雨で一切の予定を変更することとなって…。
昼から、「どこ行くの~?」と3歳児が催促する声が聞こえるのだが、別にどこといってねえ…この3歳児を連れて雨の中…、どこ行こうか~。
で、日本を代表する影絵作家、藤城清治氏の「光と影の世界展」へ行こう~ということになった。過日、京都文化博物館主任学芸員の方の解説を読み、いつかは行こうと思っていた展覧会。
『銀河鉄道の夜』でその昔、子どもたちとファンタジーの世界へ誘われた日が懐かしい。 NHKの「みんなの歌」でも馴染んできただろうか。雑誌で見慣れた作品もある。初期の白黒の影絵から、色がついて、光の絵、「光と影の絵」の世界へ。
新作の題材に、紅葉の清水寺があった。高い本堂の屋根瓦中央に千手観音がいまし、その御威光が広がる構図の中、左右に風神雷神、舞台には小さく牛若丸と弁慶が配置されている。素敵だ。ポストカードでほしいなと思い探したが見つからなかった。ほしい…なあ。
毎年この時期は必ず戦争と平和について考える機会を与えられる。言葉はいらなかった。
『悲しくも美しい平和への遺産』と題した作品のそばに「…雨と涙に濡れながら七日間連続してスケッチした」と作者の言葉があった。千羽鶴が舞いハスが群生する。‘平和への’遺産。強烈な印象を与えられるものだった。
肝心の3歳児は、触りたくなるようでつい手を伸ばす。ダメダメシャワーで少しご機嫌斜め。脳裏に残ったのはどーやら「赤鬼さん」、鬼だった。私の顔が鬼に見えたのだろうか…。
とはいっても、雨は雨なりに上手に過ごされるグランマ。色んな物を見せて上げられましたね。
ファンタジーから日本の歴史物語、さらには平和について考えるところまで……。
三歳児には、つい手を出して触覚を味わってみたい感覚、よーく分かりますがそこはダメダメシャワーですね。
ホメホメシャワーとの使い分けをきっちりしながら、優しく寄り添って残り数日、めいっぱい楽しませ・楽しんで下さいね。スタミナドリンクの力を借りてもでも、元気な姿で……。
確か藤城清治さんは皇后様のお気に入りの作家とか?
触って確かめるって、本来はとても素晴らしい鑑賞法なんでしょうが、こういうところでは許されませんね、残念ですが。可哀そうですがダメダメです。
わかってもわからなくとも、あっちこちいろいろ見せたり聞かせたり、子供たちも連れ歩いたものです。
あのー、私はあまり(ほとんど)ドリンク剤のお世話になったことないのです~。案外タフなんでしょうか…?
そっくりお返しして、お二人のお相手のためにもぜひどうぞ。ご心配ありがとうございます。
健康体なのですね。ありがたいことです。脳も活発に活動していてくれるのでしょうか。
「皇后様のお気に入りの作家」
子供たちが大きくなる過程でも随分と親しんできた影絵です。
そうなのでしょうね、やさしさあふれる皇后様がお好きなのは当然ですよね。あのお声で毎夜読み聞かせ…。こうした世界にも造詣が深いのでしょうね。
手間と時間のかかる細かな作業風景が映像で流されていました。80歳は過ぎていらして現役。素晴らしいことだと驚かされます。
実は、小学生の頃。図書委員をやっていましたw
(似合わないって言わない!!そこ!!)
その時、先生に進められて読んだのがその雑誌。
「詩を書いてごらん」って言われて書いた詩が、なんと入選し、驚いた思い出があります^^
あと、薬局でよく貰ったケロヨンの指人形!!
私はあれが好きで、作者が同じと聞いたのをよく覚えています。このときの先生は、その後、桃子や直子もお世話になりました^^
いや~自分の先生が、子供の先生になると、3者面談とか、微妙っすよ~ww
似合わない?とも言えるし、面白い組み合わせにも思ってしまうし…、やはりみんな純真な子ども時代があるってことで落ち着きます。そうですか図書委員ね~。その話題ではなく『詩とメルヘン』、「詩の入選」ですよね。
そしてケロヨン。薬局(笑)・指人形は知っています。
でも肝心の内容を知らず、娘も知りませんでした。
なんと藤城清冶はカーマニアだったとか。
長いこと同じ学校にお勤めの先生でしたね。濃いご縁ができましたね。微妙だったかもしれませんが。