憲法記念日を含むゴールデンウィークも終わって、沖縄の普天間米軍基地を最低でも県外へ移転させると言っちゃった首相の「勉強したら、抑止力としての基地が必要なのがわかった」と言ったというのを聞いてビックリしたこの日。
渋谷の「アップリンクファクトリー」へ行ってきました。
観たのは『ONE SHOT ONE KILL 兵士になるということ』という映画です。
普天間問題でも度々登場する「海兵隊」へ入隊する人の新兵訓練をその訓練所内部で取材して編集した映画です。
最期のエンドロールにこの映画の作成に協力した方々や団体が列挙されますが「○○9条の会」的な団体が多数支援していることから見ても、いわゆる反戦洗脳映画です。
映画の中のインタビューの場面でも
「入隊を知り、親は泣いていたか?」とか
「卒業したら戦地へ派遣されるかもしれないが?」とか
あと派遣されたら人を殺せるか?みたいなことも聞いていたような…。
本当にもったいない。
なぜわざわざ意図的な誘導尋問のような質問をして困らせたり、カメラの背後にいる軍関係者にたしなめられたり、わからない答えられないと言った質問を2度も繰り返し聞いたりするのか。
普通にありのままを伝えればいいのに。
こういう風に編集すれば。
このシーンはセンセーショナルだから。
この質問は良心が痛むはずだから。
きっと見ている人は海兵隊にアメリカに戦争に嫌な感情を更に持つはずだ。
そんな意図が見え隠れして本当に残念。
入所直後に家族へ電話。それも決まっている文言しかしゃべるなと言われ、後ろでは番犬のような教官が吼えまくる。
充分におぞましい光景です。
というより、この映画全編がおぞましい。
人類の未来は暗い。と思ってしまいます。
なんだこの「殺人人間兵器製造洗脳工場」は!
と誰もが思い、がっかりし、憤り、何かしらの感情を持つでしょう。
それもよい感情ではない感情を。
この映画を作った「中の人」の意図を取り除いたとしても、新兵訓練所(ブートキャンプ)の異常さは凄まじいと感じます。
それにより導かれる「兵士」という職業につく人間についても想像が及ぶはずです。
更に、これだけ「人として扱う」事を排除され、相手を殲滅し殺す事をズーっと教わり続ければ、人殺しだってなんだってしちゃうよ…とも思います。
そんな映画です。
ただ、ドキュメンタリーと言うにはちょっと偏りすぎです。
もっと中立的な取材が必要だと思います。
もったいない。
これでは見る目のある人は遠ざかってしまうと思います。
妄信的な人は「そうだー!」となるでしょうけど、大多数の一般の方々は結構冷静です。
もったいない。
誰だってこんなとこに行きたくはないでしょう。
兵士になって人殺しをするかもしれないのに。
人を殺してしまうかもしれないのに。
ではどうして志願する人が絶えないのか?
アメリカの貧富の格差が原因ではないのか?
兵士になった後の人生はどうなっているのか?
何人が亡くなっているのか?
などのどちらかというと兵士を慮ってしまうようなシーンはまったくありませんでした。
なかなか見れない映像ではありますので、編集に惑わされず冷静に客観的に見れるという方にはおすすめです。
もったいない。
渋谷の「アップリンクファクトリー」へ行ってきました。
観たのは『ONE SHOT ONE KILL 兵士になるということ』という映画です。
普天間問題でも度々登場する「海兵隊」へ入隊する人の新兵訓練をその訓練所内部で取材して編集した映画です。
最期のエンドロールにこの映画の作成に協力した方々や団体が列挙されますが「○○9条の会」的な団体が多数支援していることから見ても、いわゆる反戦洗脳映画です。
映画の中のインタビューの場面でも
「入隊を知り、親は泣いていたか?」とか
「卒業したら戦地へ派遣されるかもしれないが?」とか
あと派遣されたら人を殺せるか?みたいなことも聞いていたような…。
本当にもったいない。
なぜわざわざ意図的な誘導尋問のような質問をして困らせたり、カメラの背後にいる軍関係者にたしなめられたり、わからない答えられないと言った質問を2度も繰り返し聞いたりするのか。
普通にありのままを伝えればいいのに。
こういう風に編集すれば。
このシーンはセンセーショナルだから。
この質問は良心が痛むはずだから。
きっと見ている人は海兵隊にアメリカに戦争に嫌な感情を更に持つはずだ。
そんな意図が見え隠れして本当に残念。
入所直後に家族へ電話。それも決まっている文言しかしゃべるなと言われ、後ろでは番犬のような教官が吼えまくる。
充分におぞましい光景です。
というより、この映画全編がおぞましい。
人類の未来は暗い。と思ってしまいます。
なんだこの「殺人人間兵器製造洗脳工場」は!
と誰もが思い、がっかりし、憤り、何かしらの感情を持つでしょう。
それもよい感情ではない感情を。
この映画を作った「中の人」の意図を取り除いたとしても、新兵訓練所(ブートキャンプ)の異常さは凄まじいと感じます。
それにより導かれる「兵士」という職業につく人間についても想像が及ぶはずです。
更に、これだけ「人として扱う」事を排除され、相手を殲滅し殺す事をズーっと教わり続ければ、人殺しだってなんだってしちゃうよ…とも思います。
そんな映画です。
ただ、ドキュメンタリーと言うにはちょっと偏りすぎです。
もっと中立的な取材が必要だと思います。
もったいない。
これでは見る目のある人は遠ざかってしまうと思います。
妄信的な人は「そうだー!」となるでしょうけど、大多数の一般の方々は結構冷静です。
もったいない。
誰だってこんなとこに行きたくはないでしょう。
兵士になって人殺しをするかもしれないのに。
人を殺してしまうかもしれないのに。
ではどうして志願する人が絶えないのか?
アメリカの貧富の格差が原因ではないのか?
兵士になった後の人生はどうなっているのか?
何人が亡くなっているのか?
などのどちらかというと兵士を慮ってしまうようなシーンはまったくありませんでした。
なかなか見れない映像ではありますので、編集に惑わされず冷静に客観的に見れるという方にはおすすめです。
もったいない。