KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

愛のレバー炒め。

2024年07月21日 | 中華料理
街に出た折、

駅地下の
繁盛店でランチした。

レバニラ炒め定食。

私はレバニラ大好き。

レバニラを食べると
優しかった母を思い出す。

中学1年の時
発熱と同時に黄疸が出た。

北大病院で診てもらうと
「肝臓に問題がある」
との見解だった。

「運動も控えて」と言われ

半年続けた
バレーボール部を
泣く泣くやめた。

その日から母は
週に何回か私のために
レバー炒めを作ってくれた。

最初は独特の風味が
好きになれなかったが

次第に美味しいと
感じるようになり
そのうち大好物になった。

半年ほど

病院に通ううち
症状が改善してきて
黄疸も出なくなってきた。

「治りましたね」と
先生から言われたときは
母と抱き合って喜んだ。

その後も母は
レバー炒めを
作り続けてくれた。

だから、たまに
レバニラを食べると
あの日の光景を思い出す。

母の分骨の日から

父母のことを
思い出すことが多くなった。


私の
黄疸が治ったのは

母が作ってくれた
レバー炒めのおかげと
今も信じている。kyokukenzo

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三者会談。 | トップ | 持つべきもの。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中華料理」カテゴリの最新記事