二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

千葉句会・9月~破綻があった方がいい

2018年09月22日 | 俳句
句会の報告が遅れがちですみません

なんでもギリギリにならないとやらないタイプです



では主宰の言葉から

・雰囲気が先に出ないように

・俳句は意味ではない

・わかりすぎてはダメ

・「~る」と「~て」の違いをしっかり認識すること

・一句に文語と口語をチャンポンにしない

・まっとうに云っても面白くない

・色々なことを同時に云わない

・一句の中では関連づけない

・破綻があったほうがいい

・副詞はひらがなで(例・少し→すこし)

・理屈をこねない

・一句の中でうんと離す。離しながら共通点があるように

・曖昧なことははっきりと。はっきりとしたことは曖昧に




今回はたくさんありましたね~

でもよく読むと

もう何度もいわれている言葉ばかり

それだけ大事だけど出来ていないってことなのでしょう




さてタイトルの

「破綻があったほうがいい」

前回の句会報告のタイトルの

「少しはずす」

と同じようなこと、でしょうか

あまりにもまっとうだと面白味に欠ける

関連づいてない方が

あれ?っと読み手は思い

そこに作者ならではの感性が出るのかもしれませんね

毎回云いますが

そこが難しい!




三郷カルチャー教室・8月〜少しはずす

2018年09月06日 | 俳句
三郷は埼玉県です

埼玉はご存知のように夏はとても暑いです

この日も暑かった!

汗かきかき、今月もカルチャー教室の司会と披講をつとめて参りました




では主宰の言葉です

・人と同じではなく、人が考えないような発想を

・俳句は、今、ここ、我

・一点に絞る

・事実はどうでもいい

・真面目に真正面で詠うより、少しはずした方が味がある




「少しはずした方が味がある」

これって人間にも言えますよね

大きくはずれたらこれはもうアウトロー、犯罪者なので

「少し」というのがミソなのですね

俳句も「少し」はずすと

あらっ?と思うような

素通りできないような句になるのでしょう

あなた色の面白さを加えて

オリジナリティ溢れる作品を作って下さい


藤田嗣治展に行ってからというもの

乳白色の肌に凝っています

塗り絵にも反映〜

千葉新人句会・8月〜ふつうのことを易しい言葉で

2018年09月02日 | 俳句
今日は台風の影響か

関東地方は朝から雨が降ったりやんだり

気温もぐっと涼しくなってエアコンなしでも過ごせています

夏の終わりの新人句会のご報告です



主宰の言葉より

・ふつうのことを言うのと、あたり前のことを言うのは違う。あたり前のことを言わない

・一番言いたいことを言おうとするからムリをする。二番目に言いたいことを言う

・表向きの意味は誰が読んでもひとつになるように

・解説をしない。読者が判断する

・材料過多は✕

・事柄にウエイトを置かない。事柄の後ろにあるもの、それを言う。事柄で終わってはいけない



ふつうのこととは?

わざわざ難しいことを俳句にする必要はなく

日常の一コマ、ちょっとしたことを俳句にすればいいのですね

あたり前ののこととは?

誰がみてもそう感じること

例えば夕日が落ちて寂しいな、とか

桜が散って侘しいとか

詩人でなくても誰もが感じることですから

それをそのまま詠っても

いい句にはならないのですね

夕日が落ちるというふつうのことを

詩人の目で少し見方を変えて

それを俳句という形にすると

ハッとするものができるのでしょう




・・・それが難しいのですが

そこを考えるのが俳句なんですね



ちょっと和テイスト