京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

一事に専念?

2018年04月04日 | 日々の暮らしの中で

先日30日に揃って花見を楽しんだばかりというに、2泊3日で二人の孫がやって来ていました。阪急電車に乗せ、発車をホームで見送り、改札口に向かっていると、「また明日ねー! 笑」とJessieからのメールを受信。明日、私は彼らのもとを訪ねることになっています。

Tylerの食の細さが気になります。なんだかんだと言っては残します。口はお喋りのために動きます。
「頑張って残さず食べないと」「喋ってばかりいないで食べよう」「早く食べないとター君のお皿洗えないよ」「ごはんと一緒に食べなくちゃ」「スープも飲みいや。タイラー! 早く食べ—や!」はJessie。「ほらほら喋ってないで」「園長先生に聞いてみよう」、こうなるともはやオドシでした。幼稚園では、問題なく、楽しんで美味しくいただいてきたようです。スポーツをしている割に華奢です。身体はこれからできてくるのでしょう。そう思いつつも二言三言、言わなくてもよいことをついつい…。

今日は春の高校野球決勝戦がありました。
興南高校(沖縄県)の野球部監督時代に、チームを春夏制覇に導かれた我喜屋(がきや)優さん。氏はチーム強化のために、24時間の過ごし方をきちんとさせることから始めたそうです。その中の一つで、「綺麗に食べて洗いやすくするのは、洗う人への送りバンドだよ」という言葉がありました。すべて野球との関わりです。うーん、うまいなあ。奥が深いなあ~、とこの話を記憶しました。
「生活全般を整え、気づきの感性を鍛えることを主眼とされたのでしょう」、氏のエピソードを紹介した平井正修さんは、こう結んでいました。

会心のパスを通し、「いただきます」の感謝の思いを分かち合う。残さず食べることは、彼のこれからを支える心の在り方だと思うと、Tylerに聞かせてみたい言葉です。食べることに没頭すれば、食べることに心を込めるから、心が動きはじめて食も進む。こんな論理は通るものかしら…。

                      (賑やかなお喋りが聞こえてくるようなおちょぼ口、馬酔木の花)





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6 コメント

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こんにちは (Rira )
2018-04-05 13:55:19
春の馬酔木 秋のどうだんつつじに似てかわいいですね♬
お孫さんのお相手は楽しくも賑やかですこと
長男が食と体型が細く色々心配工夫したものです
keiさんのおもいやりの論理、つたわると思います。
気をつけて行ってらっしゃいませ(^-^)/
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心配工夫、Riraさん (kei)
2018-04-05 20:36:04
「満天星」ですね、スズランのような小さな花がつき始めました。

まだまだ気ままに、ああだこーだと自己主張にきりがありません。
いろいろな心配事をしながら、子育てでしたよね。
この子の母親は意外とのんびり。
これから少しづつ、心身共に肥えていってくれることを願っています。

孫娘が夕刻より外出、帰宅は9時を回りそうです。

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食の〜 (ryo)
2018-04-05 20:58:20
我が孫の小さい頃を思い出します。
今、高校2年の男の子ですが、本当に食が細くて
お菓子以外食べない子でした。
娘の子ならば注意できるのですが、お嫁さんだと
注意もあまり出来ずかなり心配していましたが今は
大きく成長です。多分。Tylerちゃんも大丈夫!
でも心配しますよね!Keiさんのお気持ちよくわかります。
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大きく成長~、ryoさん (kei)
2018-04-05 22:14:45
幼稚園からの帰りは時間も早くて、夕食までの間にお菓子は避けられないようでした。
確かに、娘の子だからいろいろ口出しできると思っています。
スポーツもしていますし、体力はありそうです。ですが何といっても細くって(笑)
食べなければ持たないでしょうし、徐々に食も進むだろうとは思っていますが気ままです。
個人差があるのでしょうね。
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洗う人への送りバンド (Rei)
2018-04-07 13:40:53
なるほどです。野球人ならではの言葉ですね。
野球児は野球以外の食も行動も学んでいるのでしょうね。
食が細い>二番目の孫娘は幼いころ食が細くて
「今日のお昼は5センチくらいのおうどんが5,6本・・・」
と娘が心配していました
今は身長162cm、結婚して元気に松本で
暮らしています。
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食も行動も、Reiさん (kei)
2018-04-08 16:27:08
まあ! 「5センチくらいのおうどんが5,6本・・・」では心配しますね。
そんなときもある、と、鷹揚に構えて見守るしかないのでしょうね。
お腹がすけば食べる、と思ってはいます。
食事は単に空腹を満たすだけではない、と指導されていると思います。
スポーツ選手はやはり心技体。目標達成への道はこれでしょうね。
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