湯浅健二著『日本人はなぜ、シュートを打たないのか?』を読んでみました
サッカーとは、シュートを打つことが目的である
その目的を達成するには
①ドリブルで相手を抜き去ってスペースへ入り込む個人プレー
②パス(ボールがないところで動いた味方へのパスを決めるという組織コンビネーションが、スペースである程度フリーでボールを持つという状況を演出する)
が基本であり、それを成功させるためには、ボールの動きと人の動きをしっかりと一致しなければならない
不確実な要素のあるサッカーだからこそ、クリエイティブなムダ走りが必要になる
ボールがないところでの人の動き(フリーランニング(ボールがないところでのパスレシーブや、味方にスペースを創り出す動き))があるからこそ、ボールを持つ選手のプレーオプションが広がる
創造的な意図(イメージ)と強い意志をバックボーンにする、ボールのないところでの人の動きが、表面的な結果としては無駄に終わる
オシム監督は、ジェフの選手達に、考えて、走ること(判断を速く!、動き出しを早く!)を要求した
彼らは、ボールのないところで「まず」動き出すこと(意図(仕掛けイメージ)と意志(実)に支えられた動きだし)の重要性を体感させられた
ボール絡みのプレーと、ボールのないところでの味方のアクション(走り=フリーランニング)を、いかにしてうまく重ね合わせていくのか(バランス感覚)がチームの目的でもある
現代サッカーでは、サイドのスペースをいかに効果的に活用するかが攻めの生命線(クロスボール)である
それを遂行するには、積極的にプレー(ディフェンス)するという姿勢が必要である
しかし、楽をして実利だけを得ようなどといった怠惰なプレー態度では、守備の目的を効果的に達成するはずはない
守備の起点も含むそれらすべてのディフェンスプレー(アクションの基盤となるボール奪取イメージ)が同時に動き続けていること(味方同士でしっかりとシェアされ、シンクロしていること)でチームが機能するのである
最終的に、トータルフットボール(全員守備、全員攻撃)が絶対的な目標イメージである
ここまでが、湯浅氏が最もいいたかったことではなかったかと思います
日本代表、U-22日本代表、アビスパ福岡にしても、チーム戦術・戦略の中でトータルフットボールができているのかということ、それができるか否かが現調子・順位を物語っているのではないだろうか!?
ドリブル・パス・フリーランニングが攻守にわたってチームとして連動して、それらがシュートに結びつく各世代代表・Jクラブチームがたくさん出てほしいと思うこの頃である
サッカーとは、シュートを打つことが目的である
その目的を達成するには
①ドリブルで相手を抜き去ってスペースへ入り込む個人プレー
②パス(ボールがないところで動いた味方へのパスを決めるという組織コンビネーションが、スペースである程度フリーでボールを持つという状況を演出する)
が基本であり、それを成功させるためには、ボールの動きと人の動きをしっかりと一致しなければならない
不確実な要素のあるサッカーだからこそ、クリエイティブなムダ走りが必要になる
ボールがないところでの人の動き(フリーランニング(ボールがないところでのパスレシーブや、味方にスペースを創り出す動き))があるからこそ、ボールを持つ選手のプレーオプションが広がる
創造的な意図(イメージ)と強い意志をバックボーンにする、ボールのないところでの人の動きが、表面的な結果としては無駄に終わる
オシム監督は、ジェフの選手達に、考えて、走ること(判断を速く!、動き出しを早く!)を要求した
彼らは、ボールのないところで「まず」動き出すこと(意図(仕掛けイメージ)と意志(実)に支えられた動きだし)の重要性を体感させられた
ボール絡みのプレーと、ボールのないところでの味方のアクション(走り=フリーランニング)を、いかにしてうまく重ね合わせていくのか(バランス感覚)がチームの目的でもある
現代サッカーでは、サイドのスペースをいかに効果的に活用するかが攻めの生命線(クロスボール)である
それを遂行するには、積極的にプレー(ディフェンス)するという姿勢が必要である
しかし、楽をして実利だけを得ようなどといった怠惰なプレー態度では、守備の目的を効果的に達成するはずはない
守備の起点も含むそれらすべてのディフェンスプレー(アクションの基盤となるボール奪取イメージ)が同時に動き続けていること(味方同士でしっかりとシェアされ、シンクロしていること)でチームが機能するのである
最終的に、トータルフットボール(全員守備、全員攻撃)が絶対的な目標イメージである
ここまでが、湯浅氏が最もいいたかったことではなかったかと思います
日本代表、U-22日本代表、アビスパ福岡にしても、チーム戦術・戦略の中でトータルフットボールができているのかということ、それができるか否かが現調子・順位を物語っているのではないだろうか!?
ドリブル・パス・フリーランニングが攻守にわたってチームとして連動して、それらがシュートに結びつく各世代代表・Jクラブチームがたくさん出てほしいと思うこの頃である
時々「湯浅健二のサッカーホームページ」を見てます。
私みたいな「にわかサッカーファン」には難しい時もあるのですが
けっこう興味深くておもしろいので。…九州っこさんは見てますか?
確率も重要ですがいっぱいシュートを打つ攻撃的なサッカーが見たいです。
お元気だったのはなによりです。
学校でも社会でも集団行動のほうが評価が高く、エゴイストなどと批判されますから、それに逸脱する行動はなかなか出てこないのでしょうね。
むしろサッカーでは、自分で判断してシュートを打つエゴイストが必要ですね。
ただ、究極的には打てそうな場面でも打たないというのは、本人が自信が持てないから打てないという部分もあるんでしょうし、戦術がどうこうとか形がどうこうというだけの問題でもないような気もします。
「何故そこでシュートを打たないのか!?」と思わず叫んでしまうというのは日本だ一表の特徴ですが、アジアカップなどでも改めて痛感した課題ですよね。
パス→シュート、またはドリブル→シュートなどという流れが頭の中に出来ていないのかなと。
最近観た中で一番下のカテゴリであるU-17もシュート数が少なかったですから、この課題もまた、何年も続くことになるかもしれませんね。
お久しぶりですね
最近の代表戦は見ていてもなかなかシュートを打ってくれないので何とかしてほしいと思っています
フリーランニングはやるほうはつらいだろうと思いますが,見ているほうは動きがあって面白いだろうし,チームとしてもプラスだろうし・・・
フリーランニングのできるチームが増えることを期待していますっ
コメントありがとうございます!
なんだか、すんごい、分かります。
思わず、納得しちゃいました。
打たなきゃ始まらないのになぁ~って思いながら最近の代表戦は見ているので。
多少、ハズしてもシュート打つことでリズムが生まれると思うんですよ。
代表の短い時間じゃ、各々のイメージの共有って難しいんでしょうけど…
アグレッシブはチームになることを期待しています☆
シュートを打たなければゴールも生まれないのに・・・
といつも思ってしまいます。
もっと攻撃的なサッカーをしてほしいと思います。
そうですね。
決定的なシュートを打つためには、まわりの強力がないとできないですからね。
特に日本人は、個人で打開するには体格で不利・・・
だからこそ、全員が常に攻守にがんばらないといけないですよね!
失点シーンを見てると気が付くと思いますけど、
日本の弱点とJクラブの弱点って共通点が多いから
当然、Jでも同じことが言えると思いますよ!
TBありがとうございました。
シュートを打たない日本人。それは国民性かもしれません。昨年ワールドカップ観戦に行った時、試合後世界の人たちとサッカーをする機会がありました。面白いことにほとんどの人は味方を探してパスなど出そうとしません。可能な限りドルブルで持ち込み、取られたり、ボールがこぼれたらそれを拾った人がまたドリブルで進む。私が何度かパスを出すと、この人はパスを出すと悟り何度も周りが声を出します。
大陸続きの国と島国の国の国民性ではなかったのかな?と後で思いました。
まぁそれを国民性と一言で片づけるのも寂しい気もしますが.....