銀行支店長、走る～江上剛

江上剛の「銀行支店長、走る」読んだ。メガバンクのはやぶさ銀行のT支店を舞台にした経済小説。

主人公は55歳にして初めて支店長になる貞務定男(←サダムサダオと読む。ちょっと笑える名前だが、正義感の強い銀行マン！)。同期の出世頭で専務にまでなった久木原の命令でT支店に送り込まれるが、赴任早々に支店の異様な雰囲気に戸惑う。

この支店には何か秘密がある。なぜ同期の久木原は支店に送り込んだのか？帰宅途中に暴漢に襲われ、疑いは確信に変わっていく。

取引先への融資を隠れミノにして政治家への献金の事実を把握。正義感溢れる貞務は真相を暴こうとするが・・・。支店内で女番長と呼ばれる柏木雪乃がキーパーソン。

ちょっと中だるみがある作品だが、楽しめる。最後の方は刑事ドラマさながらの危機一髪の救出劇もある。柏木雪乃の出生の秘密が明らかになり、ちょっとしたどんでん返し！

左の女性が雪乃。美人銀行員。

 昨日のマリーンズは仙台で楽天相手に完敗。田中が相手なので、苦戦すると予想したけど、二回でいきなり４点取られては厳しい。しかもエラー絡み。10安打で完封負けか・・・。どうも三連戦の初戦は弱い。

昨日は夕食後に１時間ラン。今年の走行距離は1,043キロ。