地図のいろいろ

半世紀も地図作りに携わっていましたので、この辺で振り返って地図を見直してみようかな~・・・。

電子国土サイト

2008-01-29 20:49:36 | Weblog

今日は、私の所属している山の会のハイキングの下見に行ってきました。
グループの人たちを案内するには、下見は欠かせませんね。今日も、標識や分かれ道で躊躇したところが結構ありました。1:25,000地形図には記載してない登山道が結構あります。
持参したのは、国土地理院の「電子国土」を検索して印刷した地図です。
(実は、インクが切れていてカラーに出来ないので取り敢えずグレーで掲載しました。後日切り替えます。)
検索機能を使って、日本地図センターの「電子国土」を呼び出し、必要とする地区の地図を拡大・縮小してから、必要区域を特定して印刷すればいいのです。
縮尺は線縮尺で、かつ余り厳密ではないようですが、ハイキングですからね・・・。
これに、ルートやコメントを入れるには、私は“Illustrator”で地形図を背景データにし、その上に幾つかの別レーヤーで入力します。
現在、地図ソフトは色々でており、どれが便利なのかよく解りません。
追々掲載しながら比較検討していきます。
ちなみに、今回の「電子国土」は正しくは「電子国土Webシステム」と云われ、平成17年3月から、国土地理院が一般公開した新しい仕組みの電子地図のです。
インターネット上で配信されている縮尺1/25000の地図データで、自由に、しかも無料で利用できます。
パソコンでカンタンに取り扱えるし、拡大や縮小が自由にできます。
さらに、この地図には、全国の公共施設の情報が載っていますので、これだけでもけっこうお役立ちです。
オリエンテーリング・マップを作るため、人工情報を削除したり・・・掲載情報の取捨選択も出来ます。
便利になったものです。活用しなくっちゃね。