十二月へ日付けがめくられると、一年の終いを迎えるとあって、「始まり」とはまた別な特別な思いがわいてくる。
この時期、決まってすべきことがある。順次こなせばいいはずなのに、気持ちは不思議と急いてくるし、逃げ出したい気分に襲われるのもまた常で、心ってまことに厄介なものだ。
今を大切に生きるとは、毎日毎日のあたりまえのことを手を抜かずにきちんと積み上げていくこと、と清水寺の管長・森清範さんは言われる。
一つ一つのことを、いちいち大切にやっていくことが大切だと、いつか、テレビ番組の中で永平寺の僧が話されていた。
結果良ければすべて良し、では単に自分を慰めるだけの思い込みでしかない。
私には「日々是好日」と、たやすく言える言葉ではないことがわかってくる。けれど、難しくたって、窮屈であろうが、今を大切に積み重ねていくしかないのもわかる。
「人生はトシ相応のタカラが ゆく手ゆく手に埋められてある」
田辺聖子さんの言葉で、心を温めて…。静かに振り返る時間をもって、いい一日だったと言える毎日が積み上げられたら、いい、
それを考えると年をとるのも悪くない。
と思えるのですが、年をとることに付随して
出てくる体の不調、疲れ。とこれがなければ
いうことなしなんですが..。
12月、日々を大切に暮らしたいです。
タカラ探しは、してみようと思うことなくして発見することはできませんね。
自分のことはつい後回しにしてきましたが、一年の終い方を考えます。
「先延ばし人生」と自嘲を込めて、自分の生きざまを見つめて
きました。
先延ばししたって、残された時間がたくさんあるわけじゃない
のにねえ。
毎日毎日当たり前のことを手を抜かずに…結構難しいのです、
グータラな私には。
明日でもよいことは明日にと先送りすることがなんと多かったことか。
明日は保証されませんのに、ですよね。
後年、義母が「一日喜びだ」「きょう一日生かさしてもろた」と言っていた気持ちを、
実感するようになりました。
まず掃除に始まって、・・・。すべきことを当たり前にできなくては…。
なかなか難しいですわね。
繰り返し繰り返し意識し直さないと、まあいいか~で終わってしまいます。
述べておられました。
私はその言葉を聞いてから気持ちが少し軽くなりました。
いろいろなことに出遭っても修行に比べれば
それほどでもありませんから。
Lukas君、4歳おめでとう!
健やかな成長お祈りいたします。
それは「修行」なんですね。
目的地に向かって運ばれるためのものなのでしょう。
ありがとうございます。
幼稚園の時間が終わると延長保育に預けられ、母の迎えを待って5時半に。
私には子育てにおいてそうした体験がないものですから、ついかわいそうな気もしてしまいます。
たくさんの方に見守られ、本人も楽しんでいるようですから、口をはさむことではありませんね。
本当にカレンダーが残り1枚になりました。
今を大切に生きる。一日一日の積み重ねが大切。
何度も何度も耳にして「わかってますよ!」と思ってはみても、本当はよく分かっていない。
分かってはいるのでしょうが、行動が伴わない、付いて行けてない。
それらを振り返りながら、今年の総まとめに向かって行くのでしょうね。
すべきことはしたとして、手抜きも明日送りも、パス!なんてことも生じますが、
それも一日を上手に回すひと工夫などと思っています。
それが何十年か先、いえいえ何年か先に、どう振り返るか…。
一年を振り返ることも多くなるこの時期だからこそ、意識し直すのだろうと思います。
コロナコロナだけで終わってしまいたくないと思う締めの月になりました。