谷口桂子の一寸先は光を読んだ。主人公はアラフォー女の浜野ミサキ。40を前に派遣切りにあい、職を失い、危うくホームレスになりそうなところを高校時代の友人、西村喜久江が営む、遺品整理会社に見習いで雇ってもらい、遺品整理の現場に。孤独死した元フライトアテンダントで起業家の矢沢麻利子の遺品を整理することになるが、実家から遺骨、遺品の受け取りを拒否される矢沢麻利子の人生に興味を抱くミサキ。
お節介というか、ちょっと情にもろいミサキにとって、遺品整理の仕事は天職かも。ドラマ化したら面白そう。
高齢化社会、格家族化で、孤独死は増える傾向にあり、成長業界らしい。人間は誰しもいつかは死ぬ。苦しまず、誰にも迷惑かけず静かに逝きたいと考える人が増えれば、この商売は繁盛する。
勤めている会社の契約社員(←40代男性)がウチの会社を辞めてから孤独死で見つかった。その時、警察から連絡があった。事件性がないか、確認するため勤務状況とか交友範囲とかヒヤリングされたらしい。結局、病死ということで落着。報道されないだけで、40、50代の孤独死する人は意外に多いと思う。
この本を読む前に2冊ほど読んだけど、まったく面白くなく、途中で読むの止めた。一寸先は光で、ようやくヒットが出た感じ。
読んでいる途中で気が付いたけど、作者は三重県出身。しかも四日市!桑名の隣の市やん。
184ページの中篇小説。2日で読み終えた。
昨日は仕事の後、南柏方面にジョギング。途中で雨が降ってきた。相変わらず天気が変。1時間15分ラン。今年の走行距離は619キロ。
昨日のマリーンズは貧打で3連敗。繋がらない打線・・・。日曜日の試合で勝負運が落ちてしまった。オリックスに移籍しても、相変わらず小谷野に打たれるなんて。研究不足。ここで踏ん張れないと、1カ月後には借金は2ケタになってそうで怖い。
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