水仙のこぼれ話

         風に揺れる水仙の花から時折余談が零れ落ちてくる

祇園祭の俳句

2014-08-04 | 京の旅



今年の祇園祭は49年ぶりに後祭が再興され、山鉾巡行が従来通りの17日前祭と24日後祭りの2回行われることになりました。私はその両方に行って来ました。祇園祭についての私の俳句をまとめました。

        白座布団屏風祭の奥座敷

                                 肩越しの女の瞳鱧の椀

                

               鉾の稚児十万石の無表情



             どよめきの揺れて船鉾辻廻し

                      電柱に叫ぶ屋根方揺るる鉾

                 

                       甲羅干す祇園祭の神泉苑



         山鉾の行き着く先の組木かな


           大漁や大船鉾の初航海


            鷺踊る児らの真白き祭顔  

              汗染みのくつきり白き赤の紐  

見る方も汗だくのお祭りでした。







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