今日のいいこと。

あんまりいいことない日々かも?だけど・・・
1日ひとついいこと発見!しよーっ!

少年院見学記②

2009年10月31日 | 頑張りました!学生生活。
 あまりに長編になってしまいましたので、2部制に分けました。
 今回は少年院見学第2部です。

 なので、↓の「少年院見学記①」からご覧ください。



 法務教官の方から、少年更生に関する説明を伺った後、いよいよ院内の見学へ行きました。
 なんとなく緊張しましたねー。

 1.見学の際まず最初に見学したのは考査寮という名の部屋。
 個室の部屋で、入院したらすぐにここに2週間入って、その間にどのような教育が少年にふさわしいか判断するそうです。驚いたのは窓が普通についてて、陽の光が入るため、私達が想像する刑務所の独居房に比べたらよっぽど普通であるとおっしゃってました。
 私は、やはり教育が目的であるならば、こうでなければならないと(偉そうに)思ったのでした。

 2.次に見た静思寮という名前の部屋は単独室で、約束を守れなかった少年や、内観をし自分を見つめる少年が入る為のへやだそうです。
  
 3.静思寮から集団寮へ。集団寮という部屋はその名の通り集団部屋です。
 集団といっても和室に4人で1部屋。ただ、この少年院が戦前からある古ーい施設のなので和室なんだとか。他の少年院では洋室もあるかもしれないからもっときれいで暮らしやすいかも・・・?との事。
 外に干してあった布団に名前が書いてあって、1つの名前に訂正線を引き別の名前が書いてありました。
 訂正線の名前が出院した少年の名前で新しい名前が現在の使用者の少年の名前なんだ・・・とすぐにわかりました。(ちょっと複雑な気分でした)
 テレビも夜に見ることができて、番組は多数決で決めるそうです。

 もちろん少年は地獄の日々だー!と感じていると思いますが、人間同士の関係が希薄な現代において、毎日が宿泊研修のような濃い人間関係も更生に役立つのではないかなぁと思いました。

 4.寮の見学後は、続いてすぐに職業教育の行われている部屋を見学しました。
 本当の更生教育の姿が見れるのです。(ここで緊張MAX!)。
 1階ではクリーニング科から金属加工科、そして外では小さなシャベルカーで土の山を崩し運ぶ作業の訓練を土建科の教育として行っていました。
 ジロジロと見て、彼らに外の世界の変なイメージを持たせてはいけないと思い、なかなかよく見る事はできません(しません)でしたが、シャベルカーを操る少年のまっすぐな目、金属加工科のメガネの小太りの少年の笑顔がとても印象に残りました。
 (本当に、できることなら、私の前を歩いていた茶髪のやや長髪、常に髪を触っていたチャラ男(恥ずかしながら同じ授業をとっている社会学部の学生)を後ろから蹴っ飛ばし、彼らと交換してやろうかと思いました)

 実は・・・
 刑務所のような生活で、ただただ時間の過ぎるのを待つだけの「作業をやらされているという死んだ瞳」を見てしまうのではないかと、とても怖かったです。
 でも、がんばっている彼ら2人を見ただけでもとても来た甲斐があったと感じました。
 2階では、危険物取扱者乙種4類と簿記検定が受けられる試験場、パソコンの授業とワープロ検定の授業をしていました。ここでも先生と楽しそうに授業をする姿を見ることができ、前のめりになって先生の話を聞く少年も見ることができました。
 
 5.グランドへ出ると、先日はここで夏祭り大会をしたとの話がありました。
 塀の向こうに普通の民家が見えるのにはびっくりしましたねー。
 外の自由の世界への希望(欲望?)も出るかとも思い複雑な気がしましたが、季節によっていろいろなイベントをみんなでしているそうです。
 入院前は周りの仲間の目が気になって、運動会や演劇際など見向きもしなかったであろう少年達も、やらされているという大義名分で、逆に楽しく何かを掴むきっかけになるような気がしました。

 6.最後に農場を高台から見ました。
 少年達が泥まみれで野菜を作り、それを院内でも食堂で食べるそうです。
 実際、自分で育てた植物が芽を出し大きくなっていくのを見ると感動するもんです。
 私も今年は朝顔を育てたので、とてもわかる気がしました。
 自分が手入れをしていたことで日々大きくなり、おいしく食すことができる。
 最初はやらされていたかも知れませんが、何らかの経験や考えを深く心へ刻むことが出来るんじゃないかと思いました。

 最後に法務教官の方からお話と質問の時間を取っていただけました。
 その中で、やはり保護者の方の対応も最初は固く、会いに来ない保護者もいるそうです。社会復帰しようとしてもなかなかむずかしいところもあると思うと正直な感想も言ってました。
 でも一人でも多くの方が少年の復帰に力を貸して欲しいとも言ってましたねー。 
 そして、「法務教官は募集のポスターなんかを見ると、とてもスマートでかっこよく感じられますが、とても大変な仕事です。でも自分が予期していない際に少年からポロッとありがとうとか言われる事がやりがいであり原動力です」って言ってました。

 上で何回か書きましたが、死んだような目の少年もいなく、意欲的に取り組む少年の目は私の心配を大きく減らし、笑顔の授業や指導もとてもいいものを見たという印象へ変えてくれました。
 教官の方もおっしゃってましたが、家族や周囲とのコミュニケーション不足が少年の非行・犯罪の原因の多数であり、それらとの「絆」を取り戻させたり。新たな絆や希望を作る力を持たせることがとても大切であろうし、簡単にはいかないだけに今後の非行少年更生への継続した課題だとも思いました。
 ましてや、家族関係の希薄化やゲーム世代の幼児期や子供時代にあまり遊ばず、インターネットやテレビゲームを友としていた子供達が大きくなり、これから予期しないような非行の形が現れてしまうかもしれません。
 社会での絆を深めるような、日本の昔のように家族や地域で子供達のコミュニケーションの手助けをできるような関係作りが必要なのかも知れないとも感じました。

 最後に、更生の道は簡単ではないとのことでしたが、実際その通りだと思います。
 就職の際履歴書を見て、少年院に行っていた間は何をしていたかと問われれば言葉に詰まるでしょう。また、少年法を逆手に取り、罪にならないことを知り、とんでもないことをしてしまう少年もいるのも確かだと思います。彼らが本当に更生したいと考えている少年の妨げになっているとも思います。本当に個別の処遇を考え、もっと国を挙げた更生の道を開かねばならないものと思いました。


 実は・・・
 私が自分で書いたレポートを書き直しながら載せたのですが・・・
 そのせいで日本語の使い方がおかしいところが多々あるかもしれません。
 そのままのせればよかった・・・

 でも、貴重な体験ですのでお付き合いいただけたら光栄と存じまする~



 明日もいいことあるといいな。

 では。

少年院見学記①

2009年10月30日 | 頑張りました!学生生活。
 せっかく堅い話が続いているので、いつか載せようと思っていたお話を書こうかと思います。

 それは、この大学生活中に見学で行った「少年院」の話です。
 なかなか少年院に行った人の感想を読むことも無いだろうと思いますので、ちょっとだけお付き合いください。

 
 私が見学をさせていただいた少年院は電車の駅からほど近い場所にありました。

 「こんなところに・・・?」と思うほどの住宅地のど真ん中です。

 住宅地の中を通り抜けて行くと、家庭菜園用の畑が広がった隣に金網が張り巡らされている場所に着きました。そこが少年院でした。
 道を知っていれば駅からは10分もかからない距離です。

 到着後すぐに少年達の教育や世話をする法務教官の方より、スライドにて少年院を中心とした少年更生全般の説明と、施設や更生プログラムに関する説明をしていただきました。

 1.全国に52ある少年院には・・・
 ①初等少年院(12歳~16歳)
 ②中等少年院(16歳~20歳)
 ③特別少年院(16歳~20歳の重大な犯罪をした少年)
 ④医療少年院(心に傷を負っている少年)
 の4つの少年院が区分されていて、私が見学した少年院は中等少年院に該当し、近郊のいくつかの県の少年が入院するという事でした。

 2.入院期間は裁判官からの要望(処遇勧告)によって決まり、
 ①短期処遇(一般)6ヶ月
 ②長期処遇1年
 の2種類が通常だが、ごくまれに1年を越えて1年半~2年の入院となる長期処遇となる事もあるそうです。

 3.中等少年院は年齢が高い少年が多いので、生活指導とともに、主に職業訓練が盛んであり、各種情報処理資格や簿記検定・小型建設機械免許等の取得に向けての勉強がされ、ここで試験も受けられるそうです。
 在日外国人の少年も最近多くなり、彼らに対しては生活訓練を行ったり、また、子供の生まれている少年に対しては子供のいる教官がお風呂の入れ方などの育児指導も行うなど、その少年個人個人へ向き合った指導をしているんですねー。

 4.その少年院への入院人数は162名(見学当日)で率としては93%で、平成12年から16年が全国的にも少年院へ入院する少年が多い時期だったそうで、平成16年には196名が入院しピークでしたと。(定員オーバー)言ってました。

 5.少年院へ入院する少年の犯罪傾向は・・・
 ①窃盗33%
 ②傷害10%
 ③強盗9%(万引きや引ったくりで怪我をさせた等で押し込み強盗ではない)
 ④性犯罪10%
 ⑤薬物11%。

 また、少年の入院前は・・・
 ①高校中退
 ②現役中学生
 ③現役高校生
 ④無職か建築業
 の順番で多いそうです。

 6.入院した少年の分析からわかったこととして・・・
 ①疎外感を持っている・愛情に飢えている(のけ者にされている・・・)と考える少年が1番多いという調査の数字があるそうです。
 ②自己イメージの低さ(どうせ俺なんか・・・)。
 ③刹那的な生き方を求める(金はあるだけパッと使い、明日は知らない・・・)。
 ④充実感・表現力・罪悪感・自制力が乏しい。
 という順番で入院する少年の心に抱える問題があるそうです。

 7.処遇の基本原則は・・・
 ①処遇の個別化と②集団生活を通じての社会復帰。
 これが第一の原則だそうです。やっぱり画一的な対応では無理なんですねー。
 個別化=その少年一人ひとりに向き合った対応ってことですもんね。

 8.入院後、生活指導として毎日日記を書き(退院まで毎日だそうです)、担当の教官へ提出しコミュニケーションをはかり(交換日記です)、心理学にある内観法の1部を用いた「内観」をし、自分が独りでないことを自分で認識確認できるようにしていくそうです。
 また、グループで話し合いをしたりして、人との『絆』の確認や醸成に力を注いでいるとの事でした。

 9.出院時には入院している少年を前に1分間のスピーチをし、更生を誓い出院するとの事。8割の少年が再犯せずに保護観察を終え、社会復帰の道へと進むが、数%の少年が途中で蒸発してしまうと残念がってらしたのがとても印象に残りました。

 やはり、最も私が関心があり感心したことは、教官の少年に対する接し方です。 テレビ等で見る少年院や刑務所では教官や刑務官がまるで猛獣を操る猛獣使いのように、規律正しく強面で指示をしています。しかし、少年院ではそのような対応はしておらず、担当教官が一人一人を個別に担当し、毎日交換日記をし、心情に気をつけ、杓子定規でない少年に最もふさわしい応対をしているというところでしょうか。
 そして、少年院に来ることとなってしまった原因であろう「絆」の醸成に力を注いでいるというところには深く感銘しました。


 と・・・
 長くなっちゃうので、続きは次回・・・
 次回は・・・
 「教官方のお話後、いよいよ施設の見学へ」の巻(少年院見学第2部です)。
 

さまよう刃を見たので、続きまして・・・「少年法」についてちょっとだけ。

2009年10月27日 | 頑張りました!学生生活。
 「さまよう刃」を見ましたので、あまりこのブログには似つかわしくない・・・けど、大事な話を書こうかと思います。

 それは『少年法』について。

 ちょっとだけですよちょっとだけ。サラッとね。
 議論が多種多様、様々ありますから。


 日本は罪刑法定主義の国です。
 罪として法律に定められていなければ、罰せられないのです。

 んで、その罪が定められているのが「刑法」です。

 刑法には・・・
 ①法益保護機能(犯罪者を罰して、平穏に暮らす国民の利益を守る機能)と
 ②自由・人権保障機能(法律で刑罰が科せられてなきゃ何やっても自由という機能)が
 あるといわれます。

 そして・・・
 犯罪と言える為には、①刑法という法律の条文という形で定められていて、②秩序を乱すような悪いことで、③その行いについて責任がある。の3つが揃って犯罪として処罰の対象となるのです。

 日本では刑法第41条に「十四歳に満たない者の行為は罰しない」と定められています。
 さらに、少年法第51条1項で「罪を犯すとき十八歳に満たない者に対しては、死刑をもつて処断すべきときは、無期刑を科する」と定められています。

 平たく言えば、18歳未満なら何やっても死刑にはできませんよ。死刑相当でも無期懲役(10年くらいで仮出所)ですよ。
 というわけです。

 娘を殺害された長峰重樹が、「到底、刑罰とはとても言いがたい判決が下されたことでしょう」と犯行声明の手紙で書いていますが、こういうことです。
 (ただ、一般に言う成人=20歳は民法上のもの。少年法は上記の通り18歳)

 さてさて・・・

 光市母子殺害事件で争点というか、弁護人が言っていたのはここです。
 「→18歳になって間もない「少年」が犯した事件だから、少年法を適用すべきだ!」

 
 上の意見に賛成か反対かは別として・・・
 ただ単に、少年の犯した凶悪な犯罪だから「死刑」ではなく、しっかりと考えなくてはならない事件です。
 弁護団も「甘えようとして抱きついた」などということは言わず、しっかりと向き合って裁判に臨んでほしかったです。
 だいたい、抱きついて首なんか絞めません。

 少年法の改正、厳罰化が叫ばれています。
 ただ単に厳罰化しても良いわけではありません。
 かといって、今までのように「加害者の人権・更生の可能性」を盾に軽い刑を勝ち取らせてはならないのです。
 
 裁判員制度はこういう机上の人権論者、法律馬鹿ばかりの世界に一石を投じる権利を得た制度です。
 専門的な知識なんかいいんです。我々の意見を言ってやればいいんです。

 どうせ地方裁判所の裁判だけしか参加しないのですから。

 高等裁判所・最高裁判所の裁判は本職の法曹界の方々がやってくれます。 

 
 えー・・・ちょっと話がそれましたが、
 もっと、深く関心を持ち、メディアの偏りや偏見に左右されずに判断してみてください。
 そうすれば、もっとよい世の中になっていくと思いますよ。

映画「さまよう刃」を見ました。

2009年10月25日 | 映画(DVDも)観ました。
 さてさて・・・

 見る前から重さ爆発の映画・・・

 『さまよう刃



 父一人、子一人で暮らす父娘の下に訪れる悲劇・・・

 娘の育っていく姿がその生きがいであった長峰重樹。
 家のすぐ近くからの帰るコールの後、帰宅の無いまま待つ父へ警察から連絡が・・・。
 
 警察には冷たくなった最愛の娘が・・・

 生きる希望も気力もないままの長峰。
 すると、家の留守電に犯人の名と住所、鍵の場所を告げる伝言が・・・。

 その住所へ行き室内で見つけたのは、この世で長峰が一番見てはいけない映像。
 そして、生きる希望のなくなった心へ宿ったのは復讐の炎。

 法が裁かない犯人に、その手で償いをさせることが希望となった長峰が動き出す・・・。
 なぜなら、犯人は少年法に守られた「少年」だから・・・。

 長峰を追う刑事たちは、彼の希望を止められるのか・・・




 さてさて・・・
 コレだけでも重いですな。

 たぶん・・・
 裁判員制度の始まり、光市母子殺害事件やネットで仲間を集めて女性を拉致して殺害した事件などが起きている今、いろいろ考えてもらいたい、考える為に是非見てくださいという映画なのでしょう。

 だったら、だったら細部にまで気を配り作って欲しかったです。

 携帯電話は電源が入っているだけでどの辺にあるかその場所が判ります。
 日本警察は街中で警告無しに発砲しないしできません。

 そんなことくらいわかるはず。
 見るものをバカにしているとまで思っちゃいました。

 せっかく重い、深い内容を映像にしているのだから・・・。

 ということで、焦点は「被害者感情と日本の司法制度が守る加害者(少年)のどちらが大切?どちらを守るべき?」ということでしょう。

 この話はとーっても長くなるので、また今度とするとして・・・
 いずれにしろ「少年犯罪厳罰化に賛成?反対?」とか簡単な二者択一ではすまない問題ではあります。

 でも、でも一言だけ。
 突然命を奪われた被害者と愛する人を奪われた被害者家族に対し、暴力には暴力では何も解決しないとか、それはただの復讐・報復感情であり日本では認められないとか、加害者にも人権はある、とか。
 過失とか、仕方なくとかではなく、反社会的悪意によってその自らの意思で犯行を行った者と、何の落ち度も無く被害にあった方々を同じ天秤にかけるのはおかしい事です。
 その先での人権論だと私は思います。以上。

 ただ、この映画・・・
 原作を読んだ方からすると、一緒にして欲しくないもののようです。
 わたしも来月になったら読んでみようと思います。

 ではあらすじ(goo映画より)
 残虐な犯罪を続ける少年犯。彼らは“少年法”に保護されている。最愛の娘が、少年達によって、凌辱され殺された。ある日、謎の密告電話により、失意のどん底に落ちていた父親・長峰重樹は、犯人を知ることになる。「我が国の法律では未成年者に極刑は望めない!」復讐が何も解決しない虚しい行為だと分かっていながら、父親は自ら犯人を追う…。そして、長峰を追う2人の刑事。織部孝史と真野信一。被害者の絶望は、永遠に消えない。そして、少年達は犯した罪と同等の刑を受けることはない。法律を守る。という建前の正義を優先する警察組織に、不条理さを感じる刑事たち。それぞれが苦悩しながら、事件は衝撃の結末に向けて、加速していく…。

「秘密」で第52回日本推理作家協会賞、「容疑者Xの献身」で第134回直木賞を受賞し、他にも「流星の絆」「手紙」など映画・ドラマ化作品で大ヒットを連発している作家・東野圭吾。そんな東野作品の中でも問題作と位置づけられているベストセラー「さまよう刃」を映画化。主演の長峰役には『半落ち』『博士の愛した数式』などで、世間に強烈なインパクトを与えた寺尾聰。静かに、しかし圧倒的な存在感で演じている。共演は、映画『冷静と情熱のあいだ』やTVドラマ『Tomorrow』『BOSS』などの竹野内豊。警察官として、真の正義と現実の狭間で苦悩する若手刑事・織部孝史を演じる。また、コメディからシリアスな作品まで幅広く活躍している伊東四朗が、ベテラン刑事・真野信一を演じる。監督・脚本は『ひまわり』『きょうのできごと』など数多くの行定勲監督作品のプロデューサーであり、脚本家としても知られる益子昌一。(作品資料より)

映画「選挙」を見ました。

2009年10月24日 | 映画(DVDも)観ました。
 結構その筋(どの筋かはわかりませんが)では話題となっていた映画。

 映画ですよ!

 『選挙

 選挙といっても衆議院議員選挙でも参議院でもありません。
 神奈川県川崎市の市議会議員選挙です。

          


 なんだぁ~

 って思わないでください。
 その時々のご時勢で、政党間の力関係や世論の動向を計る為の前哨戦とか言われて注目される時があります。

 それがこの映画「選挙」の舞台、自民党が与党を守れるかどうかの1議席を争う形となった、その1議席の川崎市議宮前区議員補欠選挙でした。

 その市議会議員選挙の補欠選挙に担ぎ出された40歳の山さん。
 と、その奥方様。

 自民党も力を入れている為、すごいメンバーが登場・・・
 石原信晃、川口順子、橋本聖子・・・



 小泉純一郎まで。(直接の応援じゃない人も含む)

 超ー面白そう!!
 って思った方。見てみましょう。

 私の感想は・・・
 無駄に長い。
 無言の時間が多く、人の家のホームビデオを見ている感じです。
 でも、奥さんの山さんへ「仕事やめろ」と言われたとの怒りの文句や、アホくさい日本の選挙の裏側などなど・・・
 2倍速機能があればいいかもしれません。

 選挙に出た気持ちで見てみるのもいいかも・・・

 それにしても、○○賞受賞とか、なんとかかんとか招待とかあてになんね~



 あ、ちなみに、山さんは1期で議員バッチを外しました。


 あらすじ(goo映画より)
 2005年秋。東京で切手コイン商を営む山内和彦(40歳・通称:山さん)は、ひょんなことから自民党より、神奈川県川崎市議会議員の補欠選挙に出馬する事になった。ところが山さんは、政治についてはまったくの素人。しかもほとんど縁もゆかりもない川崎市宮前区が選挙区だ。対する各党の候補者はいずれもベテランばかり。自民党にとっても重要な選挙とみなされ、地元選出の自民党議員たちが戦闘態勢を組み、過酷な選挙戦が始まった。

本作は、2005年10月の川崎市議宮前区議員補欠選挙に立候補した山内和彦氏に密着したドギュメンタリー。ナレーション、テロップ、音楽を一切使用せずに選挙運動の舞台裏を描いた、いわば“観察映画”ともいえる一作。海外の映画祭への招待が相次いでいるというが、外国人は日本の選挙の様子を見てどう感じるだろうか、興味深い。ちなみに、監督のみならず、撮影、録音、編集と全てを一人で手がけたという想田和弘監督は、山内氏と東京大学の同級生なのだ。

 

 

映画「告発のとき」を観ました。

2009年10月22日 | 映画(DVDも)観ました。
 最近はBOSSのCMで宇宙人をやっている・・・

         

 トミー・リー・ジョーンズが主演の映画。

 『告発のとき



 軍に所属する息子が行方不明との連絡を受け、単身で息子を探しに向かう父ハンク。
 自らも軍の人間だったことを使い、捜索を試みるがなかなか進展しない。
 そんな中、息子マイクが焼死体となって発見されたと連絡が。

 気丈にも悲しみを外に出さず、真相を探ることに徹するハンク。
 地元の女性警察官とともに真相を探っていく中で、軍がイラクで何をやっていたのか、息子が何をし、何に苦悩し、自分がその息子に何をしてきたのか・・・。

 そんな映画です。

 てっきり「告発のとき」とかいうから、平凡な一市民が不正を暴いて告発するっていう映画かと思ったら違いました。

 映画好きの皆さんの評判はいいようですので、興味のある方はご覧になるといいと思います。

 
 見ている途中、「イラク駐留兵士の酷い行動」を物語の幹に据えた内容について、私はアメリカでの政治的な思惑が背景にある洗脳映画なんじゃないかと思っちゃって微妙な感じで見てました。
 でも息子の死の直接の原因を知りたいという父のまっすぐな行動を、ハンク役のトミー・リー・ジョーンズが渋く抑えた淡々とした演技で、ぎゅ-っと引き締めていると思います。

 軍の派遣反対の人から見れば「ほら見たことか」ということでしょうし、
 逆に賛成の方から見れば「仕方ない、自分がやられてしまう」となるでしょう。

 でも、心を病んでしまう兵士が多くいることも事実です。

 それが自分の息子であったり、その仲間であったり。
 その病んだ心が発する「救援信号」を父として見つけられず、国として認めず。

 まあ、こういった思想・信条を除き、父と子という視点をクローズアップして見てもよろしいかと存じます。

 あらすじ(goo映画より)
2004年、ハンクの元に息子のマイクが軍から姿を消したと連絡が入る。イラクから戻ったマイクが基地へ戻らないというのだ。ハンクも引退した元軍人だった。息子の行動に疑問を持ったハンクは基地のある町へと向かう。帰国している同じ隊の仲間たちに聞いても、皆マイクの行方を知らなかった。やがてマイクの焼死体が発見されたという連絡が入る。ハンクは地元警察の女刑事エミリーの協力を得て、事件の真相を探ろうとするが…。

初監督作品『クラッシュ』でアカデミー作品賞を受賞したポール・ハギスだが、その前年には『ミリオンダラー・ベイビー』で脚本賞を受賞している実力派。その後も『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』などの脚本を書き上げている。本作は、息子を失った父親が真実を探っていくというミステリー仕立てだが、他のハギス作品同様に派手さを廃した重厚な人間ドラマになっている。物語がラストに近づいた時、我々はこの物語が単なる謎解きではなく、重々しいテーマを含んだものであることを知るのだ。そしてそれは主人公ハンクの、今までの価値観をくつがえす結末であることも。父親ハンクを演じるトミー・リー・ジョーンズの演技がすばらしい。


映画「昭和八十四年 1億3千万分の1の覚え書き」を見ました。

2009年10月19日 | 映画(DVDも)観ました。
 昨日の日曜日、急に思い立ち・・・
 行って来ました。渋谷まで。

 「アップリンクX

 小さい映画館・・・?
 というか小スペースというか・・・

 でも東京にあるいくつかの小さな映画館の中でも気になる映画をよく上映しています。

 私は1度「おいしいコーヒーの真実」を見にこちらへ来たことありますが・・・遠いのでなかなか・・・

 ということで、長い道のりを経て見てきたのがこの映画。

 『昭和八十四年 1億3千万分の1の覚え書き

           


 飯田進さん86歳。
 この映画はこの飯田さんの生きてきた道をたどり、その身に起きた出来事を通し、様々な事を我々に伝え・考えさせてくれるそんな映画です。
 飯田さんは太平洋戦争で起こしたとされる罪により、BC級戦犯として裁かれスガモプリズン(池袋にあった戦犯を収容する牢獄施設)へ。
 出所後にやっと人並みの幸せを掴むも、家族がサリドマイドという薬の薬害被害を受けてしまう。肝炎の被害も。
 今、飯田さんは障害者児童への福祉活動と戦争を後に伝える執筆活動をライフワークとしています。
 どこまで書いていいかわかりませんが、波乱万丈の男の人生を追ったドキュメント映画です。

 東京裁判には戦争勝者と戦争敗者の力関係が如実に現れています。
 詳しく書くととてつもない長さになるので書きませんが、後付け法律で公平とは言いがたい裁判で日本は裁かれた。とも言えます(いろいろ考えがあるでしょうからこの辺で)。
 (ただし、日本人が行ったことは相手国からすれば許されざることです)

 飯田さんが「私の良心からは、無実だと言えない」。とおっしゃっています。
 これが多くの日本人の心でしょう。一部の自虐的歴史観を推進する方々の本心なのではないでしょうか。
 と、まあこのへんで。

 そして、もう一つの薬害について。
 国家による自国民を軽視した大犯罪。その1つが薬害事件ではないでしょうか。

 しかも、それを行った役人は処罰されません。

 福祉行政の舵取りを間違えたことで亡くなった方がいるにもかかわらず処罰されないのと同じです。 

 今回、利権にがんじがらめの政党が下野(げや)しました。

 今の与党が全て正しいかと言うとそんなことはありません。
 マニフェストに載せていないことも、圧倒的多数の力により国民レベルの議論もなく次々と押し切られようとされています。夫婦別姓や借金延長etc・・・。

 国家により翻弄されることほどつまらなく、どうしようもなく、理不尽なことはありません。
 どうかいろいろなことに興味を持ち、関心を持つことが大切です。

 って・・・

 また映画の感想とはかけ離れましたが、1人のおじいさんの濃い映画でした。 
 
 
 

そういえば・・・(大学4年春学期の成績発表!)

2009年10月18日 | 頑張りました!学生生活。
 そういえば・・・
 今年はまだ学校関連のお話を全く書いてませんでした。

 すでに半期を過ぎ、今更かよって気もしますが、一応社会人大学生としての記録も兼ねて・・・

 遅ればせながら・・・

 

 と、いうことで。

 平成21年、大学四年生の春学期に履修をして試験を受けた科目と手ごたえは・・・

 自己評価は・・・
 ○はギリギリ60点で「C」は取れたんじゃないかという希望的観測。
 ×はちょっと奇跡待ち・・・
 △はレポート出せばなんとかなるだろうというこれまた希望的観測。
 ◎は自信あり!


 まずは法学部の命。法律科目です。 

 ・家族法(△)
 ・会社法(○)
 ・経済法(○)

 こんな感じでしょうか。

 家族法は・・・
 もちろん家族(親族)に関する科目です。相続とか、婚姻とかの話です。
 できたかどうかすら不明です。

 会社法は・・・
 会社を設立する為の法律です。設立時に必要なものとか、定款は?とか。
 「ここが出る」というところを勉強はしましたが、テストではそこをカスってはいるものの、ズバリ出題という感じではなかったので、イマイチよくわかりません。授業もストレスを溜め込むための時間に終始していますので。

 経済法は・・・
 いわゆる独禁法、独占禁止法を主に扱う科目です。公正取引委員会についても絡むので簡単なようでむずかしいです。
 持込が可能でしたので、なんとか「C」はもらえると思ってました。
 でも、理解しているわけではなく、なんとなく書いていたので後期は気を引き締めてかからないと落とします。

 もう法律の専門科目がほとんどなくなってしまいましたので、卒業のために他学部の授業を多めに取りました。

 ・経済原論(○)
 ・犯罪社会学(△)
 ・社会福祉学概論(○)
 ・障害者福祉論(◎)

 こんな感じでしょうか。

 経済原論は・・・
 当然「経済学部」の先生の授業です。全ての授業に出ましたが、言っていることがわかりません。数学の基礎を中学校に置いてきてしまっているので、どうしてそうなるの?っていう疑問が常に・・・
 よって、自信も何もありません。が、教科書が持込可能でしたし、レポートも提出していたので「C」はもらえるはずです。

 犯罪社会学は・・・
 社会学部の授業です。犯罪はこうして起こる。犯罪はこういう状況で起きることが多い。というあーだこーだ言うだけの、評論家的目線の机上の空論の授業です。
 推測(仮定)を立証して理論はできあがるものだそうですので、「後付けじゃん」とか「だから何?」とか「それで犯罪は減ったの?」とかイライラしながら聞いていたので、もちろん自信はありません。
 履修を決める時にいくつかの社会学部の授業を見ましたが、社会学部の授業は私には合わないようです。

 社会福祉学概論は・・・
 社会福祉全般の大まかなことについて講義を受けられるんじゃないかと思って履修しました。当然「社会福祉学科」の授業です。法学とは全く関係無さそうに見えますが、憲法の保障する「生存権・社会権・幸福追求権」等を実際に当てはめたらこの授業の分野となるのではないかと思います。
 団地での孤独死、介護の現場での問題、生活保護受給や障害者年金の受給の問題等。かなり勉強になりました。試験は実は覚えていません。

 障害者福祉論は・・・
 上の社会福祉学概論と少しかぶりますが、この授業は「障害者福祉」についての授業です。海外での障害者福祉への取り組みや日本の福祉の遅れ等、かなり勉強になりました。この授業も憲法が当然にカバーするべき分野です。
 ただし、私はこの授業を受けても卒業単位として認められません。
 全くの自由選択・他学部の授業なのです。
 先生の親族に障害を持った方がいるとの事。その先生が講義をする障害者福祉に関する偏りの無い授業はなかなか聞けません。ということで履修決定。
 試験は前もって課題が与えられていたので自信あり。



 というわけで・・・
 もう半期が終わり、春学期の結果(成績)も出ているので・・・
 続けて発表します!


 今年もモットーである・・・

 『良くてS、普通がAで、悪くてB』

 を実現できたか!!!

 実際はどうだったのか!!!!!

 !!!!!

 !!!!!

 !!!!!

 じゃーん!!!!!!!


 ・家族法(?)←通年科目ですので秋学期の試験終了までわかりません。
 ・会社法(?)←上に同じ。
 ・経済法(S)
 ・経済原論(B)
 ・犯罪社会学(A)
 ・社会福祉学概論(S)
 ・障害者福祉論(A)


 おおーっっっ!!!!

 よくできました!
 が・・・
 経済法はなぜできたのかわかりません・・・
 後期は頑張らないと・・・

 とりあえず、これで卒業単位もあと4。

 秋学期もがんばらないと。


 秋学期もいいことあるといいな。

 では。

映画「カンボジア-ある家族の夢」を見ました。第4回難民映画祭-東京②

2009年10月11日 | 映画(DVDも)観ました。
 難民映画祭2つ目は市ヶ谷駅からちょっと歩いたところのセルバンテス文化センター東京で上映された「カンボジア-ある家族の夢」。

 この映画は・・・
 カンボジアでの内戦と革命により12年の間、故郷であるカンボジアから出て、タイの難民キャンプで過ごさざるを得なかった1人のおばあさんの話です。

           

 おばあさんの願いは故郷カンボジアへ帰る事。
 それは、孫達がタイでの難民キャンプでの事しか知らない、その孫の親である息子達にも生きる気力が無い。
 カンボジアに帰れば子供達に配給に頼らない生活の仕方を教えてあげられると言うのです。 

 そして、おばあさんにはカンボジアに帰りたいもう1つの大切な理由がありました。
 それは、生き別れとなった娘に逢う事。
 その子が生まれてすぐ病気になり、養子に出さないと親子共々不幸になるというお坊さん(占い師兼務)の言うことを聞き、泣く泣く養子に出したのです。

 彼女はカンボジアに住んでいました。

 でもおばあさんはそれを知りません。
 娘もそれを知りません。

 このドキュメンタリーは10年以上の歳月を記録しています。
 その中で小さかった孫娘も、後半にはきれいな女の子と成長し、エイズで亡くなってしまいます。
 おばあさんのしわもどんどん増え、月日の重さを感じるのです。

 最後、カンボジアで別れた娘と会うことができたおばあさんは、更に土地を買い家も建てるまでに頑張ります。

 そんな奇跡の真実のお話です。

 でも、内戦や革命による不幸が無ければもっと幸せであったことは言うまでもありません。
 私たちは内政干渉と言われても、国際的に関心を持たねばならないのです。

 

映画「戦場でワルツを」を見ました。第4回難民映画祭-東京①

2009年10月07日 | 映画(DVDも)観ました。
 私は「難民映画祭」というものがあることすら知りませんでしたが、とても難民問題や環境問題に関心ある家族に誘われ行ってきました。

 難民問題への認識の向上を目指し、いくつかの会場で難民問題に関連する映画を上映するという「国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所」と「国連UNHCR協会」が開催するものです。

 土曜日にグローバルフェスタJAPAN2009に行った後、2つの映画を見ることができました。

 1つ目は武道館近くのイタリア文化会館で上映された「戦場でワルツを」。

         


 まずはあらすじ。(goo映画より)
2006年のイスラエル。映画監督のアリは、友人のボアズから26匹の犬に追いかけられる悪夢の話を打ち明けられる。若い頃に従軍したレバノン戦争の後遺症だとボアズは言うが、アリにはなぜか当時の記憶がない。不思議に思ったアリは、かつての戦友らを訪ね歩き、自分がその時何をしていたかを探る旅に出る。やがてアリは、ベイルートを占拠した際に起きた「住民虐殺事件」の日、自分がそこにいたことを知る…。

まず、見たことのないその斬新な映像スタイルに驚く。アニメーションなのだが、映像をトレースしたかのようなリアル感。そして題材はドラマではなく、ドキュメンタリーなのだ。元兵士の映画監督が自分の失われた記憶を取り戻すために、旧友たちを訪ねて行くのがメインストーリーだが、記憶の中の戦争はリアルと幻想が混在し、残酷だがファンタジックでもある。だから実写でなくアニメにしたのは正解だろう。しかし、レバノンで起きた住民虐殺事件は現実にあったこと。胸を締め付けられるようなエンディングには、もはやファンタジーのかけらもない。重いテーマだが、今年見るべき映画の一本であることはまちがいない。

 と言う事ですが・・・
 この映画を見るためのバックグラウンドが無いからなのか、私に理解する能力が欠けているからなのか・・・何が言いたいのかよくわかりません。
 話の筋はわかりますが・・・
 つまりは「パレスチナで起きた難民キャンプの虐殺事件」にこの映画監督が参加していたけど覚えていない。それだけ起きてはならない事が起きていたんだ。ということでしょうか?

 う~ん・・・
 家族の言葉を借りると、虐殺した側のイスラエルの人がこの映画を作ったことに意味がある。ということだそうです。

 いずれにしろ、こんなことが起きているにもかかわらず、私は何も知りませんでした。もっと関心を持って、難民問題を含め、いろいろな事を知らなければならないと思いました。


 最後に。
 悲しい出来事を記録したものであることに変わりはありません。

「グローバルフェスタJAPAN2009」に行きました!

2009年10月03日 | おでかけ。
 日比谷公園でやっていた・・・

 『グローバルフェスタJAPAN2009』へ行きました。

 これは10月6日が国際協力の日ということに記念して行われるものだそうです。

 んで・・・

 お腹空いていたので食べました。

 
 ↑たしか・・・マリ共和国の食べ物。

 ちょっとピリッとしておいしかったです。
 揚げてあるチキンにピリ辛のソースがかかっています。
 もっと食べたかったけど、とりあえず1つ。

                        
 ↑これは・・・どこかのNGOかNPOのコーヒーだったような・・・

 フェアトレードのコーヒーだったと思います。

 
 ↑たしかルワンダ共和国の食べ物です。
 トマトソースでチキンと青バナナが煮てあるそうです。

 チキンはいいとして・・・
 青バナナ?どうでしょう・・・?

 これがおいしい!
 ほんのりと甘く、かといってグチャグチャになっているでもなく、ソースと合っていておいしい!!

 いいもの食べました。

 日本人は国際協力ということをあまり考えていません。
 それは、軍事協力となると憲法があること、被爆国であることから、自衛隊の海外派遣によいイメージが全く無く、関心が低く国民が知らないことをいいことに、テレビ局や新聞によっては「人殺し」などと罵るなどのマイナスイメージを植えつける報道を繰り返します。

 そして、核を持つ大国、徴兵制度の残る隣国からあーだこーだと言われ、結局は金だけを渡し、「国際的に無協力の金だけで解決できると思っている国」と思われて終わる。という結果になってしまいます。

 何も自衛隊を派遣するだけが国際協力ではありませんが、危険な地域に民間人を日の丸を背負わせて派遣することはできません。
 となると自衛隊に頼らざるを得ないのです。

 宗教がその争いの発端である地域に民間人を派遣し、民生支援を行うのは本当に大変で難しいことです。
 宗教という心の根幹であるものがかかわっている以上、民生支援による彼らの社会復帰を促すなどと軽々しく発言する時点で、何も知らない上から目線の妄言です。
 民間人が日の丸を背負い協力するにはそれなりの治安の担保が必要だし、そうでなければ民間人が行く意味がありません。ただの人質を差し出しているようなものです。

 しかし、治安の安定している地域での日本人の協力は、みんなが知らないだけでかなりの成果があるのです。農業や工業、自動車の修理技術の伝達から蚊帳の作成技術etc etc・・・

 自衛隊の派遣が嫌であれば、全くその危険地域への日本人派遣は行わず、他の地域への協力を先頭に立ち行うなど、国としての方向を示さなければなりません。
 アメリカが軍事協力を求めたとしても、日本は憲法によって部隊の派遣ができない。でも他の国の復興支援は全面的に任せて欲しい。とか。

 今回のサモア周辺の大地震に対する復興支援、スマトラ島への復興支援など、地震大国の得意な貢献の場はあるのです。

 そういった事も国民レベルで議論することがなされなければ、ただの妄言を発する総理大臣のいる国と思われてしまいます。

 長くなりましたが、それらを考える1歩となるイベントです。

 雨がパラつく中でしたが、たくさんの人がいろいろなブースを覗いていましたね~

 高校生の姿もありました。

 とりあえずは、無関心からちょっとでも気にしてもらえるようになるといいなと思います。
 
 

朝顔さん。ご苦労様でした。

2009年10月02日 | 美しき四季の花々を。
 今年は思いがけずに朝顔を育てることができました。

 しかも片方は元気でしたが、もう一方が弱い子だったので、逆にとても愛着がありとても心配したりしました。

 その弱い方は、花も小さく、種ができるかわかりませんが、ちょっとしたいい経験になりました。

 ちなみに・・・
 私は小学生の頃に夏休みに育てる課題の朝顔やひまわりを大きくなるまで育てた覚えがありません。

 そんなこともあって、結構うれしかったですね~♪

 ということで、更新をサボっていた間の朝顔の儚き小さな花をまとめてアップします。

 

               



               



 同じような花ばかりですが・・・

 とりあえずご苦労様でした。