京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

手紙が残してくれたもの

2022年01月05日 | 日々の暮らしの中で

初めて耳にした5歳児の“英語”。なんてことはない、飼い猫を呼んでいる。「ミリ―ちゃん、come on.」「ミリー、come on.」ってね。このぐらいのことは日常少しずつ増えていると想像はするが、会話の中で自然と口にするのを聞くのは初めてだった。

今日は、日本でお世話になった幼稚園コアラ組の先生からエアメールが届いたという。
「きょうはルー君の誕生日だね」とクラスで話題にしたことが綴られてあったとか。「嬉しいなあ」という娘。

“宛先”にきちんと届く、思いの細やかさがあったということだ。
言葉を味わい、読んだあとに胸に残るのは、心をつつむ人のあたたかさだろうか。送る側、受けとる側。人間って、言葉って素晴らしいなあ。

手紙の言葉が娘に残してくれた感覚の充実。
たった一言の「嬉しいなあ」という言葉に私は思いを馳せ、余韻を味わっている。

                 (Jessieの上で、マッサージのミリーちゃん)

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2 コメント

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ルー君 (Rei)
2022-01-07 20:33:07
海を越えて幼稚園の先生のお手紙、
ルー君日本の幼稚園を思い出されたでしょうか?

遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します、
億劫がらず、なるべくブログ更新もしたいとおもっています。
よろしくお願いいたします。
返信する
海を越えて、Reiさん (kei)
2022-01-07 22:39:23
とても楽しんで通っていましたから、思い出すことはあるようですね。
電話もメールもあるわけですが、やはり綴られた言葉はいつの場合でも一番です。
たくさんの友達に恵まれたおかげですね。
日本とAUSで文通もよいものです。

どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
ゆっくりお休みと思い、遠慮させていただいておりました。
同じことはできませんが、Reiさんからはたくさんの指針をいただきます。
楽しみにしております。
返信する

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