去年の年末に見ました。
『グラン・トリノ』
映画館での上映時に、いろんなおじさんタレントがこぞって褒め称えていたのを思い出します。
奥さんも亡くし、息子達には疎まれ、1人で暮らすおじいさん。

その隣にアジア人の家族が引っ越してきます。
でも、いわゆる外国人が嫌いなおじいさん。
フレンドリーにはなりません。というか完全差別です。
そんな中、おじいさんの大切にしている車を盗もうと、そのアジア人の男の子がガレージに忍び込みます。
気配を感じ銃を突きつけるおじいさん。
男の子の車盗み作戦は失敗します。
でもその償いのために毎日手伝いに来ることとなってしまうのです。

そして、車を盗もうとしたのではなく、盗まされるところだったこともわかります。
男の子はアジア人の悪人グループに付きまとわれていたのです。
差別していたおじいさんも、なんだかんだで男の子お姉さんのおかげで、アジア人家族その他と仲良くなっていきます。
でも・・・
おじいさんがアジア人の悪人グループの一人を懲らしめたことで事態が一変してしまいます。
銃を手に悪人グループのところへおじいさんは一人向かいますが・・・

というお話。
悲しい話です。
日本には銃は無いけれど、いつしかこんな時が来るのかもしれません。
そして、最初は差別していたおじいさんの心の揺れ動きが素晴らしい。
あんなに嫌っていたのに。
命を懸けて。
人それぞれ思うところは違うと思いますが、一度はご覧ください。
犯罪は悲しいものです。
あらすじ(goo映画より)
朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリ化した生活を送っている。彼の妻はウォルトに懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオにウォルトの所有する1972 年製グラン・トリノを盗ませようとする。タオに銃を向けるウォルトだが、この出会いがこの二人のこれからの人生を変えていく…。
『チェンジリング』からほとんど間を空けずに公開されるイーストウッド監督作。『ミリオンダラー・ベイビー』以来、4年ぶりに主演も兼ねた。朝鮮戦争従軍経験を持つ気難しい主人公が、近所に引っ越してきたアジア系移民一家との交流を通して、自身の偏見に直面し葛藤する姿を描く。アメリカに暮らす少数民族を温かな眼差しで見つめた物語が胸を打つ。西部劇や刑事ドラマで築き上げた、“男イーストウッド”のヒロイズムが詰まった人間ドラマだ。主人公と友情を育む少年タオ役のビー・バン、彼の姉役のアーニー・ハーなどほとんど無名の役者を起用しているにも関わらず、どんな端役までも行き届いたきめ細かな演出がイーストウッドの真骨頂だ。
『グラン・トリノ』
映画館での上映時に、いろんなおじさんタレントがこぞって褒め称えていたのを思い出します。
奥さんも亡くし、息子達には疎まれ、1人で暮らすおじいさん。

その隣にアジア人の家族が引っ越してきます。
でも、いわゆる外国人が嫌いなおじいさん。
フレンドリーにはなりません。というか完全差別です。
そんな中、おじいさんの大切にしている車を盗もうと、そのアジア人の男の子がガレージに忍び込みます。
気配を感じ銃を突きつけるおじいさん。
男の子の車盗み作戦は失敗します。
でもその償いのために毎日手伝いに来ることとなってしまうのです。

そして、車を盗もうとしたのではなく、盗まされるところだったこともわかります。
男の子はアジア人の悪人グループに付きまとわれていたのです。
差別していたおじいさんも、なんだかんだで男の子お姉さんのおかげで、アジア人家族その他と仲良くなっていきます。
でも・・・
おじいさんがアジア人の悪人グループの一人を懲らしめたことで事態が一変してしまいます。
銃を手に悪人グループのところへおじいさんは一人向かいますが・・・

というお話。
悲しい話です。
日本には銃は無いけれど、いつしかこんな時が来るのかもしれません。
そして、最初は差別していたおじいさんの心の揺れ動きが素晴らしい。
あんなに嫌っていたのに。
命を懸けて。
人それぞれ思うところは違うと思いますが、一度はご覧ください。
犯罪は悲しいものです。
あらすじ(goo映画より)
朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォード社を退職し、妻も亡くなりマンネリ化した生活を送っている。彼の妻はウォルトに懺悔することを望んでいたが、頑固な彼は牧師の勧めも断る。そんな時、近所のアジア系移民のギャングがウォルトの隣に住むおとなしい少年タオにウォルトの所有する1972 年製グラン・トリノを盗ませようとする。タオに銃を向けるウォルトだが、この出会いがこの二人のこれからの人生を変えていく…。
『チェンジリング』からほとんど間を空けずに公開されるイーストウッド監督作。『ミリオンダラー・ベイビー』以来、4年ぶりに主演も兼ねた。朝鮮戦争従軍経験を持つ気難しい主人公が、近所に引っ越してきたアジア系移民一家との交流を通して、自身の偏見に直面し葛藤する姿を描く。アメリカに暮らす少数民族を温かな眼差しで見つめた物語が胸を打つ。西部劇や刑事ドラマで築き上げた、“男イーストウッド”のヒロイズムが詰まった人間ドラマだ。主人公と友情を育む少年タオ役のビー・バン、彼の姉役のアーニー・ハーなどほとんど無名の役者を起用しているにも関わらず、どんな端役までも行き届いたきめ細かな演出がイーストウッドの真骨頂だ。