本日は、市の水道が来る日。12月頭に申し込んで、ウェイティング・リストに乗っていた。申し込んだときには2ヶ月後と言われたが、延び延びになって本日。
道具を運ぶトゥクトゥクのお兄ちゃんと、同じくお兄ちゃん3人が来た。現場の若い衆(ほとんど子供)と同じくらいなのでビックリした。配水管は、うち(写真左側)でなく、道を渡ったお向かいさん側を通っているという。
海辺の村では金属管だったが、こちらは水道が整備されたのがもっと最近なのでPVC。さらに、海辺の村では黒ホースで各戸まで引いていたが、やはりそれ用のPVCだった。あちらでは管が破裂して水漏れして、その結果圧が下がって水が来ないなんてことがしょっちゅうだったが、こちらではそんなことはなさそう。
4人のうち2人はアスファルト掘り部隊だったようで、それ用の管を埋めたら帰っていった。
長さは合わないし、固すぎて差せない様子。というか、そのへんを確認してから取水口を開ければこうして手で押さえてなくていいんだがw。
うちの石塀の中まで引いて、とりあえず蛇口をつけた。新しい石塀を作ってから、しっかり固定する。
井戸があるので、実のところ水道はいらない。が、メキシコでは免許の更新とか税務署でのやり取りとか銀行口座開設とか、ときに公的でないものまで、住所を証明する書類が必要で、手っ取り早いのが電気や水道の請求書なのである。それがないと必要書類が2種類になったり、我々の場合わざわざ移民局まで行って一筆書いてもらったりしていたので、それぞれの名前が載っている住所証明をさくっと提出できるように、水道も申し込んだ。
とはいえ、それだけというわけではなく、井戸から配管したり長いホースを伸ばして木に水やりするのは大変なので(敷地の長い方の辺が40m)、道側にも蛇口があれば便利なのである。海辺と同じく、メーターなし。料金は月々300円くらい。
前日までと変わって、最初から掘っていた作業員が来た。正の字が増えて、終わりが見えてきた。
手抜きして挿してあった排水管のルートを変えようとしたら、準備しておいた太い管のすぐ外に、ラハ発見。すでにいろいろ造ってあるため、基礎掘りと違って力任せに砕くことができない。
さらに周囲のモルタルと岩1つを取り除いて、排水管を通す。
直角にならず無理やり繋げたが、何とか完了。
容量が15立米もある(海辺の家のは2立米弱)ので、汲み取りの必要はほとんどない。我々が死んだ後のことは知らない…というくらい。万が一必要になったら、この辺の業者なら何も気にせずどこか壊してホースをぶち込むのであろう。
とにかく足場の悪いところ。ほぼ屋内工事を残すだけになったので、これ以上庭にモルタルや瓦礫を落とされることはないということで、集めて埋め始めた。
雨季が来て結構な雨が降った翌日、庭中にいろんな芽が出ていた。大きな木になるものやつる草などいろいろ。これが全部育ったら本当にジャングルになる。なる前でも厄介なので、目についたらひっこ抜く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます