九州っ子

九州大好き九州っ子の初心者日記記事

VS韓国戦(日本代表)

2007-07-29 11:47:19 | サッカー日本代表
日本代表(0)PK(5)VS韓国代表(0)PK(6)

☆フォーメーション(4-2-3-1)と先発メンバー

       CF高原

  WH山岸 OH遠藤 WH中村俊

     DH鈴木 DH中村憲

SB駒野 CB阿部 CB中澤 SB加地

       GK川口

3位決定戦の韓国戦

この試合も、オーストラリア戦と似たようなものでした

後半から、日本代表は数的優位にも関わらず、結果はPK戦までもちこまれて負けました

韓国戦後 オシム監督会見

オシム監督は、韓国戦に負けた原因を幸運と集中力の差と表現しました

日本代表は、韓国代表と比べてハートの強さが足りなかった

だから、日本代表が数的優位にも関わらず、試合に対する集中力が全体的に韓国代表と比べて欠けていたんだと思う

その結果、幸運(PK戦)もハートの強い韓国代表に流れたのだろう

このままで本当にいいのか

アジアカップで目立った日本代表の姿は、ひたすらパスサッカーであった

日本代表は、このパスサッカーでアジアカップ3連覇を目指したのだが、今大会は通用しなかった

アジア諸国で目立ったのが、カウンターからのゴールまでの速攻だったと思う

UAE、サウジアラビア、ベトナム、韓国・・・・

このゴールまでの速攻を成功させるためには、個の力が必要である

状況を打開する快足ドリブラーが、勝敗を分けた大会といってもいいと思う

日本代表の先発メンバーを見ても解るように、黄金の中盤にはパサーばかりである

相手の近い位置でボールを奪ってマイボールにしても、パスで手数をかけてしまうため、相手に守備の陣形を整える時間を与えてしまう

だから、引いて陣形の整った相手に対して、日本代表がパスやクロスで崩そうとしても、相手は崩れず、逆に、セカンドボールを拾われて速攻のカウンターを食らうのである

それが、日本代表のパスサッカーの限界だったと思う

韓国代表は、ボールを奪ってチャンスとみるや、WHやSBがよく走っていた

同代表は、ミドルシュートやゴールエリア内でドリブル勝負してシュートまで持っていく意識が強かった

反対に、日本代表にはその意識が乏しかった

守備面でいえば、相手が1トップ、2トップできても、2バック(CB)+アンカー(DH)で対応できた面は大きかったと思う

《相手が1トップの場合》→2CBで対応(1人がマークして1人がカバーリングに回る、●相手FW)

   ●
    ↑CB(マーク役)
CB(カバーリング役)

《相手が2トップの場合》→2バック+アンカー(DH)で対応(CBとDHがはさむ)

↓DH DH↓
  ●  ●  
↑CB CB↑

ただ、相手WHなどの快足ドリブラーに対しての対応がまずかったし、日本代表の1対1の弱さを露呈した

日本代表の課題は、ひたすらパスサッカーからの脱却を図ることではないか!?

Jリーグで、状況を打開する快足ドリブラーの育成が必要であり、試合の中で出してほしいと思う

そうすることによって、攻撃陣も守備陣も個の力が伸びると思う

世界のサッカーは、組織を大事にしつつ、強烈なサイドアタックを用いながら、個の力でゴールエリア内で勝負してゴールをこじ開けているのが主流である

日本サッカー界には、アジアカップの反省をしつつ、世界のサッカーを見てほしいと思うこの頃である



















VSサウジアラビア戦(日本代表)

2007-07-26 21:20:02 | サッカー日本代表
日本代表(2)VSサウジアラビア代表(3)

アジアカップ3連覇に向けての準決勝、サウジアラビア戦

フォーメーション(4-4-2)と先発メンバーは、オーストラリア戦と同じでした

先制点は、サウジアラビア代表でした




FKから中澤選手と競ったアルジャサム選手が落としたボールを、ゴール正面に詰めていたYアルカフタニ選手が右足を振り抜き、ネットに突き刺した

Yアルカフタニ選手に日本代表のマークがついていなかった先制点といっていいだろう(同選手は反応が速い)

すぐさま、日本代表はCKのチャンスをへて、中澤選手の気迫のあるヘッドで同点にする

1点目:遠藤:FK→中澤:ヘッドS




後半序盤、サウジアラビア代表が2点目のネットを揺らす

アルジャサム選手の絶妙なスルーパスに反応したアルバハリ選手が右サイド深い位置から浮き球のクロスを送り、ゴール前に走り込んでいたアルハウサウィ選手が、頭で押し込みゴールを決めた

アルバハリ選手に対するマークがなかったために、簡単にクロスを上げられて得点された場面でした

また、すぐさま、日本代表は、1点目と同じCKから、阿部選手のこれまた、気迫のあるボレーシュートで同点とする

2点目:遠藤:CK→高原:ヘッドP→阿部:ボレーS

これで、日本代表がいけるかという矢先に、左サイドをアルハウサウィ選手がドリブルで駆け上がり、対峙した相手DF2人をあっさり抜き去り、ゴール右隅にアウトサイドのシュートを突き刺した

これは、日本代表が快足ドリブラーと対戦した試合が少ないために、起こった追加点だった

その後、相手の運動量が落ちて、羽生選手のミドルシュートはおしくもバーにはじかれ、駒野選手もミドルシュートをはずしてしまう

そのまま、試合終了

1点差の完敗

セルジオ越後氏も指摘しているように、日本代表は終始、パス回しにこだわりすぎてシュートまでもっていこういう意識が希薄だったのが浮き彫りになったサウジアラビア戦だったと思う

サウジアラビア代表をはじめとした他のアジア強豪の国々は、相手のパスミスをつくや否や、すかさず、ゴールに向かって得点を狙うドリブル、パスアンドゴーをやっていたと思う

日本代表も、他のアジア強豪諸国と同じプレーをしなければ、得点するのが難しいのではないだろうか!?

サウジアラビア代表に敗れた日本代表は、韓国代表との3位決定戦が待ちかまえている

日本代表には、無駄なパス回しに終始せず、チャンスがあれば、直接、ゴールを狙うプレーがほしいと思うこの頃である










VSオーストラリア戦(日本代表)

2007-07-21 23:33:46 | サッカー日本代表
日本代表(1)PK(4)VSオーストラリア代表(1)PK(3)

先発メンバーとフォーメーション(4-4-2)

     CF巻   CF高原
OH遠藤            OH中村俊
     DH鈴木  DH中村憲
SB駒野            SB加地
     CB阿部  CB中澤

        GK川口

ドイツWCのリベンジであるオーストラリア戦

アジアカップでは事実上の決勝戦といっていいだろう

日本代表が2トップでくるや否や、オーストラリア代表は、3バックできました

同代表のフォーメーションは、3-5-2(3-3-2-2)か、3-4-3(3-3-3-1)ぎみだったような気がします

相手CFのビドゥカ選手には、CBの中澤選手か、阿部選手がしっかりマークしていました(同選手には、ミドルシュート以外、仕事をさせなかった)

日本代表は、中盤でのパス回しから、両SBの駒野選手、加地選手がオーバーラップして、クロスを上げてチャンスを作る形であるが、オーストラリア代表は、右サイドから、ブレッシアーノ選手とエマートン選手が起点となり、左サイドから、カーニー選手が起点となって、ドリブルを多用しながら、クロスを上げて、パワープレーで勝負する形をとっていました

試合が動いたのは、後半の中頃になって、オーストラリア代表のCKからでした

キューエル:グランダー(低い弾道)CK→アロイージ:TS

日本代表がオーストラリア代表の高さを警戒してCKに備えていたのを見越して、同代表がその逆に、低い弾道のCKでゆさぶって得点したのは、さすがとしかいいようがなかった




その2分後に、日本代表に待望の1点が入る

1点目:中村俊:C→巻:折り返しH→相手DF:クリアミス→高原:反転T、S

巻選手の折り返しの繋ぎによる執念が相手DFのクリアミスを誘って、高原選手の同点ゴールを産みだしたといえるだろう

その後、グレッラ選手がセカンドボールを拾う高原選手を肘討ちして、レッドカードをもらって、オーストラリア代表は10人になり、日本代表が数的優位の状況になる

そこから、日本代表の問題点が浮かび上がってくるのである

①オーストラリア代表がキューエル選手を残して、後は全員、守備をしているにもかかわらず、日本代表は中盤でボールを持ちすぎて、サイドからクロスを上げても、オーストラリア代表に跳ね返される点(攻守の切り替えが遅い

相手ゴールエリア内でシュートまで勝負する選手がいない点(途中から入ったフレッシュな佐藤選手、矢野選手に勝負してほしかった)

③高さに強いオーストラリア代表に対して、日本代表は高い弾道のCKばかり蹴って相手に跳ね返される点(CKに工夫が足りない、オーストラリアの先制点がヒントになったのではないか!?

相手を脅かすミドルシュートがほとんどない

試合の変化を付けられるドリブラーが先発メンバーにいなかった点(水野選手を使うべきではなかったのではないだろうか!?)

日本代表が数的優位にありながら、パスワークに固執しすぎて、ついに、延長まで得点がとれなかった

相手10人でも崩せぬ「限界」

PK戦で勝てたのは、日本代表に運があったのだと思う(川口選手が最初の2本を止めたのが素晴らしかった)

PK戦をもう一度、観たい人は、どうぞ!!(高原選手は力みすぎたのかな!?)




オシム監督が試合後のインタビューで、日本代表はPKに持ち込まないでも勝てたとコメントしていた




日本代表が数的優位にありながら勝てなかったのが同監督にとって不満だったと思う

いかに、数多くのシュートチャンスを作って、確実なシュートに持ち込めるか、これが、日本代表の長年の課題だろう

日本代表がアジアカップで優勝するためには、イランを筆頭とした強豪国と決勝戦で対戦しなければならない

もし、イラン代表が決勝戦に上がってきたとき、オーストラリア代表と同様、ドイツWCのリベンジとなる

日本代表にはアジアカップという舞台の中で成長してほしいと思うこの頃である






















VSベトナム戦(日本代表)

2007-07-17 21:18:27 | サッカー日本代表



日本代表(4)VSベトナム代表(1)

☆先発メンバーとフォーメーション(4-4-2

       CF巻
         ST高原
OH遠藤            OH中村俊
    DH鈴木    DH中村憲
SB駒野            SB加地
    CB阿部    CB中澤
        GK川口

(CK:コーナーキック、FK:フリーキック、P:パス、T:トラップ、D:ドリブル、C:クロスボール、S:シュート、G:ゴール)

グループ首位通過を狙う試合ベトナム戦

前半序盤、日本代表はベトナム代表に先制点を奪われる

グエンブフォン:CK→レコンビン:P→鈴木:オウンG

その5分後、すかさず、日本代表は同点に追いつく

1点目:中村俊:D、C→巻:ムネTS

前半中盤、前を向いて、パスを受けた高原選手がペナルティエリア前で倒されてFKを得る

2点目:遠藤:FK、S

後半序盤、オシム監督がうなるような日本代表の見事なパスワークにより3点目を奪う

3点目:遠藤:P→駒野:D、P→遠藤:T、P→中村俊:ダイレクトS

たてつづけに、駒野選手が相手ファールでFKのチャンスを得る

4点目:遠藤:FK→巻:ヘッドS

日本代表のほうがボールを支配していたが、パスミスや相手にセカンドボールを奪われて、速攻のカウンターでシュートまでもっていかれる場面があった

また失点…守備に不安残る

準々決勝トーナメントの日本代表の相手は、オーストラリア代表である

グループリーグでは、裏のスペースをとられるのを警戒して、ずるずるDFラインが下がって、中盤中央に空いたスペースを相手につかれ、失点、シュートを許す場面があった

DFラインが下がらないためにも、誰かがボールをもった相手に当たりに行って、それでも抜かれたら、誰かがその相手にカバーするという守備の連携が大事ではないだろうか!?

トーナメントに臨んで、日本代表と同等、それ以上に力のあるアジア諸国相手では、ベトナム戦みたいにフリーで自由にボールを持ったり、シュートを打つことは少ないだろう

オーストラリア代表のメンバーは、ほどんどは、ドイツWCの選手達ばかりだ

同国との戦いは、ドイツWCのリベンジでもある

ハノイの暑さや湿気やピッチの悪さは、両代表とも同じ条件である

その中で、日本代表が、ドイツWCの敗戦について、反省を忘れることなく、オーストラリア代表と互角の戦いをして勝ってもらいたいと思うこの頃である










VSアラブ首長国(UAE)戦(日本代表)

2007-07-14 13:04:34 | サッカー日本代表



日本代表(3)VSアラブ首長国(UAE)代表(1)

☆先発メンバーとフォーメーション(4-4-2

      CF巻 CF高原
OH遠藤           OH中村俊
     DH鈴木 DH中村憲
SB駒野           SB加地
     CB阿部 CB中澤 

       GK川口

予選突破ための天王山UAE戦

オシム監督はUAE代表が4-5-1でくるや否や2トップで臨みました

前半の初め頃は、UAE代表がドリブルを駆使して盛んに攻めていました

前半の中頃に、高原選手のヘディングシュートで先制したのをきっかけに、立て続けに同選手がシュートを落ち着いて決めました

1点目:中村俊C→高原ヘッドS

2点目:中村憲P→加地C→高原T、S

UAE代表はイエローカードぎりぎりのタックルをしていました

その後に、遠藤選手が相手ゴールエリア内で相手GKにファールをされてPKを得て、中村俊選手がゴール右隅に決めて待望の3点目が入りました

3点目:中村憲P→遠藤P(ファールでPKを得る)→中村俊PK

後半、UAE代表が1人退場して10人になっても、日本代表はボールを支配しつつも数的優位には映らなかった

そのような状況下で、日本代表のパスミスをAモハメド選手がスピードに乗ったドリブルで駆け上がり、アルカス選手にスルーパスを出して、同選手に簡単にゴールを決められました

両代表とも、決定的な攻撃が無くて、そのまま終了しました

相手の浅いDFラインの裏のスペースを巻選手がおとりになって、遠藤選手が盛んに狙い、両SBの駒野選手と加地選手が攻撃参加していましたね

それらの要因が高原選手のシュートを生みだしたと思う

10人相手に失点、後半反省を

ただ、後半、日本代表の運動量が減ってパス回しをしていたとき、中盤の選手が自分のパスミスでスピードに乗ったドリブルの相手を止められず、相手から中央の空いたスペースに切り込まれて簡単にシュートを決められたのがまずかったと思う

両CBが初戦のカタール戦のファールを恐れてか、積極的に当たりに行けなかったのが日本代表の現状を物語っているのではないだろうか!?

日本代表が天王山を制したことでグループ突破は確定したと思う

最期の相手がベトナムといえども、ホーム利と暑さを武器に日本代表に向かってくるだろう

アジアの強豪がなかなか思うように勝てないのがアジアカップの面白いところかもしれない

日本代表には、グループ首位突破で勢いをつけてもらいたいと思うこの頃である














VSカタール戦(日本代表)

2007-07-09 21:29:27 | サッカー日本代表
日本代表(1)VSカタール代表(1)

☆日本代表先発メンバーとフォーメーション(4-2-3-1

        CF高原

WH山岸   OH遠藤   WH中村俊

    DH鈴木  DH中村憲

SB今野 CB中澤 CB阿部 SB加地

        GK川口

(P:パス、C:クロス、S:シュート)

1点目:中村憲スルーP→今野C→高原ボレーS

湿度の高いハノイならではのカタール戦

前半、日本はボールを支配しつつも、なかなかシュートまで持ち込めない状態が続いていた

後半、高原選手のシュートが決まって、日本優位と思われました

しかし、阿部選手がFWセバスティアン選手をペナルティーエリア前で倒して、同選手にフリーキックをゴール右隅に決められて同点にされました

そのまま、引き分けになりましたね

引き分けの要因は後半に2回、決定的なシュートを決められなかったことだと思います

1回目、今野C→高原ヘッドP→山岸S(フリーな状態にも関わらずはずす)

2回目、中村俊P→高原スルー→羽生S(裏へ飛び出してボールを受けたにも関わらずはずす)

少なすぎる攻撃のバリエーション

セルジオ越後氏も指摘しているように、2点目を取りに行くのか? 1点を守り切るのか? どうにも中途半端だった気がしましたね

日本代表の選手達が難しい仕事をしながら肝心なところでポカをするパターンのように感じたのではないだろうか!?

それが、オシム監督の選手達に対する不甲斐なさと怒りにつながったのではないだろうか!?

日本代表が拾えた勝ち点3を中途半端な状態で取り損ねたカタール戦といえるだろう

次節、同じハノイでUAEと戦わなければならない

UAEも2位通過のために、死にものぐるいで日本代表に向かってくるだろう

日本代表がカタール戦のような中途半端な状態で試合をしたら、また同じ結果が起こるだろう

日本代表には、中途半端な試合をせず、サポーターに響くような全力プレーをしてほしいと思うこの頃である
















身体意識を鍛える

2007-07-04 21:15:25 | サッカー


高岡英夫著「身体意識を鍛える」を読んでみました

人間の身体使いには、7つあると同氏は解説しています

センター:バランスのとれた身体使いとターン

下丹田:常に安定したパフォーマンス

中丹田:ここぞというときの爆発力

リバース:ターゲットとの距離感を的確にとらえる

ベスト:最大限に引き出される上半身パワー

裏転子:素速い動きと流れるような動き

レーザー:ブレのない一直線の軌道

サッカー選手に必要なのは、①センター、②下丹田、⑥裏転子ですね

サッカー選手にとって蹴るためには、腸腰筋を意識して使って腰で蹴るのに、⑥裏転子(ハムストリング)を鍛えます

サッカー選手にとって懐の深いトラップ、ドリブルやす速い動きをするためには、できるだけ体の中心を使うのに、①センターを鍛えます

サッカー選手にとって大舞台で活躍するには、特に、FWが落ち着いてシュートするのに、②下丹田を鍛えます

サッカー選手にとって、①、②、⑥は、WCで活躍するのに必要なアイテムだといえるでしょうか

Jの選手、海外組、日本代表選手達には、身体意識を鍛えることをお勧めしたいと思うこの頃である