下田哲朗著「オシムの練習」を読んでみました
日本代表の決定力不足が解消されないのはなぜでしょうか!?
なぜ、世界はいとも簡単にシュートがゴール枠にはいるのか!?
それは、キックの考え方、動作が世界と日本では違うのではないかと思うからです
そこで、世界でみるキックフォームと日本でみるキックフォームを比べてみると
インステップ(足の甲)キックの場合
【蹴り足の軌道】
世界:水平に近いスウィング → 低い弾道
日本:振り子のようなスウィング → 高い弾道
【ボールと立ち足の距離】
世界:離れている → 蹴る直前にキックの変更ができる
日本:近い → 蹴る直前にキックの変更がしにくい
【立ち足と地面の角度】
世界:横に傾いている → 体がボールと反対方向に傾いている
日本:横方向には傾かない → 体がボールと同方向
【立ち足の膝】
世界:軽く曲げる → 膝のクッションが柔らかいために正確なキックができる
日本:ひざは動かない → 硬直なキックになる
【腰の動き】
世界:ひねる → 腰で蹴る感覚
日本:動かさない → 足で蹴る感覚
【蹴り足の膝】
世界:動かさない → リラックスした状態で肝心なところに力が入りやすい
日本:早く振る → 膝の振りだけでボールを蹴るため、膝の周囲の筋肉に負担がかかる
【蹴り足と地面の角度】
世界:斜め → 足のサイズに関係なくインステップ中心のボールを蹴ることができる
日本:垂直 → つま先寄りでボールを蹴ることになる
【蹴り足の足首】
世界:意識的に固定しない → リラックスした状態で肝心なところに力が入りやすい
日本:固定する → テコの原理で足首が動きやすくなるが、力が入りすぎる
【顔の向き】
世界:斜め下前方 → キック体制でもビッチ上の視野が広く見える
日本:ほぼ真下 → キック体制で周囲の状況を確認するのが難しくなる
【キックの考え方】
世界:パス、シュートも状況に応じた多数の合理的なキック
日本:パスはインサイドキック、シュートはインステップキック
あらゆる角度から両者を比較してみると、キックの考え方、動作が、世界では流動性に長けていていますが、日本では固定的に感じられます
決定力不足を解消するには、キックの考え方、動作を世界基準に変えるだけで、キックの精度も速さも強さも格段的にアップするのではないでしょうか!?
将来の代表の卵達には、決定力不足解消のために、ぜひ、世界基準のキックをマスターしてほしいと思うこの頃である
日本代表の決定力不足が解消されないのはなぜでしょうか!?
なぜ、世界はいとも簡単にシュートがゴール枠にはいるのか!?
それは、キックの考え方、動作が世界と日本では違うのではないかと思うからです
そこで、世界でみるキックフォームと日本でみるキックフォームを比べてみると
インステップ(足の甲)キックの場合
【蹴り足の軌道】
世界:水平に近いスウィング → 低い弾道
日本:振り子のようなスウィング → 高い弾道
【ボールと立ち足の距離】
世界:離れている → 蹴る直前にキックの変更ができる
日本:近い → 蹴る直前にキックの変更がしにくい
【立ち足と地面の角度】
世界:横に傾いている → 体がボールと反対方向に傾いている
日本:横方向には傾かない → 体がボールと同方向
【立ち足の膝】
世界:軽く曲げる → 膝のクッションが柔らかいために正確なキックができる
日本:ひざは動かない → 硬直なキックになる
【腰の動き】
世界:ひねる → 腰で蹴る感覚
日本:動かさない → 足で蹴る感覚
【蹴り足の膝】
世界:動かさない → リラックスした状態で肝心なところに力が入りやすい
日本:早く振る → 膝の振りだけでボールを蹴るため、膝の周囲の筋肉に負担がかかる
【蹴り足と地面の角度】
世界:斜め → 足のサイズに関係なくインステップ中心のボールを蹴ることができる
日本:垂直 → つま先寄りでボールを蹴ることになる
【蹴り足の足首】
世界:意識的に固定しない → リラックスした状態で肝心なところに力が入りやすい
日本:固定する → テコの原理で足首が動きやすくなるが、力が入りすぎる
【顔の向き】
世界:斜め下前方 → キック体制でもビッチ上の視野が広く見える
日本:ほぼ真下 → キック体制で周囲の状況を確認するのが難しくなる
【キックの考え方】
世界:パス、シュートも状況に応じた多数の合理的なキック
日本:パスはインサイドキック、シュートはインステップキック
あらゆる角度から両者を比較してみると、キックの考え方、動作が、世界では流動性に長けていていますが、日本では固定的に感じられます
決定力不足を解消するには、キックの考え方、動作を世界基準に変えるだけで、キックの精度も速さも強さも格段的にアップするのではないでしょうか!?
将来の代表の卵達には、決定力不足解消のために、ぜひ、世界基準のキックをマスターしてほしいと思うこの頃である
おもしろい記事でした。
以前、何かで同じような海外選手と日本人選手のキックの違いを見た?読んだ?んですけど、同じようなことをいっていました。
科学的に解明すると意外とあっさりシュート(キック)、そしてゴールの問題が解決されるかもしれませんね(笑)
まぁ、その他はメンタル面や経験値などもあると思いますけど、それらのベースとなる部分がダメだったらね・・・
TBありがとうございました。
キックフォームのことまで考えませんでしたが、これほど違うとは思いませんでした。
たしかにロナウジーニョなんかは、トーキック気味のシュート多い気がします。後、ゴール前の冷静さの違いですかね~!!
確かに決定率が上がるキックフォームも存在するのかもしれませんね。
世界:日本 とざっくり比較するのはちょっと大雑把かなっという気もしますが、日本人の中にワールドクラスのストライカーが存在しないという事実がある以上、なにかが世界とは違うという事なのでしょう。
自分的にはメンタル部分や、筋肉・骨格などの肉体的な特徴の違いなども原因ではないかと思います。
現実的な考え方としては、外国の有望な10代の選手を連れてきて日本国籍を取得させるという方法が一番の近道かなー、などと思いますが・・・。
少年を指導する指導者がもっと勉強しないと!
って!事でしょうかね~?
だとすると・・・
急激な変化は望めそうにないですね。。。
おもしろい比較ですね~。
考えたこともなかったので、新鮮でした。
こう見ると、世界ではやはり細かいところまで考え抜いてのキックでないと通用しないということなのかもしれないですね。
普段はボールの蹴りかた、視線の落とし方まで注意して見てないのでなるほどなぁと考えてしまいました
決定力と関係あるかどうか分かりませんが、日本人と外国人って腰から脚にかけての筋肉のつきかたって全然違いますよね。。。
とくにCL決勝のミランの選手達がやばかったように感じたのですが…
TBありがとうございました。
サッカーの列強国ではおそらく子供の時分からこう言いった基本の基本を教えるのでしょうね。そしてブラジルあたりでは自然に覚えて、また反対に覚えられねばトップに残れないのでしょうね。
私はサッカーは未経験ですが、以前にやっていた陸上競技の走り方(短距離、中距離、長距離)でも外国人との違いをある本で読みました。まぁ足の長さが違うから仕方がないと思いましたが....
私も早速子どもとやってみましょう。
なかなか、面白い比較ですね!?
コレを読んで、こっそり、私も比較してみているところです!
確かに、みんな蹴るとき下向いてるよなぁ、なんて、思ってます。
上体を上げれば即、改善にはなるんだろうケド、それで、キックの精度変わってきちゃうか!?少しずつ調べてみますね!?
世界とここまで違うとはね・・・
教え方の違いもあるんでしょうね。
日本はまだまだサッカー発展途上国。
教える側も教わる側も世界のサッカーを学んで欲しいですね。