明神川も空気もくれないに染めて

まもなく公開だという映画に誘われて、念頭になかったものだけに思わずタイトルを聞き返してしまった。
「えっ、忠臣蔵!?」 内心の声は言葉にしなかったけど。
「忠臣蔵」はこれまで映画、ドラマ、書籍によらず積極的に見たい、読みたいと思ったことがない。なぜか、どうしても興味がわかない…。では断ったか。いえ、お誘いに乗った。
【大石内蔵助は討ち入りまでの収支を「預置候金銀請払帳(あずかりおきそうろうきんぎんうけはらいちょう)」という帳面に記していた。使われた経費は今の金銭価値では8千数百万円にのぼる。その個別の使途と金額が記録されている】
京都・太秦から生まれた映画、「決算!忠臣蔵」のことが今日の新聞で大きく紹介されていた。
赤穂浪士が討ち入りを果たすまでにかかった“お金”に焦点を当てたコメディ時代劇で、監督・脚本は「殿、利息でござる」の中村義洋氏だと知った。

だからと言って興味がわいたということもないが、これまでにも2度ほどこういうケースがあって、後悔したことはなかった。友の選択眼を信じることになる。自分では選ばないけれど、見終わって心がぽうっと染まればいいのだ。
そんなふうに友人たちによって私の世界もさまざまに広げられてきた。

まもなく公開だという映画に誘われて、念頭になかったものだけに思わずタイトルを聞き返してしまった。
「えっ、忠臣蔵!?」 内心の声は言葉にしなかったけど。
「忠臣蔵」はこれまで映画、ドラマ、書籍によらず積極的に見たい、読みたいと思ったことがない。なぜか、どうしても興味がわかない…。では断ったか。いえ、お誘いに乗った。
【大石内蔵助は討ち入りまでの収支を「預置候金銀請払帳(あずかりおきそうろうきんぎんうけはらいちょう)」という帳面に記していた。使われた経費は今の金銭価値では8千数百万円にのぼる。その個別の使途と金額が記録されている】
京都・太秦から生まれた映画、「決算!忠臣蔵」のことが今日の新聞で大きく紹介されていた。
赤穂浪士が討ち入りを果たすまでにかかった“お金”に焦点を当てたコメディ時代劇で、監督・脚本は「殿、利息でござる」の中村義洋氏だと知った。

だからと言って興味がわいたということもないが、これまでにも2度ほどこういうケースがあって、後悔したことはなかった。友の選択眼を信じることになる。自分では選ばないけれど、見終わって心がぽうっと染まればいいのだ。
そんなふうに友人たちによって私の世界もさまざまに広げられてきた。
厳しい寒さを前にした、心和む光景ですね。
また今年もその季節が来たということなのかしら「忠臣蔵」の映画鑑賞のお誘いが。
それもお決まりのドラマだけでなく、会計や経理の面からあの時代を振り返るのは、面白そうですね。
武士の家計簿など、家庭のやり繰りを通して武家の内情を見詰める。そんな考えが流行っているようでsね。
視野を広げてくれる友人。希少価値がたかいですね。
さて、預置候金銀請払帳..読めません
でした。ふりがながあって
そうなんだ。と分りました。
何も考えないでただ楽しめるのも
良いです。そう思って今日、借りてきた
「マラソン侍」というのを見たら
結構まじめなお話でした。
少し視点をずらせて? どのように描かれるのか楽しみたいです。
人物もストーリーもしっかり頭にはないのですから、いいかもしれませんね。
今、新聞で伊集院静氏の「いとまの雪 親切忠臣蔵」が連載中(267)ですが、
もったいないと思いながら読んでいません。
かたよりがちな思考、嗜好を少し別道へと誘導してくれて、ありがたいことです。
新潮新書で「『忠臣蔵』の決算書」が紹介されています。
京都から江戸へ、討ち入り急進派を抑えるために何度も往復した旅費、滞在費が一番多い支出だそうです。
ほんと、先入観なし、何も考えずに楽しむのはいいですね。
聞いたことあるタイトルでした。「サムライマラソン」では。
面白そうと思いましたが、まじめな話でしたか。
お元気そうだなと拝見しておりました。