マニラ近郊ダイビング-プエルトガレラの歴史
プエルトガレラは、その昔スペイン統治時代「重要なガレオン船」のベースだった。
先ず、レガスピの近く「ドンソール」で上質のキール材が手に入った。
船には、丈夫な竜骨が欠かせない。
建造されて、そして仕込みをしたのが、此処「プエルトガレラ」。
360度島に囲まれた理想的な港。
最寄のバタンガスから豊富な食材や船員が確保できたんだろうと思われる。
この時から、国を上げての海外船員派遣が始まっていた?
今や全世界の船の50%にフィリピン人が乗り込んでいる。
そしてその永い航海(1年)を支えたガレオン船はフィリピンで造られていたのだ。