九州っ子

九州大好き九州っ子の初心者日記記事

VS水戸ホーリーホック戦(アビスパ福岡)

2007-06-30 22:01:46 | アビスパ福岡
アビスパ福岡(3)VS水戸ホーリーホック(0)

なんなく、勝ち点3をとりましたね、アビスパ福岡

田中選手が右サイドからドリブルで切り込んで、45度の角度からゴール左隅に放った1点目のシュート

まさに、WHらしいシュートでしたね

このシュートが試合の流れを呼び込んだ勝利といっていいような気がしました

両WHはある程度、機能していたが、両WHをサポートする両SBの攻撃参加がほどんどみられなかった

サイドチェンジのアーリークロスがなかった(例:右CB→左WH)

盛んにサイドチェンジをして、相手を揺さぶって、両サイドからWHとSBの2枚で相手のサイドを攻めれば、何回でも、クロスを上げてシュートチャンスが増えていたのではないだろうか!?

そこを修正すれば、自然とボールポゼッションサッカーもできるのではないだろうか!?

J2は長丁場だ

サポーターの山笠ラッシュで、アビスパ福岡の怒濤の攻撃をもっとみたいものだ

アビスパの選手達には、試合を重ねることによって、開幕戦の状態でJ2上位チームと戦って、勝って欲しいと思うこの頃である







VSモンテティオ山形戦(アビスパ福岡)

2007-06-23 21:29:33 | アビスパ福岡
モンテティオ山形(1)VSアビスパ福岡(2)

博多の森近くのお店でTV観戦しました

1点目:田中ミドルS→オウンゴール
2点目:リンコンスルーP→アレックスS

久々に、左SBにチェッコリ選手が先発していましたね

同選手はボール裁きには落ち着いているけれども、たまにボカをするところがご愛敬です

前半、アビスパはよくボールが回して攻撃して先制していましたが、後半になると、先制されたモンテティオが攻めてきたときに、お互い攻めぎ合いになって、中盤でボールを奪われる場面が多かった

後半途中から、アビスパの運動量が落ちてモンテティオにカウンターから何度もシュートまでもっていかれる場面がありました

試合は1-2で勝ちましたが、内容は前試合のザスパ草津戦と同じ感じに思いました

アビスパの調子のバロメーターは、両WHを起点とした両SBの攻め上がりの数だと思いますが、その両SBの攻め上がりが極端に少なかったように感じます

相手両サイドの裏のスペースが空いているのだから、両WHにドリブルでの変化が少なかったので、もっとそのスペースにドリブルを多用しても良いのではないだろうか!?

そうすれば、アビスパが掲げるサイド攻撃を起点としたボールポゼッションを高める早いパス回しのサッカーができるのではないだろうか!?

今のアビスパの調子だと、J2上位チームと戦って勝つのは難しいと言わざるを得ないだろう

CFリンコン選手がイエローの累積で、次節出場停止なので、代わりのCF林選手に奮起を促してもらいたい

アビスパの選手達には、試合で同じ過ちをしてほしくないと思うこの頃である









サッカー選手の身体の使い方の違い

2007-06-21 22:09:45 | サッカー


高岡英夫・松井浩共著『サッカー世界一になりたい人だけが読む本』を読んでみました

なぜ、日本代表がドイツWCで負けたのか!?

なぜ、日本代表が初戦のオーストラリア戦で90分間体力を持続することができなかったのか!?

それは、WCクラスの選手と日本代表選手との身体の使い方が違うのではないかということです

【股の使い方】

WCクラスの選手:股裏(ハムストリング)を使う

日本代表選手:股前(大腿四頭筋)を使う

【筋肉の質】

WCクラスの選手:筋肉が柔らかい

日本代表選手:筋肉が硬い

【体のコントロール】

WCクラスの選手:体の中心の近くの腸腰筋や背骨周辺の筋肉で体をコントロールする

日本代表選手:ふくらはぎ、腹筋、増帽筋、三角筋など、体の表面的な筋肉で体をコントロールする

WCクラスの選手は、体の中心(センター)を意識しながら、柔らかいプレー(ボールが足に吸いつくプレー)をしているのに対して、日本代表選手は、体の表面的な筋肉しか意識していないので、ぎこちないプレーが目立っている

キックの蹴り方に関しても、WCクラスの選手は、腸腰筋(インナーマッスル)を使いながらハムストリング(アクセル筋)と連動して蹴っているのに対して、日本代表の選手は、大腿四頭筋(ブレーキ筋)を使うがために足の反動で蹴っているしかみえないのである

この蹴り方の意識の違いが、キックの精度、スピード、力強さの差としてドイツWCで出たのだと思う

日本代表選手がオーストラリア戦で逆転負けして90分間持続できなかったのは、炎天下の中、体が硬い状態でピッチを走り回るのに大腿四頭筋を使いすぎたためだと思う

要するに、日本代表選手の身体の使い方が間違っていたのではないだろうか!?

これを改善するためには、腸腰筋などのセンターを意識した身体の使い方を日本代表選手をはじめとしたサッカー選手が意識改革としてやることではないだろうか!?

腸腰筋が使えるためには、ひたすら体をゆるめることがWCクラスの選手に近づける一歩目になると思う

腸腰筋が使えるようになれば、自然と体の中心(センター)とそれに付随するハムストリングが使えるようになるのではないだろうか!?

そうしたら、キックの蹴り方も自然と向上すると思う

日本代表を目指す選手達には、WCクラスの体の使い方をマスターしてほしいと思うこの頃である










VSザスパ草津戦(アビスパ福岡)

2007-06-17 21:11:05 | アビスパ福岡
アビスパ福岡(2)VSザスパ草津(0)

☆先発メンバーとフォーメーション(4-2-3-1)

        CFリンコン

  WH久永 OHアレックス WH田中

      DH久藤 DH布部

SB柴村 CB長野 CB川島 SB山形辰

         GK神山

博多の森に観戦に行きました





先のベガルタ仙台戦で惨敗したアビスパ福岡にとって、ザスパ草津戦は勝たなければならない試合でした

久永選手がサイドからドリブル突破して、ペナルティエリア内で倒されてPKで得たチャンスを、アレックス選手がゴール隅に決めた1点目

後半、前がかりになって疲労していたザスパ草津の中央に空いたスペースに、布部選手の出したスルーパスに反応した久藤選手が冷静に決めた2点目

試合には勝ったけれども、内容的にはいまいちの感じでした

どうしても、アビスパの攻撃が中央に偏りすぎて、サイドをワイドに使うことができない

中央でもたもたしている間に、相手にプレスをかけられ、ボールを奪取されてカウンターでシュートまでもっていかれた場面が多々ありました

リンコン選手に1回当ててDHに戻して、そこから両WHにボールを散らして、持ち味のサイド攻撃がなかなかできなかった

リンコン選手に対するサポートがないために、同選手が孤立する場面が結構ありました

片方のWHが相手を引きつけている間に、もう片方のフリーなWHにサイドチェンジしたボールがなかった

両SBの攻め上がりも自重してか、ほとんどなかった

両WHがワイドに開いて、サイドから攻撃の起点を作り、できるだけ2タッチ以内のパスアンドゴーでの早いパス回しでボールポゼッションを高めていくサッカーができていなかったので、強豪チームと戦う際はそれを高めていくことが大事だと思う

次節のモンテティオ山形戦では、前回に相手の術中にはまって負けているだけに、ここで再び同じ過ちをして負けてしまうことがあると、J1昇格圏内の2位ですら危うくなるだろう

アビスパ福岡の選手達には、リトバルスキー監督の掲げるサッカーをもう一度確認し合って、次節の試合に臨んでほしいと思うこの頃である







世界とのキックフォームの違い

2007-06-12 20:48:13 | サッカー
下田哲朗著「オシムの練習」を読んでみました

日本代表の決定力不足が解消されないのはなぜでしょうか!?

なぜ、世界はいとも簡単にシュートがゴール枠にはいるのか!?

それは、キックの考え方、動作が世界と日本では違うのではないかと思うからです

そこで、世界でみるキックフォームと日本でみるキックフォームを比べてみると

インステップ(足の甲)キックの場合

【蹴り足の軌道】

世界:水平に近いスウィング → 低い弾道

日本:振り子のようなスウィング → 高い弾道

【ボールと立ち足の距離】

世界:離れている → 蹴る直前にキックの変更ができる

日本:近い → 蹴る直前にキックの変更がしにくい

【立ち足と地面の角度】

世界:横に傾いている → 体がボールと反対方向に傾いている

日本:横方向には傾かない → 体がボールと同方向

【立ち足の膝】

世界:軽く曲げる → 膝のクッションが柔らかいために正確なキックができる

日本:ひざは動かない → 硬直なキックになる

【腰の動き】

世界:ひねる → 腰で蹴る感覚

日本:動かさない → 足で蹴る感覚

【蹴り足の膝】

世界:動かさない → リラックスした状態で肝心なところに力が入りやすい

日本:早く振る → 膝の振りだけでボールを蹴るため、膝の周囲の筋肉に負担がかかる

【蹴り足と地面の角度】

世界:斜め → 足のサイズに関係なくインステップ中心のボールを蹴ることができる

日本:垂直 → つま先寄りでボールを蹴ることになる

【蹴り足の足首】

世界:意識的に固定しない → リラックスした状態で肝心なところに力が入りやすい

日本:固定する → テコの原理で足首が動きやすくなるが、力が入りすぎる

【顔の向き】

世界:斜め下前方 → キック体制でもビッチ上の視野が広く見える

日本:ほぼ真下 → キック体制で周囲の状況を確認するのが難しくなる

【キックの考え方】

世界:パス、シュートも状況に応じた多数の合理的なキック

日本:パスはインサイドキック、シュートはインステップキック

あらゆる角度から両者を比較してみると、キックの考え方、動作が、世界では流動性に長けていていますが、日本では固定的に感じられます

決定力不足を解消するには、キックの考え方、動作を世界基準に変えるだけで、キックの精度も速さも強さも格段的にアップするのではないでしょうか!?

将来の代表の卵達には、決定力不足解消のために、ぜひ、世界基準のキックをマスターしてほしいと思うこの頃である





『敗因と』を読んで

2007-06-08 22:14:07 | サッカー
金子達人著『敗因と』(光文社)を読んでみました

前日本代表監督のジーコと代表選手達の確執を画いています

本の構成はプロローグ「最期」から始まって第9章「敗因」とまでとなっています

戦術がない、選手任せ(選手信頼)の監督

海外組と国内組、黄金世代と中田英寿、先発組とサブ組、攻撃陣と守備陣、のチーム内の溝

2002年日韓WCのトルシエ日本代表チームのほうが2006年ドイツWCのジーコのそれよりもWCで勝ちたいという気持ちが勝っていたし、チームもまとまっていたということです(個人的には、日韓WCの一次予選の対戦相手が強豪国ではなかった!!だから、日本代表は予選突破が楽にできて、ベスト16まで勝ち上がれたのではないか!?)

そういう意味でのドイツWCの日本代表は、ジーコ監督の采配ミスもさることながら、チームもまとまらない状態(気持ちがバラバラな状態)で戦い、一次予選敗退を招いたというところでしょうか

ブラジル戦の後、独りピッチにたたずむ中田英寿のところに誰ひとりとして駆け寄ったチームメイトはいたのかと本書では疑問を投げかけています

本書はドイツWCの敗戦(1年前)をもう一度振り返るための一冊ですね

サッカーファンにはこの本を読んでほしいと思うこの頃である








対コロンビア戦(日本代表)

2007-06-05 21:19:07 | サッカー日本代表



日本代表(0)VSコロンビア代表(0)

☆先発メンバーとフォーメーション(4-2-3-1

         CF高原

  WH遠藤 OH稲本 WH中村俊

     DH鈴木 DH中村憲

SB中田 CB中澤 CB阿部 SB駒野

        GK川口

〈赤は海外組〉

試合は引き分けでしたが、得失点差で日本代表が優勝しました

前半は、コロンビアがポールを支配しながら積極的に攻めていましたね

中村俊選手の不用意なドリブルミスなどで日本がピンチな場面が度々ありました

相手のスピードに乗ったドリブル突破に中盤の選手が対応できずに、紙一重のところで両CBの中澤選手、阿部選手が上手く対応していたと思います

後半は、相手の選手の運動量が落ちたのか、日本がある程度、中盤でボールを支配することができました

両サイドからのクロスボールを上げることはできても、コロンビアの強固なDF陣に跳ね返されてしまって、ゴールまで結びつけられなかったですね

日本にとって、ミドルシュートがほとんどないために、攻めに怖さがなかったと思いました

ミドルシュートを積極的に打って、相手DFラインを前に引っ張り出して、浅いDFラインの裏のスペースをサイドから狙っていたらもっとシュートチャンスが増えていたような感じがしました

☆攻守においてよく動き回っていた選手

高原選手、羽生選手

高原選手はブンデスリーガーの活躍だけあって、前線からボールを奪いにいったり、前を向いて積極的にシュートする姿が目立ちましたね

羽生選手もドリブル突破やボールを奪われたら激しく善戦でボールを奪い返す姿勢は勝ちたい気持ちを感じましたね

W杯より強くなっていない

オシム監督を意識するあまりに、個性(実力)を発揮できなかった選手もいたでしょうね

日本は、シュートチャンスが少なかったのだから、決定的なチャンスの時に、主に、FW、MFの選手達が決めないとドイツWCの二の舞になりますね

日本代表には、試合の流れの中でシュートチャンスを数多く作って確実にゴールを決めてほしい(決定力不足解消)と思うこの頃である







対モンテネグロ戦(日本代表)

2007-06-01 21:58:54 | サッカー日本代表



日本代表(2)VSモンテネグロ(0)

1点目:遠藤C→中澤ヘッドS
2点目:中村憲サイドチェンジP→駒野T、C→高原ヘッドS
(C:クロス、P:パス、T:トラップ、S:シュート)

日本代表が、ホームの利を生かして勝ちましたね

2点目の高原選手のシュートは試合の流れの中から生まれたものですね

3点目を取りに行った中村憲選手のミドルシュートは精度を欠いていましたね(左サイドでフリーの山岸選手にパスを出す選択肢があったはず

後半途中で、高原選手が自陣のゴールエリア内でモンテネグロの選手を倒してPKを献上したとき、相手キッカーのブルザノビッチ選手がPKを外しましたね

モンテネグロの選手達は、時差ぼけのせいか、動きに何か精彩を欠いているように感じました

●中澤佑二選手(横浜FM):
Q:先制点に関しては?
「いいボールといいタイミングでしょう。相手のFWが3枚にしたり、2枚にしたりしたので、こっちもいろいろ模索した。いい実践経験を積めたと思う。自分たちの判断でやった。システムが3~4回は変わったんじゃないかな。僕は初めてだったけど、分かっているメンバーとやるのは大きい。後半の頭に3バックにしたのは、坪井と話して、その後、阿部に行ってみようかと言った」(J's GOAL から引用)

日本代表の選手達が、相手の出方に応じて、流れの中で、自分達の判断で3バック、4バックの併用ができていたのが収穫でしょうね(ジーコ前監督の時にはなかったことだが)

オシム監督は個人プレーを叱る

相変わらず、オシム監督の評価は厳しいですね(中村憲選手のミドルシュート選択!?)

厳しさないから魅力もない

選手交代を後半開始から次々と新しい選手をオシム監督には試して欲しかったですし、ちょっと魅力に欠けていたように感じました(若手の水野選手、藤本選手等をもっと試合の中で観たかった)

次節のコロンビア戦には、海外組が先発する可能性が高いでしょう

日本代表の選手達には、キリンカップの優勝は勿論のこと、密度の濃い試合をしてもらいたいと思うこの頃である