![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/79/c21345e9270290ea5755479f8ef0958c.jpg)
皆さんはコーヒーを1日どれくらい飲みますか?
食後に1杯ずつの人もいれば・・・
1日にちょくちょく飲むので・・・10杯くらい。
という人もいるでしょう。
私もコーヒーは好きなので、外出すれば結構飲んでいます。
食事にセットになるなら必ずアイスコーヒーです。
昔はたいしてコーヒーを飲む場所はそうそう無かったと思います。
私の両親も「きっちゃてん(喫茶店の意)行く?」とちょっとしたイベントのように、ゆったりとした日曜の午後に出かけていました。
今は「喫茶店」という言葉はギリギリ残っている感じでほぼ死語に近いです。
代わって「カフェ」というおしゃれな語感と気軽に入れるその敷居の低さ、なにより普通のコーヒーなら300円でおつりが来るその安さで時間をつぶせる・・・。
個人の方がやっているいわゆる「おしゃれカフェ」は別として、街にあふれるたくさんのカフェは、確かに安くておいしい。
その『真実』がここにあります。
「おいしいコーヒーの真実」
先々週、特にこういう問題に関心がある家族に連れられ行ってきました。
小さい劇場(というのもどうか?というくらい小さい部屋)にたくさんの若い人が座ってました。
この映画で語られるのは、想像もできない安さで売るしか手段の無いコーヒー農家の方々の貧困と、我々そのコーヒーを飲む者との対比。
そのコーヒー豆は全て1粒1粒人の手により選別され・・・
いくらよいコーヒー豆を栽培しても値段は変わらず、ものすごく安い。
330円のコーヒーを飲んで、いくらぐらいが彼らの手に渡るのか?
普通の商店では80円で仕入れたものを100円で売り、20円を儲ける。
それをたくさん売って儲けるわけです。まあ・・・薄利多売です。
しかし・・・
330円のコーヒーを売って、コーヒー農家の方々に入る収入・・・
「3円~9円」![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/b_face2_shock_m.gif)
厳しいですね。
全ての国や地域において、100%これが真実とは言えないかもしれませんが、偽りではないでしょう。
この状況を引き起こしているのはその取引(トレード)構造。
いい豆をものすごい安さで買い占め、そこそこでコーヒーにして売る。
1杯の値段はそこそこでも、元が高くて10円と考えれば・・・ボロ儲け。
そこで最近、これはイカン!となった人々が世に広めだしたのが・・・
『フェアトレード』という考え。
考えというか、弱みに付け込んであこぎな商売しないで、ちゃんとした値段でフェアに取引しましょうよ。
ということ。
そうすれば、貧困に苦しむ方々の助けではなく、自立に役立てるでしょ。
ということです。
ちょっと話がそれましたが、お近くで上映してましたら是非どうぞ!
映画「おいしいコーヒーの真実」予告編
あらすじ(goo映画より)
「コーヒー豆を世界中に輸出するエチオピア。だがこの国のコーヒー農家は、未曾有の困窮に瀕していた。どうして彼らは、子供に教育の機会を与えられないばかりか、餓死させてしまうほどに貧しいのか…。苦しい農民たちの生活を少しでも向上させようと、精力的に活動するオロミア州コーヒー農協連合会代表のタデッセ・メスケラ。孤軍奮闘する彼を追ううちに、コーヒーが生産者から消費者にたどりつくまでの長い道のりが見えてくる。
親から受け継いだコーヒー畑を、丹精込めて手入れするエチオピアの人々。しかし彼らは、消費国でコーヒー1杯がいくらするのかを知らない。世界的な相場がわからない彼らは、収穫期にやって来る買い取り業者に、法外に安い値で豆を渡してしまう。さらに国際コーヒー協会の破綻により、01~03年の価格は過去30年間で最低のレベルにまで暴落。コーヒーが主産業のエチオピアは、ついに飢饉に陥ってしまう。やせ細り、生気を失ったコーヒー農家の子供たち。それに対し、消費国でコーヒーにまつわる仕事をしている人々の笑顔は、なんとも無邪気で幸せそうだ。この両者をカメラが何度も行き来することで、同じ地球上にありながら相容れられないふたつの世界が、見事に対比されていく。フェアトレードの必然性を再認識させられる、良質ドキュメンタリー。」
世の中少しでもいいことあればいいな。
では。
食後に1杯ずつの人もいれば・・・
1日にちょくちょく飲むので・・・10杯くらい。
という人もいるでしょう。
私もコーヒーは好きなので、外出すれば結構飲んでいます。
食事にセットになるなら必ずアイスコーヒーです。
昔はたいしてコーヒーを飲む場所はそうそう無かったと思います。
私の両親も「きっちゃてん(喫茶店の意)行く?」とちょっとしたイベントのように、ゆったりとした日曜の午後に出かけていました。
今は「喫茶店」という言葉はギリギリ残っている感じでほぼ死語に近いです。
代わって「カフェ」というおしゃれな語感と気軽に入れるその敷居の低さ、なにより普通のコーヒーなら300円でおつりが来るその安さで時間をつぶせる・・・。
個人の方がやっているいわゆる「おしゃれカフェ」は別として、街にあふれるたくさんのカフェは、確かに安くておいしい。
その『真実』がここにあります。
「おいしいコーヒーの真実」
先々週、特にこういう問題に関心がある家族に連れられ行ってきました。
小さい劇場(というのもどうか?というくらい小さい部屋)にたくさんの若い人が座ってました。
この映画で語られるのは、想像もできない安さで売るしか手段の無いコーヒー農家の方々の貧困と、我々そのコーヒーを飲む者との対比。
そのコーヒー豆は全て1粒1粒人の手により選別され・・・
いくらよいコーヒー豆を栽培しても値段は変わらず、ものすごく安い。
330円のコーヒーを飲んで、いくらぐらいが彼らの手に渡るのか?
普通の商店では80円で仕入れたものを100円で売り、20円を儲ける。
それをたくさん売って儲けるわけです。まあ・・・薄利多売です。
しかし・・・
330円のコーヒーを売って、コーヒー農家の方々に入る収入・・・
「3円~9円」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/b_face2_shock_m.gif)
厳しいですね。
全ての国や地域において、100%これが真実とは言えないかもしれませんが、偽りではないでしょう。
この状況を引き起こしているのはその取引(トレード)構造。
いい豆をものすごい安さで買い占め、そこそこでコーヒーにして売る。
1杯の値段はそこそこでも、元が高くて10円と考えれば・・・ボロ儲け。
そこで最近、これはイカン!となった人々が世に広めだしたのが・・・
『フェアトレード』という考え。
考えというか、弱みに付け込んであこぎな商売しないで、ちゃんとした値段でフェアに取引しましょうよ。
ということ。
そうすれば、貧困に苦しむ方々の助けではなく、自立に役立てるでしょ。
ということです。
ちょっと話がそれましたが、お近くで上映してましたら是非どうぞ!
映画「おいしいコーヒーの真実」予告編
あらすじ(goo映画より)
「コーヒー豆を世界中に輸出するエチオピア。だがこの国のコーヒー農家は、未曾有の困窮に瀕していた。どうして彼らは、子供に教育の機会を与えられないばかりか、餓死させてしまうほどに貧しいのか…。苦しい農民たちの生活を少しでも向上させようと、精力的に活動するオロミア州コーヒー農協連合会代表のタデッセ・メスケラ。孤軍奮闘する彼を追ううちに、コーヒーが生産者から消費者にたどりつくまでの長い道のりが見えてくる。
親から受け継いだコーヒー畑を、丹精込めて手入れするエチオピアの人々。しかし彼らは、消費国でコーヒー1杯がいくらするのかを知らない。世界的な相場がわからない彼らは、収穫期にやって来る買い取り業者に、法外に安い値で豆を渡してしまう。さらに国際コーヒー協会の破綻により、01~03年の価格は過去30年間で最低のレベルにまで暴落。コーヒーが主産業のエチオピアは、ついに飢饉に陥ってしまう。やせ細り、生気を失ったコーヒー農家の子供たち。それに対し、消費国でコーヒーにまつわる仕事をしている人々の笑顔は、なんとも無邪気で幸せそうだ。この両者をカメラが何度も行き来することで、同じ地球上にありながら相容れられないふたつの世界が、見事に対比されていく。フェアトレードの必然性を再認識させられる、良質ドキュメンタリー。」
世の中少しでもいいことあればいいな。
では。
そうですねー。
何も高ーく買えとは言わないから、なんとか適正な価格で取引してくれるといいですねー
アメリカが以前、自国の農家を守る為に関税?を上げてましたけど…
なんか世界的にできないのかなー…って思いますねー
私達ができるのは
小さいことですから…
それも、暑い夏でもホットをいただきます。
あまり生産者のことを考えたことはないんですが、そんなに安いとは思ってもみませんでした。
美味しいコーヒーが飲める幸せを「ありがとう」の気持ちで頂こうと思います。
そうなんですよねー。
いただきます。
ごちそうさまでした。
っていい言葉があるのに・・・
つい私たちは、その意味すら捨ててしまっている・・・
感謝の気持ちでいただき、感謝の気持ちでごちそうさま。を言うようにしないといけませんねー。
「雑貨 らいおんさん」のきなクロと申します。
フェアトレード、普通に考えたら当たり前のことなのに欲にかられた人達がアンフェア-を当たり前にしてしまったんですね。
悲しいことです。
悲しんでるだけでは何も動かないので、私にもできること小さくてもやっていきたいと思います。
小さな動きができるだけたくさん集まりますように。
人や物を思いやる気持ちがあれば、こんなこと起こらなかったかもしれないのにな~と思えてなりません。
いいブログですね。
また遊びに来ますね。
お褒めの言葉ありがとうございます。
学校が始まるととたんに更新が滞りますが、どうか見捨てずにご来店ください。
(あ、店じゃないや)
今の世の中どこもかしこも「ある1点」にしわ寄せが行って、他がそれを理由に潤っていく構造になってしまいました。
少しでもそのマイナスのしわ寄せ1点集中を分散させるようにしないといけないですよね。
少しずつ。
ちょっとずつ。
ゼロよりは絶対に0.00001でもプラスの方がいいに決まっていますから。