる画力の持主」でもない限りお勧め出来ません。
なぜならば、下手にイラストがあると無意識のうちにそれがすべてだと思ってしまうからです。

たとえば波のモーションをイラストで描いたとします。
これを文字で単に「波」と書いたり、意味から「kai」と書いたりするのなら問題ないのですが、うかつにそれをイラストで描き表してしまうと、実際に踊る時にもまるで絵に描いたように平面的な波になってしまいがちなのです。
どうしてもイラストで説明する必要があるときは、棒人間にしてできるだけシンプルに描くにとどめる事をお進めします。


さて、今日の主題はフラノートの取り方ではなく「立体的に踊る方法」ですので、具体的なコツについてお話ししていきましょう。
本当は良い例と悪い例を動画で撮って裏部屋にでも載せられるといいんですけどね。




まず姿勢です。
姿勢が良い事は非常に大切です。特に、立体的に踊るためにはイラスト左図のように「首の位置を十分後ろに引いて、胸の前の空間を広く取る事」を心がけます。
これが右図の「首が前に出ている状態」になっていると、自分の前に十分な空間が取れず、そのままハンドモーションをしても平面的な代物になってしまいます。


そして、このようにして確保した胸の前の広いスペースをフルに活用して踊ります。
フラは体操ではなく「曲の意味内容を語るもの」ですので、ただ指示どおりに腕を右やら上やらに伸ばしたり曲げたりすればいいのではなく、つねにそのモーションによって語っている事を意識しながらひとつひとつの動作を行うことが大切です。



たとえば腕を上に持っていって山や空など「高いもの」を表す動作の場合、それが山や空である事を意識すると、自然にこのような「遠くを見る姿勢」になります。するべきです。



これが単に「腕を上げる」という認識ですと、いくら視線は上を向いていても山や空の高さ・雄大さも表現出来ませんし、何より平面的な絵になってしまいます。
上方向だけでなくすべての動作において、語っているという事(それも個人的なおしゃべりではなく、語り部のように複数名に向かって物語を伝えようとしているイメージ)を意識しながら踊ると、かなり立体感が出せるはずです。


フラを絵で表現するのが難しいのは、この「一目では理解しにくい・説明しにくい立体感」が原因なのではないでしょうか。
ホントに平面的なだけのダンスだったら、逆にここまで難しくないはずなんですよ。描くのも実際に踊るのもね。

フラガールのイラストでわりかし有名で、フラ雑誌の表紙を描いた事もあるイラストレーターさんがいらっしゃるんですが(いやその説明でバレバレだろw)、その方の描くフラガールがイマイチ平面的な事の原因は、「フラを立体的なものとして捉えられていないこと」と「踊りがメッセージを語るものであると認識出来ていないこと」なんじゃないかと推察しております。
なんかどの絵を見ても「自己陶酔に浸りながらベタッとした平面的なポーズをとっているおねえちゃん」になっちゃってるんだよなあ。

かく言う私だって、社交ダンスとかベリーダンスだったらいくらでも「らしい」絵を描けますが、フラのもつ微妙な立体感を絵で表現するのは未だにヘタクソです。
特に上手いダンサーの「この人……やるな!!」と感嘆するような仕草ほどさり気ないものであり、絵にするのがますます難しいんですよね~。絵にした途端にクサくなったりする(笑)。


う~ん、やはり文章とイラストだけではすべてを伝えられないなぁ。抽象的にならざるを得ない。
やっぱり実物をご覧いただくのが一番なんですよね~。
ウチの実際のレッスンで「立体的に踊るコツ」について具体例を交えて説明致しますので、必要な方はお申し出ください(笑)。





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6月14日(土)のつぶやき

2014-06-15 03:28:42 | 徒然話

近所のミニストップに「イオン」の看板が新たに付けられてて悪い予感しかしない。まさかコンビニなのにレジ袋くれないとか無いよね(笑)。



表紙彩色

2014-06-14 04:22:01 | 創作活動
昨日作ったハワイアンズ旅のしおりの表紙と裏表紙を彩色しました


見出し画像は裏表紙です。
発色を良くする為に、このカットを白い紙にコピーした物を切り貼りしてます。

ちなみにご存知の方も多いとは思いますが、虹を塗る際は、上から「赤・オレンジ・黄色・緑・青・紫」の順番になります。
ど忘れしてしまったときは、ドレミファソラシドの音階に合わせて"Red-Orange-Yellow-Green-Blue-Purple-It's a-Rainbow"と歌って思い出すと便利です。
四代目がお世話になっている幼児番組や玩具は、何だかありとあらゆる歌でもって「虹の色の順番」を覚えさせようとして来るんですよね。お陰で私もスッカリ覚えてしまいました。幼児期の洗脳教育って大事だなあ。


え~それはともかく、表紙の話に参りましょう。




今回の表紙には水色を使いました。なので絵も海のイメージです。
彩色時にラメなどで光らせる事を楽しみに、キラキラマークを大量に散りばめました。文字もドンキのPOPよろしくツヤツヤさせてます。
真ん中の人魚はあくまでもオリジナル人魚であり、リ○ルマー○イドとか○リエルとかとは一切関係ございません(笑)。




こちらにも切り貼り~
アリエ…もとい人魚には白、文字には蛍光ピンクの紙を貼ってます。
私みたいに彩色が下手だと色紙の切り貼りは楽で有り難いなあ(笑)。




貼り終わったら水性ペンで色を塗ります。
もちろんお楽しみの金ラメも入れました。
もっと光らせたいけど何のペンでどこに入れようか思案中です。
人魚と文字を黒線で囲んだらだいぶメリハリが出ました。


人魚はア○エルとは無関係だとか言い張ってる割に、配色がダダ被りなのは気のせいです。






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最近スッカリお絵描きブログと化していてすみません…。
そろそろ本筋に戻りますので、今後とも宜しくお願い致しまする。

6月13日(金)のつぶやき

2014-06-14 03:25:34 | 徒然話

しおり製作なう。コピーを繰り返す事238回、ようやく刷り上がった物を今から綴じます!外が明るくなってきた気がするが気にしない!!



出来た~!(※けどもう朝)

2014-06-13 06:54:14 | ダンス話&スタジオM
皆様おはようございます。
しかしホントはこれからおやすみなさいの福田です。

って、ついこないだもこのセリフ書いたな…。


ともあれハワイアンズ旅のしおり、完成致しました。
238枚のコピーを作成しているあいだに空が明るくなって来たときは一瞬絶望しかけてソウルジェムがグリーフシード化一歩手前まで行きましたが、東北物産展でゲットした牛肉どまん中(※6時間ぶり2個目)を平らげたら元気が出て、ソウルジェムも元の輝きを取り戻しました。




こちらが中のページ。ウチのコピー機はアナログもいいとこで自動給紙してくれないのでひたすら手差しです。かける238枚。




こちらが私の魔女化を止めてくれた牛肉どまん中です。ホント相変わらず美味。
全国各地の牛肉弁当を頂いてるけどコレが間違いなく第1位だ。


さて、本日の記事は私のわりには異常な短さですが、これ以上起きているとまたソウルジェムが濁って来るのでそろそろ寝ます。
って、寝たくらいでソウルジェムが濁らんで済むなら魔法少女達も苦労しないわけだし、そもそも私は生まれつき魔女なんじゃないかというような気がしないでもないですが、もう眠くてまともに頭が働かないのでここまで。


※編集部注:ソウルジェムだかグリーフシードだか謎の単語が出て来てわけがわからないよという方の為に解説したいのですが、解説自体が物語のネタバレになってしまう大変デリケートな案件ですので、詳しくは当該作品のWikipedia記事ご参照のほどを。






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6月12日(木)のつぶやき

2014-06-13 03:20:28 | 徒然話

赤ん坊に甘いものばかり食わせるとそればかり欲しがって肝心の栄養のある食事を受け付けなくなるそうだ。やはり砂糖菓子のようなモノこそが有毒だ。別に甘い食いモンのだけの話をしているんじゃない。世の中砂糖菓子でいっぱいだ。そんなものばかり見てたら脳が腐ってヨーグルトになっちまうぜ。

福田 良奈さんがリツイート | RT

リツイートした台詞はビバップがテレ東で放映された時の最終回の物だと思う。この時は何かと監督の意思に反する放映をさせられており、それについての痛烈な皮肉が込められた最終回だった。ものすごく毒が効いててメチャクチャ私好みだったなぁ。


後からWOWOWで放映された完全版を観ると、テレ東で流れた時は本当アホらしいほどの規制がかけられてた(刺激の強いエピソードは省く、登場人物の持ってるナイフが不自然に消されるなど)事がよく分ったから、私が喜ぶほどの毒を吐きたくなった監督の気持はよーくわかります。


何よりも監督として一番許せなかったのは、2クール分の話数で完成された作品を無理くり1クールで放映させられた事だったであろうと拝察されます。



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