舞蛙堂本舗リターンズ!~スタジオMダンスアカデミーblog

ダンス(フラ・ベリーダンス他)と読書と旅行とカエル三昧の日々を綴る徒然日記。

四代目2歳祭〈トイストーリー編〉

2013-03-14 23:36:37 | Disney (パーク、映画&テレビ)
うちの四代目はそれはもう驚くほどのトイストーリーマニアです。
想像するに、彼女がちょうど物心つき始めたまさにその頃、シーにトイストーリー・マニア!がオープンし、我々が熱狂してオープン日当日に駆けつけたりしたのが強く影響したものと思われます。

「トイストーリーマニア」というアトラクションに熱狂している我々とは異なり、四代目はトイストーリーという作品そのものに熱狂し、何度も繰り返し作品を見た結果、キャラ名や台詞回しをすっかり覚えるまでになりました。


そんな四代目の誕生日ディズニーという事で、できるかぎりトイストーリー色の濃い滞在にしようと思い、ウッディ達が登場するディナーショーも予約しておきました。
もちろん、ランドとシーに1つずつある、トイストーリーがモチーフのアトラクションもマストです。


ランドにあるのはトゥモローランドの「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」
出来てからしばらく経っても人気の衰えない鉄板アトラクションです。

このゲームはトイストーリーというより、その劇中劇であるバズ・ライトイヤーのSFアニメがモチーフになってます。
ゲストはスペースレンジャーとなり、帝王ザーグを倒すべくアストロブラスターと呼ばれる電子銃で戦います。

乗り物で動きながら、ブラスターで場内の至る所にある的を撃つと、的の種類に応じた得点がスコアボードにプラスされていき、最終的な合計点により、自分のレベルが判定されます。
後発のシーのトイストーリーマニア!と異なり、ベストスコアなどは表示されませんが、何度か乗っていると自分の平均点がわかってきますので、それを上げていく方向で頑張る事は出来ます。
トイストーリーマニア!同様、こういうゲームで全力を振り絞っちゃう性格なんだよねえ、私。


四代目は流石にシューティングは無理だけど、もちろんバズは大好き。どちらかというとトイストーリーでも一番好きなくらいです。
あとリトルグリーンメンは言うまでもなく、悪の帝王ザーグだって大好きです。

今回一度目の搭乗の際は並んでいる間ずっと寝ていたんですが、ふと目を開けるとバズやグリーンメンがひしめいている空間が目に飛び込んできたようで覚醒
「ざーぐ!」などと叫んで興奮し始めました。しかしなぜこの人はこんなに寝起きが良いのだろう………。


ともあれ、今まで私はバズをシューティングゲームとしてしか楽しんでいませんでしたが、四代目につられてトイストーリーをさんざん観てから乗ると、今までとは全く違う楽しさが見えてきました。
場内で流れているSFっぽい曲も、すべてトイストーリーの挿入歌のアレンジだとわかります。

四代目の様子を見ていると、シューティングをしなくても乗り物に乗ってトイストーリー(というかバズが主人公の劇中劇)の世界を巡るだけでそうとう楽しそうです。
トイストーリーマニア!に比べて乗り物の動きもユルいので、トイストーリーが好きな人なら小さな子でも絶叫系やゲームの苦手な人でも十分楽しめるのではないでしょうか。


そしてもう一つのトイストーリーのアトラクションが、昨年7月シーに誕生しました。
そうです、トイストーリー・マニア!です。

しっかし相変わらずクソ混んでますね、トイストーリー・マニア!。
オープンから半年以上経ってるのに、未だに連日の待ち時間は100分超え、休日にいたっては何の恥ずかしげもなく数百分になっているようです。
今までの常識を覆し、閑散期にランドじゃなくシーの方が開園時間を繰り上げていたのも、このアトラクションのせいと見て間違いありません。
運営サイドも味をしめていますから、未だにバケーションパッケージのスペシャルファストパスはトイストーリー・マニア!だけ対象外です。ちぇっ。
なんだか思惑どおりに踊らされているようで癪だけど、それでも乗りたいから仕方ない。朝一で並びます。


それもひとえに、このアトラクションがべらぼうに面白いからに他なりません。
どれほど面白いかは、私の異常なまでの愛情と高得点への執念を綴ったあんな記事こんな記事に執拗に書いてありますのでこれ以上は繰り返しませんが、マジでホントに面白いんです。
そう思ってしまった人がきっと多いんでしょうねえ。この混みっぷりを見ると。


とにかく愛情と高得点への執念なら誰にも負けませんから…って違いますね、今回はあくまでも四代目の為でしたよね(笑)。
まあいずれにしても四代目も喜んでくれるのだからいいのだ。

四代目ときたら、前日の日曜もシーに着くなり何か目的があるかのように駆け出したと思ったら、このアトラクションがあるトイビル・トロリーパークに直行したのですから驚きです。
何でその最短ルートを知ってるんだよ………。

トイビル・トロリーパークの中はもうトイストーリー一色なので、四代目の興奮たるや凄まじいモノがありました。
みんなが200分以上かけて並んでいる入口に駆け込もうとするのを阻止するのに精一杯。
「明日出直そうぜ」と説得して退散するのに大変苦労しました。


明けて月曜日、朝から東京ディズニーシーに入ります。
我々はミラコスタ宿泊者特典を行使し、通常より20分早く開く専用ゲートへ。
もちろん、トイストーリー・マニア!に乗る為です。


ハロウィーンのときと違い俊足のメンバーは誰もいませんので、実力で何とかするしかありません。
つまり、少しでもマシな私が一人でファストパスを目指し、マミちゃんはベビーカーで四代目とともにスタンバイの列に並びます。

東京はアメリカのディズニーパークスと違ってドケチなので、宿泊者だからといって先に乗り放題とかはさせてもらえず、20分早く中に入っても、通常オープン時刻まではファストパスやスタンバイの列をつくって待っていなければなりません。
これがアナハイムなら一般ゲストが到達する前に4回は乗れるし、これがフロリダなら閉園後3時間乗り放題なんだぜ。ほんとドケチ…というより、そうさせてやった方が混雑が分散してむしろ賢明だと思うのに、なんでやらないんでしょうね。

ま、文句を言っても始まらないわよね。ここは素直に並んどきます。
素直に並んだ甲斐あって、ファストパスも朝9時台のものが取れて、その後スタンバイの列に合流してすぐ一回目を乗る事が出来ました。


トイストーリー・マニア!は主要キャラクターであるおもちゃ達の持主・アンディの部屋が舞台です。
そこでおもちゃ達が夜中に動き出し、アンディの新しいおもちゃで遊んでいるという世界観なので、室内に入ると薄暗くて豆電球がついているし、スタッフの皆さんの挨拶も終日「こんばんは!」なんですね(どうやらその事に気づく人は余り多くないらしく、スタッフのお姉さんにツッコミを入れたら何やら嬉しそうに説明してくださった)。
で、その「新しいおもちゃ」というのが、今から乗り込むアトラクション射的ゲームな訳です。


タイトルどおり、このアトラクションはトイストーリーが好きな人ほど面白いです。
アンディの部屋はそうとう忠実に再現されているし、BGMはバズ以上に映画の挿入歌そのままだし、完全に映画に入り込んだ気分を味わえます。
今のところ見た3つのトイストーリー・マニア!のうちでは、この室内の雰囲気作りは東京のが一番いいですね。
四代目も「おー!」「うっでぃだ!」「いた!ぶるずあい!」と絶え間なく歓声を上げていました。


このアトラクションに関してたった一つ残念なのは、ゲームのステージ2、今ではレックスの恐竜ダーツのゲームになっているところが、『トイストーリー3』公開前はボー・ピープのゲームだった事です。
3公開にあたり、3には出て来ないボーの代わりに、レックスのゲームに差し替えられたのですね
トイストーリー・マニアが東京に出来たのは3公開後でしたから、東京では一度もボーのゲームが日の目を浴びなかった事になります。
あの美しく魅力的なキャラクターが3に出て来ないだけでも十分悲しいのですから、せめてアトラクションくらいには残して欲しかった
室内の装飾で彼女を見る事が出来るのだけが唯一の救いです。


トイストーリー・マニア!のオープンを記念して、リゾートラインの中に一台、トイストーリー・マニア!号が走っています。



室内はこのとおりトイストーリーだらけ。まるでアトラクションの中にいるようです。




ドアや天井にも大勢のキャラクターが描かれていてワクワク感がハンパない。
これ乗ってからトイストーリー・マニア!に行くとテンション上がりますよね~。


このデコレーションは確か今月いっぱいまでの期間限定のようですから、乗れて本当にラッキーでした

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