オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

イチジクの収穫

2023年12月30日 18時39分16秒 | 家庭菜園

今朝は朝食の後、ズッキーニの授粉。今日は雌しべが一つしかありませんでした。一週間程前に地面の近くにある葉っぱを沢山取った(葉掻き)ので、葉っぱが少なくなり株が弱っているのだと思います。でも、葉掻きをしなければ、いずれはうどん粉病が発生し、ズッキーニの株は全滅してしまいますから、、、今、収穫が多少落ちても全滅するよりはましですから。まだ4本残っていますし、夏の間、ズッキーニが底をつくことはないと思います。

ズッキーニの収穫の後は、きょうもイチジクを一つ収穫しました。写真の通り、普通の卵の2倍くらいの大きさがあり、キッチンの重量計で重さを計ったら、、、124グラムでした。

 

晩ご飯の時に、オレンジやリンゴと一緒に収穫したイチジクを四つに切って、皆で頂きました。このイチジクは夏果と言って、夏の初め頃に採れる実で、大きいのです。イチジクの枝には夏果の他に、小さな秋果も付いていて、秋果は夏の終わり頃か秋の初めに採れます。つまりイチジクは年に2回、収穫の時期がある果実です。夏果は数は少ないですが、実が大きく、写真の様に、普通の鶏卵(60グラム)の2倍の重さがあります。

ユーチューブで園芸の動画をよく見ているのですが、イチジクは家庭で採れる果物ナンバー1か2らしいのです。ただ、あまり市場には出回らず、お店で見かけることはあまりありませんが、、、庭にイチジクの木がある家が多いらしいのです。つまり、イチジクの殆どは自家消費です。

その理由は、まず、イチジクは病害虫になりにくく、手間がかからないことと、冬に枝を切って土に刺して置けば、根が生えて芽が出るので、植木屋に行って買わなくても、誰でも簡単に挿し木をして増やせることです。そして何より、他の果物と違って、一斉に熟すのではなく、イチジクは収穫時期が夏と秋の2回あって、少しづつ熟すので、、、毎日一つか二つづつ、少しづつ、長い間、収穫が出来る果物なのです。

さて、、、もうすぐ熟すと思っていた大きくて美味しそうなイチジクを3個も鳥に食べられてしまったので、まだ硬そうなイチジクにも袋が掛けてあります。袋と言っても、古い靴下で上の部分に2つ切れ目がいれてあり、イチジクに袋を被せた後、切れ目を枝に結べる様にしてあります。こうすると雨が降っても、風が吹いても袋が落ちる心配はありません。もし、袋を被せなかったら、、、イチジクは食べごろになる少し前に、一つ残らず鳥に食べられてしまい、一つも収穫が出来ないでしょう。

今は大きい夏果が採れて、袋も10個ぐらいしか要りませんが、、、秋果が熟し始めると、秋果は夏果よりも果実が小さいですが、何倍も多く実がなるので、袋が足りなくなります。多分50枚か100枚袋が要るかもしれません。

僕の実家にも子供の頃、大きなイチジクの木があって、手が届かない高いところにある実は竹の棒で採って食べたのを覚えています。袋を被せたり、ネットで覆うことはしなかったので、鳥の被害はなかったようです。

イチジクの味は、普通の果物とは違って独特の味と歯ざわりがありますよね。イチジクが嫌いな人はあまりいないのではないでしょうか。日本では昨今のフルーツブームでイチジク農家はかなり所得が上がっているらしい、とその動画では言っていました。

皆さんの家に庭があるなら、、、イチジクを植えてみてはいかがでしょうか。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。


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