初めて『秘密のケンミンショー』という番組を見ました。
各都道府県を代表したタレントが一堂に会し、お国自慢対決を繰り広げるというもの。
皆さん自分の出身地に深い愛着と誇りを持っていて偉いですねえ。
いえ、私が栃木県に郷土愛を持ってないって訳じゃないんですが、私の親は4代続く江戸っ子で、自分以外全員東京出身者という環境で育ち、自分の生まれ故郷のことをまともに知らないので、この番組に出ていた人たちのように県代表として議論を戦わせるのはとても無理です。
では私の「故郷」ってどこ?と考えると、やはりハワイだという気がします。
世の中に好きな場所は数多あれど、「こここそ自分の居場所」と思える場所にはそうそう巡り会わないもので、ハワイは私にとって数少ないそういう場所なのです。
だからハワイに発つときは「出掛ける」というより「帰る」という感覚が強いです。ハワイに居る状態の方が自然なのですね。
私が遠出の際に必ず作って持っていく「日程表」も、ディズニーリゾートに行くときなどは凝りに凝った表紙をつけてラミネート加工して気合いの入りまくった代物を作るのですが、ハワイに行くときはページ上部に日付を書き入れただけの「用を為せば十分」感が濃厚に漂うシンプルな(ありていに言えばやる気が薄い)日程表になります。
なおかつうちにはハワイの写真がとにかくきょくたんに少ない(笑)。帰ってくると「もっと撮っときゃ良かったな」とか思うんですが、ハワイにいるとそれだけで満足してしまって、うっかり撮り忘れ続けています。
これは遺伝らしく、マミちゃんはあれだけお世話になった師匠ルカ&ルイス・カレイキの写真すら撮ってないというのですから呆れた話です。
ハワイのどこがそんなに良いのか件の番組に倣ってプレゼンするとしたら、第一に挙げられるのはハワイアン・タイムでしょう。
って当たり前の周知の事実?いえいえ、そんなことありません。ハワイアン・タイムがハワイの音楽や踊りに及ぼしている影響ははかりしれず、それどころかハワイアンタイムあってこその音楽でありフラなのです。
だから真にハワイらしい音楽やフラには必ずハワイアン・タイムが息づいています。
にもかかわらずハワイは多分にアメリカ的で、それもハワイの魅力的な側面の一つです。
フラなどのハワイ文化を愛するようになると、ハワイの中でもハワイ固有のもの(ハワイアンプリントのグッズ、純粋なハワイアン・ミュージック、そして旅行で行くのはヘイアウ)ばかりを愛でがちですが、それはハワイの一つの側面にしか過ぎません。
ハワイがアメリカに併合されたことはハワイ固有の文化を愛する立場からすると悲劇ですが、アメリカナイズされながらもハワイ的なものを絶滅させず、アメリカの一州でありながらハワイ文化をルネッサンスで復興させて逞しく生き抜いてきたのがハワイです。
だから食などの生活文化だけでなく、ハワイの人たちも「ハワイアン・タイム」のようなハワイらしい気質を備えている一方で、れっきとしたアメリカ市民でもあるのです。
そういうアメリカらしい側面も、我々がハワイを愛する所以です。
各都道府県を代表したタレントが一堂に会し、お国自慢対決を繰り広げるというもの。
皆さん自分の出身地に深い愛着と誇りを持っていて偉いですねえ。
いえ、私が栃木県に郷土愛を持ってないって訳じゃないんですが、私の親は4代続く江戸っ子で、自分以外全員東京出身者という環境で育ち、自分の生まれ故郷のことをまともに知らないので、この番組に出ていた人たちのように県代表として議論を戦わせるのはとても無理です。
では私の「故郷」ってどこ?と考えると、やはりハワイだという気がします。
世の中に好きな場所は数多あれど、「こここそ自分の居場所」と思える場所にはそうそう巡り会わないもので、ハワイは私にとって数少ないそういう場所なのです。
だからハワイに発つときは「出掛ける」というより「帰る」という感覚が強いです。ハワイに居る状態の方が自然なのですね。
私が遠出の際に必ず作って持っていく「日程表」も、ディズニーリゾートに行くときなどは凝りに凝った表紙をつけてラミネート加工して気合いの入りまくった代物を作るのですが、ハワイに行くときはページ上部に日付を書き入れただけの「用を為せば十分」感が濃厚に漂うシンプルな(ありていに言えばやる気が薄い)日程表になります。
なおかつうちにはハワイの写真がとにかくきょくたんに少ない(笑)。帰ってくると「もっと撮っときゃ良かったな」とか思うんですが、ハワイにいるとそれだけで満足してしまって、うっかり撮り忘れ続けています。
これは遺伝らしく、マミちゃんはあれだけお世話になった師匠ルカ&ルイス・カレイキの写真すら撮ってないというのですから呆れた話です。
ハワイのどこがそんなに良いのか件の番組に倣ってプレゼンするとしたら、第一に挙げられるのはハワイアン・タイムでしょう。
って当たり前の周知の事実?いえいえ、そんなことありません。ハワイアン・タイムがハワイの音楽や踊りに及ぼしている影響ははかりしれず、それどころかハワイアンタイムあってこその音楽でありフラなのです。
だから真にハワイらしい音楽やフラには必ずハワイアン・タイムが息づいています。
にもかかわらずハワイは多分にアメリカ的で、それもハワイの魅力的な側面の一つです。
フラなどのハワイ文化を愛するようになると、ハワイの中でもハワイ固有のもの(ハワイアンプリントのグッズ、純粋なハワイアン・ミュージック、そして旅行で行くのはヘイアウ)ばかりを愛でがちですが、それはハワイの一つの側面にしか過ぎません。
ハワイがアメリカに併合されたことはハワイ固有の文化を愛する立場からすると悲劇ですが、アメリカナイズされながらもハワイ的なものを絶滅させず、アメリカの一州でありながらハワイ文化をルネッサンスで復興させて逞しく生き抜いてきたのがハワイです。
だから食などの生活文化だけでなく、ハワイの人たちも「ハワイアン・タイム」のようなハワイらしい気質を備えている一方で、れっきとしたアメリカ市民でもあるのです。
そういうアメリカらしい側面も、我々がハワイを愛する所以です。