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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

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2015年07月20日 | 娘家族 in AUS
日が落ちるのを待っていた。少しだけウォーキングに出ようとしているところに孫娘からの電話が入った。


「小学校のホームページにジェシが載っているから見て!」といきなり学校の名前を告げ始める。「アルバ… って言うの、今すぐ見て。Alb・・はね、A L B・・」「スクールはS C H O…」「スクールぐらいはわかるよ」って私。早口で、事情を説明してくれているのだが、うまく聞き取れない。
通っている小学校のホームページのニュース欄に写真入りで紹介されていた。

学期の最後の日はテーマに沿った「フリー ドレス デイ」となっていて、ゴールドコイン(1ドルか2ドルのコイン)だけを持って登校する。6月26日、この日のテーマは「国民的な衣装」、各自自由に選んでまとい、コインはネパールの地震災害援助のための寄付となった。best dressed prize、こ3人の中に選ばれたのだとか。

例年、こうした学校の出来事などプリントで報告されてきたが、紙の節約を目的にインターネットで見るようにと方針の転換があるらしい。すでに個人の成績をメールで配信する学校があるという。節約志向は大事だが、少し味気ないなと思ってしまった。近々「Year 4…」でも友人と書いたものが掲載されると喜ぶJessie。滞在中にも感じたことだったが、大勢の中にあっても埋もれることなく、さまざまな角度から光を当てて個々を大切にする教育は素晴らしいと思うところだ。

「海の日」と言われても海とは縁も薄いし、暑くて家で過ごしていた。何事もなく終わっていたはずの一日。眠ったような意識も孫の電話一つでにわかに息を吹き返した。脈がしっかり打ち出したようだ。生きているわ。ありがたいこと。
コメント (10)
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