京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

はかどって

2016年04月29日 | 日々の暮らしの中で

日差しがあるかと思えばいきなりの雨。
水たまりができていて、中断を余儀なくされていたと思われる上賀茂神社では、揃いのジャンパーを着て背中に「賀茂競馬(くらべうま)」の文字を背負った役員さんたちによる境内の設えも進んでいるようでした。
写真右端にできている直線200mのコースを、2頭の馬が駆け抜けるのはあっという間だとか。沢山の見物客で賑わうのを知って敬遠気味、見たことがありません。なんぞ事にはのこのこ出かけていくというのに、です。


5月5日の競馬会神事のために埒(らち)と呼ばれる柵が設けられています。その埒に巻かれている青柴も青々としていますが、この神事が終わるころには枯れ柴状態です。


一連の神事を終え9日、この埒があきます。取り払われます。「埒があかない」ままでは15日の葵祭りの神事が行えません。
ということで、「埒があく」は、京都起源の言葉の一つです。
コメント (2)
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