見渡せば…、木の枝が多く折れふし、庭はポリバケツから竹かごにムシロにゴザ、果ては木製の椅子まで、物置場所に片付けられたおおもの小物取り混ぜて散乱の様、いと乱りがはし、ってところだろう。幸い瓦の傷みも無く、すべては大事に至ることなく台風一過となった。
肌寒かった朝も、久しぶりの太陽がまぶしいほどの一日となる。道を歩いていてもチンチンチンと、鉦叩がよい音色を響かせて鳴き始めている。
熊野本宮大社を目指し、紀伊半島西側を南下、紀伊田辺から中辺路へ入り清姫の墓まで進んだ。この十日には11回目、富田川沿いに熊野の聖域の入り口とされる海尻王子へ、さらにその先、急な登りで汗をかいて尾根伝いの道へ出、高原霧の里に至る約6キロの行程が予定されていた。
ところがこのたびのこの惨状だ。昨夕、旅行社からの電話で今回のツアーは来月送りを告げられた。田辺から先は道路が土砂で寸断、出発地点まで行くことがかなわない。私の熊野古道完歩は来年5月まで持ち越されるが、再び歩き出せることを願って止まない。
「くま行ってるのかなあ」とJessieが思い出してくれるらしい。
いつになくウオーキングに励み、厳しい残暑に負けないようにと体力維持に努めた。
11キロ、12キロを歩いてきたではないか、6キロなんだから頑張れると自らに言い聞かせ、急坂を数回往復するなどして密かに備えてきた私。ま、これはこれでよい。
車窓の風景にも馴染み、これまでの様々な場所が思い出される。「止まない雨」がもたらした相次いだ被害の映像を見るにつけ、なんとも悲しい。
古都京都には大きな被害をもたらさなかった様子、何よりです。
これまで連続10回を見事クリアーして、いよいよ熊野聖域への入り口そして本宮へ。というところでの来年への延期。
少し淋しい気持ちはありますが、改めて来年の挑戦という楽しみも湧いてきますよね。
長丁場ですから、気候がいい時とばかりにはいかないでしょうが、思い立った熊野古道踏破。
来年にまたがっても、是非達成してくださいね。
ウォーキングに励まれたよし、次に備えて頑張ってください。
今まではとても順調でしたね。
長丁場の挑戦、いろいろなことが起きても不思議ではありませんが、
今回の災害はあまりにもひどいでした。
亡くなった方のご冥福を祈り、そして早く復旧しますように。
熊野行きは延期だとか、深刻な被害ですね..。
ウオーキングは順調のようですが、私も続けておりますよ。
体を鍛えることは日々の努力ですね。
ついこの間歩いた道とよく似ているので驚きです。本当に酷いことになったものです。
山の緑が濃くて美しいと讃えらるけれど、実際は人の手が入っておらず、
鬱蒼としているだけの山が多いと、山伏修行をされた語り部さんの話も思い出します。
完歩に向けて歩けるよう、まずは被害を受けた地域の復旧が望まれますね。
このツアーはまたその機会が来たら参加したいと思っています。
自然に恵まれ温暖で…とよいイメージでばかりが先行しがちですが、
日本国土の地形が持つ厳しさも思い知らされたようなことになってしまいました。
復旧への道も多難そうですが、祈りたいです。
この月、青岸渡寺と那智大社参拝のバスツアーに参加したかったのを、諦めたばかりでした。
海や川を見ながら、山中に分け入りと、普段にはない体験をさせてもらいながら
楽しんでここまでやってこれました。
被災地域の少しでも早い立ち直りと復旧を祈るばかりです。
8月終盤は意志薄弱でサボりがちでした。
これまでしたこともないのに、いっきにやり過ぎてしまいました。
おっしゃるように日々継続させていくことが大事ですよね。
距離も時間もグッと落として歩いています、一日おきぐらいです。